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武甲山_双眼鏡で八王子さがし

後藤文蔵さん YAMAP Meister Gold

  • YAMAPマイスター:ゴールド
  • 自己紹介:未記入
  • 活動エリア:
  • 性別:男性
  • 生まれ年:
  • 出身地:
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:中級者
  • その他 その他

武甲山・伊豆ヶ岳・子持山

2016/04/29(金) 13:18

 更新

武甲山_双眼鏡で八王子さがし

公開

活動情報

活動時期

2016/02/11(木) 08:55

2016/02/11(木) 14:42

アクセス:150人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 978m / 累積標高下り 995m
活動時間5:47
活動距離6.75km
高低差796m

写真

動画

道具リスト

文章

関東平野から遠望するのは富士山。でもそれは別格。その手前に端座する大室山。南方に丹沢山系の大山、そして北方の奥秩父の武甲山が威張って見える。
文蔵は、自宅からいつも三角オヤマの武甲山を見ている。あのてっぺんから八王子を見たいと思って久しい。これまで2回登ったが、天候が良くなかった。だから、この冬にいこうと計画を持ち込んだのは2週間前である。(結果的に八王子探しは、次回テーマに持ち越しです)
建国記念の日にHMCメンバー5人で武甲山に登ることになった。降雪のために車のアクセスがダメかと思ったが、道路は除雪してあり一の鳥居まで問題なかった。徒歩で片道1時間余りが短縮できたのではないか。車は駐車場に15台ほどで夏タイヤの車5台くらいは舗装道路の端に置かれていた。それにしても無風で雲一つない快晴に恵まれた。
8人組が車道を妻坂峠に向かっていき、結構多くが大持山-小持山-武甲山の周回ルートに挑むことがわかる。武甲山を直登する我々はその反対をめざす。雪氷で滑りやすい舗装道を進み、15分ほどして生川のイワナ養魚場を過ぎる。しんしんと冷えても歩行で熱くなり、25分で小憩をとって快適服装に整える。その沢の反対側にかかる木橋がシラジクボからの下山道の場所である。作業用林道を左に分け、その登山口を右上に登っていく。すぐに18丁目の不動滝に至る。水場は玉状のつららが堆積していて、冷たい水が五臓六腑にしみる。
何度も溶けた雪が固まって滑るので、やむなく小憩してアイゼンを装着した。このコースはずっと杉林でおおわれて静寂である。その先の大杉の広場でまた休息をとる。それほどに見事な大木なのだ。それぞれが大杉に手をあて、その武甲の御神木から慈しみを受けるように抱かれる。アイゼンが小気味な雪音を鳴らしても、無口になって歩行を続けるしかない。そしてCT通りに頂上手前の十字路に至る。その右手上に荘厳な神社が見えている。さっきから空の青さに手が届きそうな高度感をうれしく感じていたのだ。鳥居を過ぎて社殿に詣でて、並んで写真撮影を済ませる。そして裏手に登って頂上をめざす。鐘撞堂を過ぎて右上の第2展望台に至り、柵に沿って左に斜上すると武甲山頂上の第1展望台である。標高1295.4m。小さな広場に標柱と展望方位盤がある。柵の下は切れ落ちて広大な石灰岩採掘場が伸びている。
文蔵は鉄柵を越えて高みに登っていくが、双眼鏡はまるで役に経たなかった。昼前の地平線はしろくかすんで遠望できず、さらに南面の樹林が邪魔だった。帰宅して広域地図を参照すると、八王子方面は樹林帯の中にあったのだ。つまり、武甲山頂上からは八王子は見えにくいのである。=結論は、「冬場の早朝に双眼鏡を持参して大持山頂上に登れば、おそらく八王子を探せるだろう」ということだ。
山座同定するも樹林で富士山が見えず、北アルプスが判然としなかった。それでも指呼の距離に両神山、威風堂々の白き浅間山、上信越の山並み、谷川連峰から赤城山、そして日光連山に続いている。その頂上広場の鉄柵を背にして5人が並んで昼食を広げる。小1時間に20名くらいの登山者が笑顔をして登ってくる。彼らは等しく御嶽神社の加護を受けて、神の子のように踊っている。本当に幸福そうである。無風の晴天に山座も人も輝いている。
同じ隊列で下山に向かう。シラジクボの鞍部まで半分以上が夏道なのでアイゼンを外して高差200mをくだる。正面に雪の深そうな小持山・大持山が伸びている。そして対向者が多いことに驚く。鞍部から生川方面には、2人のトレースしかなかった。ながい樹林帯をトラバースする、左下の急斜面に足がすくんでしまう。雪面の足場は、踏み抜くことが多いので慎重になる。そして直下の林道に足跡が見えれば安全地帯である。石柱と看板があり、3分の距離なので持山寺跡を見学しようとなった。長七郎伝説のある静かな樹林帯である。林道を越えた雪の急斜面で、突然に隊列が乱れる。競うように適当な斜面・コースを選んで、節操なく下山を急ぐのだ。みんなが薄暗がりの樹林帯スキーを楽しむようである。そして、最初に休息した山道に出て無事下山の歓喜を味わう。山行の好印象を語りながら、その先でアイゼンを外せば、やり遂げた幸福感にやさしく襲われる。
文蔵はあと何回かは武甲山に登るだろう。展望の利く大持山の周回ルートから武甲山頂上をめざそうとする。春を迎えたカタクリやニリンソウのかわいい写真を撮りたいだろう。あるいは武甲山直登ルートで全丁目石の写真をカメラに収めようとするだろう。

まご「おばあちゃん。武甲山にだれと登ったの?」
ばば「うーむ。ムコ(武甲)さん」・・・拍手喝采!

(コースタイム)
八王子北口郵便局前 655⇒ 道の駅_芦ヶ久保 810~30⇒ 一の鳥居P 840~55→ 登山口分岐 925→ 不動滝 930→ 御嶽神社石柱20丁目 940→ アイゼン装着 945~55→ 大杉の広場32丁目 1020~30→ 御嶽神社52丁目 1115→ 頂上 1120~1215→ 十字路 1220→ シラジクボ 1250~1300→ 持山寺跡 1335~40→ 山道分岐 1410→ 駐車場 1430~45⇒ 道の駅 1455~1505⇒ 八王子 1640

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