植村直己が愛した山へ☆但馬の名峰・蘇武岳を歩く

2018.10.08(月) 日帰り

活動データ

タイム

05:38

距離

10.1km

のぼり

879m

くだり

881m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 38
休憩時間
1 時間 28
距離
10.1 km
のぼり / くだり
879 / 881 m
2 46
2 43

活動詳細

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加藤文太郎がいかなる人か、実はあまりよく知りませんでした。今回の山行をきっかけに調べたくらいです。お恥ずかしい! 植村直己は誰でもよく知っている、世界を股にかけて活躍した登山家であり冒険家ですね。 そんなお二人が少年期からよく登った、愛すべき故郷の山が蘇武岳。 これはどんな山かぜひ歩いてみたい!というわけで、今回は蘇武岳に登ってみることにしました(^^) コースは道の駅「村岡ファームガーデン」から大糠コースをピストンすることにします。 蘇武岳はたくさんのルートがあるんですが、一番一般的でシンプルかなー、なんて思ったからです。…というのも、実は2日前の土曜日の仕事中、左膝を痛打!パンパンに腫れて痛みが引いてなかったんです(ToT)骨は大丈夫そうだし、強めの打撲くらいならなんとかなるだろー。生きてるし、歩ける!(^^) 天気予報は晴れなんですが、空は分厚い雲に覆われています。そして濃霧注意報! この時期、北播・丹波・但馬という地域はとにかく霧が多い。仕事で毎日丹波まで来てるんですが、早朝はホント毎日霧です。 登山口は道の駅の裏手、大糠神社のところです。 神社からほんの少しだけコンクリの坂道を上り、林道を右に入り、左の斜面から山に取り付きます。 よく整備された緩斜面をのんびりと歩く。 金土の雨のせいか地面はウェット。でも台風の影響はあまりなかったようですね。倒木や折れ枝もほとんどありませんでした。 季節柄花はほとんど見かけませんが、キノコはそこかしこに見ることができます。 麓から自然林なんですねー☆霧のせいもあるのかもしれませんが、瑞々しく神聖な雰囲気が漂います。 登山道は整備が行き届いており、マーカーや標示板もたくさんあるので、道に迷うようなことはありません。 一合目を過ぎて、「左二合目迂回路」の標示。左に進んでみます。 二合目を過ぎて三合目へ。合間は大体15分程度でしょうか? 三合目の手前でYAMAPの地図を確認すると…あれ?赤線ルートから全然外れてる!? でも地図付き標示板でも、今歩いているコースが大糠コースと記載されているし、しっかりした確かな道なので、こっちが大糠コースの本線だと思います。北側の尾根を登って行くルートです。 じゃあ地図の赤線は?んー、下りに確認してみましょうか(^_^;) 五合目あたりからは斜面がキツくなってきます。 実はこの整備されてベタベタにフラットな中斜面というのが、一番苦手なんです!(>_<)当然緩斜面なら問題ありません。急斜面でも岩やら木の根やらを乗り越え乗り越え、岩を掴み木を掴み登って行くのは逆にウェルカム(^^)ただこのベタベタのダラダラ坂道がホントに辛い! アキレス腱もふくらはぎも伸びきって、体が重くて全然進まない!平気な人は全然平気でしょうし、難しい技術は何にも必要ないんですけど、とにかく好き嫌いの問題でしょうね(^_^;)あー、しんどい! 六合目、七合目と厳しい上りが続きます。七合目でようやく展望が!ほとんど霧に煙ってますが… 薄日も射してきて一安心!と思ったら…八合目あたりで小雨が降りだす!(>_<) でも豊かに茂った木の葉の下にいればほとんど濡れることはありません。 すぐ止みそうだし、いいタイミングなので木の葉で雨宿りしながらしばし休憩(^^) 雨が止んだら雲の切れ間に青空も出てきました。優しい陽の光も感じられます。 八合目を過ぎて斜面が開けたら、アスファルトの車道に出ます。車道を右へ進むとすぐに展望台。 軽トラを4〜5台止めて、7〜8人の作業服の御仁が景色を眺めていたので行ってみる。 わぁー!絶景! 霧に煙る山並みに街並み。谷間や街並みから湯気のように霧が立ち上り、低い雲が眼下に広がります。 しばらくぼぉーっと眺める。飽きないなー(^^) 展望台から車道を渡って左に斜面を上って行くと九合目です。この辺りまで来ると高原地帯なので緩斜面。 展望台から15分ほどで蘇武岳山頂に到着*\(^o^)/* ですが、ガスガスガス!真っ白!残念ながら展望はゼロ!晴れてたら360度パノラマなんだろーなー。残念! 少し粘ってみるも全くガスが晴れることもなさそうだし、お腹も空いたので展望台まで戻って昼食にします。 展望台の東屋で昼食。久しぶりにイスとテーブルのある食事(^_^;) ガスで真っ白、展望ゼロの中、いつも通りの雑な昼食をとっていると…おー!晴れてきたー! 食後のコーヒーをいただきながら絶景を満喫!雲も晴れて下界がキレイに見下ろせます。右の奥には雲間に青々とした日本海!氷ノ山は雲の中かぁ。 幸せな時間をたっぷり満喫できたので下山しましょう! 五合目まではピストン。五合目を過ぎていよいよ赤線ルートの謎を解く! とりあえず赤線通りに林道を下る。ところがしばらく歩くと林道も赤線を外れる。できるだけ赤線に沿って歩こうと、道なき道を下ったりもしてみましたが、結果林道に突き当たる。結局最後の最後までダラダラと林道を下るハメに…(>_<) 失敗やー!ふつうにピストンすりゃよかったー! 下れば下るほどいい天気(^_^;)道の駅に戻る頃には気温もぐんぐん上がって夏が戻ってきたみたい。 今日の下山即温泉は養父市八鹿の「とがやま温泉天女の湯」。車で20分ほどの移動。氷ノ山の帰りにも寄ったので、2度目の来館です。 ぬるめのお湯で長湯するのが好きなんですが、ここの湯加減は若干ぬるめで好みです。今日も長湯(^-^) さらにR9を車で20分。今日の地元ラーメンは朝来市和田山の「らーめん格別ヤ」。 デフォの格別ラーメンは背脂系醤油ラーメン。メニューをしっかり見ないまま、格別ラーメン(並)+焼飯(中)を注文。しまった!ラーメン(大)+焼飯(小)にすればよかった!激しく後悔… 好みの味、好みの麺で美味しくいただきました。次回は豚骨醤油に焦がしにんにくのこってり黒とんこつを食してみたいと思います(^^) さて蘇武岳ですが…山頂からの展望がなくて残念でした。加藤文太郎や植村直己がなぜこの山を愛したか…?その本当の意味を感じ取るとこまでは正直できませんでしたが、瑞々しい神聖な森と、霧に煙る美しい景色を堪能できて大満足です!☆ いつか経験と技術と人間力を磨いて、この山の本当の素晴らしさを感じ取れるようになりたいものです。 花の季節にぜひもう一度訪れたいと思います(^-^)/

蘇武岳 道の駅「村岡ファームガーデン」から出発です。大糠コースをピストンする予定。
道の駅「村岡ファームガーデン」から出発です。大糠コースをピストンする予定。
蘇武岳 立派な但馬牛!
立派な但馬牛!
蘇武岳 観光案内所もあります(^^)
観光案内所もあります(^^)
蘇武岳 登山口でルートを確認☆
登山口でルートを確認☆
蘇武岳 大糠神社で山行の無事を祈願しますm(_ _)m
大糠神社で山行の無事を祈願しますm(_ _)m
蘇武岳 社の造りがステキすぎて、マジマジと見つめてしまいました(^_^;)
社の造りがステキすぎて、マジマジと見つめてしまいました(^_^;)
蘇武岳 ヤマハッカ
ヤマハッカ
蘇武岳 ツリガネニンジンかな?
ツリガネニンジンかな?
蘇武岳 少しばかりコンクリ道を歩きます。
少しばかりコンクリ道を歩きます。
蘇武岳 林道に入って…
林道に入って…
蘇武岳 ここから山に取り付きます。
ここから山に取り付きます。
蘇武岳 青空出てきた!(^-^)
青空出てきた!(^-^)
蘇武岳 一合目は秋の気配。
一合目は秋の気配。
蘇武岳 瑞々しい森。神聖な雰囲気が漂います。
瑞々しい森。神聖な雰囲気が漂います。
蘇武岳 二合目です。だいたい合間は15分程度。
二合目です。だいたい合間は15分程度。
蘇武岳 青空と濃霧注意報(^_^;)
青空と濃霧注意報(^_^;)
蘇武岳 UFOです。いや、キノコです。
UFOです。いや、キノコです。
蘇武岳 三合目。林道を渡って進みます。
三合目。林道を渡って進みます。
蘇武岳 YAMAP無料地図の赤線ルートからは完全に外れてますが、案内標示も青線なので正規ルートだと思います。下りで赤線を辿ってみようと思います。
YAMAP無料地図の赤線ルートからは完全に外れてますが、案内標示も青線なので正規ルートだと思います。下りで赤線を辿ってみようと思います。
蘇武岳 鹿の食害ですかね?樹皮が剥がされてます。
鹿の食害ですかね?樹皮が剥がされてます。
蘇武岳 四合目です。
四合目です。
蘇武岳 五合目です。この辺りから斜面がキツくなる。
五合目です。この辺りから斜面がキツくなる。
蘇武岳 キレイに間伐された杉の植林帯を進む。でもかなりの急斜面!(>_<)
キレイに間伐された杉の植林帯を進む。でもかなりの急斜面!(>_<)
蘇武岳 六合目です。この辺りから続く、整地されてベタベタにフラットな中斜面が大の苦手!(>_<)もう体が重くて全然進まない(T-T)
六合目です。この辺りから続く、整地されてベタベタにフラットな中斜面が大の苦手!(>_<)もう体が重くて全然進まない(T-T)
蘇武岳 急登が続きます!
急登が続きます!
蘇武岳 展望が開けました(^^)まだまだ霧は晴れませんねー。
展望が開けました(^^)まだまだ霧は晴れませんねー。
蘇武岳 七合目です。薄っすら日差しも…
七合目です。薄っすら日差しも…
蘇武岳 明るくなってきた(^^)森が輝いてる!
明るくなってきた(^^)森が輝いてる!
蘇武岳 …と思ったら小雨(>_<)すぐ止みましたけど。
八合目まで来ました(^^)
…と思ったら小雨(>_<)すぐ止みましたけど。 八合目まで来ました(^^)
蘇武岳 車道を右へ進むと展望台です。
車道を右へ進むと展望台です。
蘇武岳 展望台です。
展望台です。
蘇武岳 うわー!絶景!霧の切れ間に景色が広がり神秘的。
うわー!絶景!霧の切れ間に景色が広がり神秘的。
蘇武岳 あー、ずっと眺めてたい。
あー、ずっと眺めてたい。
蘇武岳 雲の上に浮いてるような気分です☆
雲の上に浮いてるような気分です☆
蘇武岳 山頂には展望台から橋を渡って左へ進みます。
山頂には展望台から橋を渡って左へ進みます。
蘇武岳 九合目です。高原地帯なので上りは穏やか。
九合目です。高原地帯なので上りは穏やか。
蘇武岳 蘇武岳に到着*\(^o^)/*
皆さまのレポでよく見る風景…ガッスガスです!
蘇武岳に到着*\(^o^)/* 皆さまのレポでよく見る風景…ガッスガスです!
蘇武岳 とりま三角点タッチ。
とりま三角点タッチ。
蘇武岳 せっかくの表示も展望は全くナシ!(>_<)
せっかくの表示も展望は全くナシ!(>_<)
蘇武岳 山頂は草原の小広場。晴れてたらおそらくパノラマ展望!残念!
山頂は草原の小広場。晴れてたらおそらくパノラマ展望!残念!
蘇武岳 展望台まで戻って昼食にします(^^)
展望台まで戻って昼食にします(^^)
蘇武岳 テーブルにイスの昼食なんて久しぶり(^^)展望があれば最高なんだけどなー。ガスで真っ白(^_^;)
テーブルにイスの昼食なんて久しぶり(^^)展望があれば最高なんだけどなー。ガスで真っ白(^_^;)
蘇武岳 …と、食事してる間に晴れてきました!(^o^)
…と、食事してる間に晴れてきました!(^o^)
蘇武岳 素晴らしい景色!画像の右奥には青々とした日本海が見えました☆
素晴らしい景色!画像の右奥には青々とした日本海が見えました☆
蘇武岳 氷ノ山は雲の中。
氷ノ山は雲の中。
蘇武岳 贅沢なひと時。幸せ…
贅沢なひと時。幸せ…
蘇武岳 さあ、下山しましょう!
さあ、下山しましょう!
蘇武岳 急坂下りはいつも通りの小走りで。
急坂下りはいつも通りの小走りで。
蘇武岳 一本だけ真っ赤。そういう木なのか?
一本だけ真っ赤。そういう木なのか?
蘇武岳 道の両サイド、イワカガミの葉だと思うんだけど…これが一斉に咲いたらさぞキレイだろーなー。
道の両サイド、イワカガミの葉だと思うんだけど…これが一斉に咲いたらさぞキレイだろーなー。
蘇武岳 下れば下るほど天気がよくなる(^_^;)
下れば下るほど天気がよくなる(^_^;)
蘇武岳 ここから地図の赤線ルートに入ってみます。林道歩き。
ここから地図の赤線ルートに入ってみます。林道歩き。
蘇武岳 んー、ひたすら林道か…?
んー、ひたすら林道か…?
蘇武岳 赤線通りの道がない!仕方なく道なき道を行く。
赤線通りの道がない!仕方なく道なき道を行く。
蘇武岳 ひたすら林道を歩き続けていると標示を発見!三合目辺りかと思ったら一合目!?あら、下りちゃった(^_^;)
ひたすら林道を歩き続けていると標示を発見!三合目辺りかと思ったら一合目!?あら、下りちゃった(^_^;)
蘇武岳 ゴールが見えてきました!
ゴールが見えてきました!
蘇武岳 カタバミ
カタバミ
蘇武岳 ミズヒキ
ミズヒキ
蘇武岳 ゲンノショウコ
ゲンノショウコ
蘇武岳 キツネノマゴ
キツネノマゴ
蘇武岳 ツユクサ
ツユクサ
蘇武岳 再び大糠神社へ。無事の下山を報告します。
再び大糠神社へ。無事の下山を報告します。
蘇武岳 無事下山!連休最終日でお客さんいっぱい!
無事下山!連休最終日でお客さんいっぱい!
蘇武岳 今日の下山即温泉は養父市八鹿の「とがやま温泉天女の湯」。ぬるめで長湯好きにとっては最適な湯加減(^^)村岡ファームガーデンからは車で20分ほど。
今日の下山即温泉は養父市八鹿の「とがやま温泉天女の湯」。ぬるめで長湯好きにとっては最適な湯加減(^^)村岡ファームガーデンからは車で20分ほど。
蘇武岳 今日の地元ラーメンは朝来市和田山の「らーめん格別ヤ」。天女の湯から20分ほどです。
今日の地元ラーメンは朝来市和田山の「らーめん格別ヤ」。天女の湯から20分ほどです。
蘇武岳 デフォの格別ラーメンをいただく。背脂系醤油です。好きな麺で好きな味(^^)次回は豚骨醤油に焦がしにんにくのこってり黒とんこつを食べてみたい♪
デフォの格別ラーメンをいただく。背脂系醤油です。好きな麺で好きな味(^^)次回は豚骨醤油に焦がしにんにくのこってり黒とんこつを食べてみたい♪

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