活動データ
タイム
08:53
距離
17.5km
のぼり
1901m
くだり
1934m
活動詳細
すべて見る「手箱山に氷室あり」-宝暦2年(1752年)の郷土資料『寺川郷談』の一説には、手箱山の氷室から氷を取り出し、藩主に献上したということが記されています。 その記述をもとに地元住民が氷室を再現し、開催されるようになったのが「氷室まつり」です。 毎年7月の第2日曜日に氷室に詰めて保存していた氷を登山隊が掘り出し、その氷は会場まで運んで皆にふるまいます。 本川神楽や本川若衆太鼓のアトラクションやゲームなどで楽しみながら、本川キジ肉と牛肉のバーベキューやシシ汁などの地場産品も味わうことができます。 先日、楢原山で知り合った丹下さんのお誘いで、手箱山氷室の氷詰めに参加する事にしました。 締め切りを過ぎていましたが、丹下さんが頼んでくれて、何とか当日参加ですf^_^;。 前から気になっていたイベントなのですが、力持ちの男の仕事みたいなイメージがあり、軟弱者には大丈夫かなと不安でもあります。 4時半に自宅を出て現地に向かいますが、本川あたりから雪になりました。 6時過ぎに公民館に到着。 何を持っていけば良いのか聞きながら準備します。 6時半、バスに乗車。 大瀧に向かいます。 説明を聞き、ビニールに入ったおが屑をザックに縛ります。 7時過ぎ、登山開始です。 ここから氷室のところまで2時間半程かかります。 雪はありますが、氷室までアイゼンは必要ありませんでした。 氷室の場所で荷物を降ろし、麻袋を持って氷を切り出す沢に向かいます。 この時にアイゼンを付けました。 沢までは感覚的に15分程です。 沢に着くと氷の切り出しをしています。 いやあ、かっこいいです。 女の子も頼もしい!。 麻袋に氷を入れてもらい、さあ運びます。 この麻袋、安物なのか(失礼)ちょっと弱い。 紐を持って引っ張ると切れそうで、口を持つと握力がいる。 結局は肩に担いだ方が楽なようです。 たくさん運ぶならやっぱり背負子持参ですね。 これを2回程繰り返し、前半終了です。 お昼は猪鍋。 猪肉は苦手てしたが、それなりに食べました^_^;。 尾崎さんがソバをくれたので、さらに美味しくいただけました。 ありがとうございます。 午後からは全員参加で、大きな氷を引っ張ります。 登りもあるので大丈夫かと思いましたが、皆で力を合わせると運べるものですね。感動です。 目標の1トンには足りませんでしたが、888Kgという末広がりの氷が氷室に収められました。 良い氷は青い色なのだそうですが、今年は気温が高かったので、そのような氷はなかったとか。 7月氷室祭りに少しでも残っているよう、祈るばかりです。 初めてのボランティア的登山。 あまり力にはなれなかったですが、参加してみて本当に良かった。 山ガールや子供達も頑張って運んでる。何だか感動(/ _ ; )。 いつもとは違う達成感のある手箱山でした(^-^)/。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。