活動データ
タイム
08:47
距離
20.8km
のぼり
300m
くだり
440m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 沢渡の市営無料駐車場に車を止めて、8時過ぎにアルピコタクシーで釜トンネルへ。タクシーはあらかじめ予約しておきました。 【お天気】 1日目 雪〜曇 2日目 雪〜薄曇り〜晴れ〜曇 【感想/記録】 今回はソロでは無く職場の方とその友人合わせて4名で、上高地で雪上テント泊をしてきました。上高地と言えば言わずと知れた穂高連峰や北アルプスの山々の登山口であり、夏には観光客で賑わう観光地です。冬の上高地は3年目で、最初は徳沢園の冬季小屋に宿泊、2年目は冬季小屋が営業を終了したので河童橋付近で昼食を食べて日帰りで、そして今回は初の雪上テント泊となりました。ちなみに上高地は冬にしか来たことが無く、夏の賑わいは体験していないのです。 釜トンネルを抜けると雪に覆われた世界となりますが、暖冬のため雪がかなり少ないです。除雪がされていない場所に出てもスノーシューを履くほどの積雪はありませんでした。雪が少ない上に雨が降って溶けた雪が凍ったようで、固く締まっておりツボ足でも歩きやすかったです。このため、かなりのハイスピードで行動できました。 歩き始めのお天気は曇りで気温も氷点下でした。まずは大正池に到着し景色を撮影していると、粉雪が舞ってきました。ツボ足で歩けますので、キャンプ地の小梨平入山サクッと到着し、さらに奥の明神まで足を伸ばしました。ここで昼食を食べて散策してから小梨平に到着。4人で二張りのテントをスノーペグを使って設営します。他のパーティーの設営地だったところを再利用させていただき、スノーシャベルで整地後に張り綱を張って無事設営完了です。寒いので一つのテントは宴会と寝る用に、もう一つは荷物置き用にしました。 テントを設営してからは宴会の準備をして、鍋を囲んで運んで来た酒や肴を飲みながら山談義や雑談となりました。途中でテントの外に出ると満天の星空が木立を通して見え、オリオン座や冬の大三角を見ながら星談議も始まり、なんやかんやで夜が更けて10時頃に就寝となりました。朝起きると晴天を期待していたのに、粉雪がチラつく残念なお天気。朝ごはんは鍋を利用して力うどんでした。 朝食後はお天気が回復しに河童橋付近を散策していると、青空のもと焼岳や穂高連峰が見えて上高地で雪上テント泊をした甲斐がありました。テントを干すために梓川沿いに移動してまた穂高連峰撮影していると、だんだんとガスってきました (T_T)。お天気が今ひとつになったので、テントを畳んでまた釜トンネルに向かいました。大正池でまた休息がてら昼食を食べていたら、また粉雪が舞ってきました。穂高連峰もガスが晴れずちょっと残念でしたが、無事釜トンネルに到着しました。 今回は料理上手なシェフ(通称)が参加していたために、美味しい肉野菜入り餃子鍋を食べながらの宴会と、翌朝も力うどんをたらふく食べたために、帰ってから体重を計ると体重が増えていました。めでたしめでたし、では無く明日からトレーニングをして体重を減らす羽目に (´Д`)。ザックの重さはかなりのものでしたが、やはり水平移動では運動量が足りなかったのか、摂取カロリーが多過ぎたのか、2日目はザックが軽くなり移動距離も少なかったのか?山へ行って体重が増えたのは初めてでした orz 。 今回のために冬用のシュラフ、ナンガのオーロラ900DXロングを使用しました。スペックは快適使用温度は-22℃まで、使用可能限界温度は-37℃まで、撥水素材を使用してシュラフカバーが不要です。暖冬の上高地ではさすがにオーバースペック気味で、ダウンジャケットを着ていたせいもあり暖かく過ごせました。しかし重量が1570gもありかなり容量も大きいので、思いっきりコンプレッションサックで圧縮しましたがそれでもザックの中身を圧迫しました。 テントシューズも初めて使用しましたが、いちいち靴を履かずテントの出入りができるので便利でした。シュラフの中に履いたまま寝ましたので足下も暖かかったです。 容量が70リットルの冬用防水ザック、マウンテンハードウェアのサウスコル70はザックがタイトな造りのためか、何かと増える雪山用の荷物と水や宴会用の食材でパンパンになりました。容量が意外に少なく荷物があまり入りませんでした。 【注意点】 釜トンネルには照明がありませんのでヘッデンが必須です。昨年はヘッデンの電池が切れかかって光量が弱く、iPhoneのライトを使ってピンチを切り抜けました。手元を照らせる手持ちのLEDライトがあるとさらに便利です。 テントができるキャンプ地は小梨平周辺で、ここにはペーパー完備のトイレがあります。テントの設営はトイレの近くが無難でした。少し離れたところで設営したら夜にトイレから戻ってくる途中で迷子になりかけ、危うく遭難しそうになりまた ;^_^A。 氷点下の世界ではペットボトルの中身、水、食料などあらゆるものが凍ります。凍ってはマズイものは予めシュラフな中に入れるなどの対策が必要です。 【コース状況】 今年は雪がかなり少なく雪は固く締まっており、トレースもあるのでスノーシューはほぼ要りませんでした。トレースが無い場所へ行くにはスノーシューやワカンがあったほうが無難です。この後のお天気次第では積雪が深くなることもあり得ます。危険なポイントは釜トンネルの中が一部凍結していました。釜トンネルやその先の道路は工事用車両が通過するので注意が必要です。
活動の装備
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)South Col 70 OutDry
- バーグハウス(berghaus)チベッタ ジャケット
- サロモン(SALOMON)BRILLIANT PANT UNION BLUE
- オリンパス(OLYMPUS)OLYMPUS標準ズームレンズED12-40mmF2.8防塵防滴マイクロフォーサーズ用M.ZUIKOED12-40mmF2.8PRO
- キーン(KEEN)メンズ WINTER PORT 2
- サーモス(THERMOS)山専用ステンレスボトル FFX-500
- モンベル(mont-bell)GORE-TEX アルパインスパッツ
- エキスパートオブジャパン(EXPERT OF JAPAN)HS スノーシューズ
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