活動データ
タイム
08:43
距離
9.3km
のぼり
1394m
くだり
1392m
活動詳細
すべて見る1泊2日で、新潟の秘境、銀山平にある荒沢岳に、会社の山岳部のメンバーと2人で行って来ました。 結論から言うと、荒沢岳は、今まで登った山で、一番ハードな山でした。 登山口から、前山山頂まではほぼ直登、まずここでかなり足を削られます。その後、2つほどピークを越えますが、ここも意外に足を削られます。 そして前嵓(まえぐら)、荒沢岳の核心部と言ってもいい、ここではさらに緊張が加わり、いつ終わるのか分からない、鎖と梯子の連続です。 ここを終わった時点でかなりの疲労困憊状態。降りてきた方に、あとは稜線を登って1時間ぐらいだよと言われましたが、そんなことは全くなく、この稜線、優しい稜線というよりは直登りに近く、ここでもかなり足を削られます。 頂上手前は、ほぼ崖。前嵓に隠れてあまり話題に上らないような気もしますが、そんなことはなく、ふらふらの状態で結構厳しい登りをクリアして、念願の山頂。 とはいえ、さすが荒沢岳に来るのは上級者ばかり。 テン泊装備の重いザックの方達や、足の速い夫婦。 極めつけは、山のメンテナンスをされている初老の方は、草刈り機とザックを抱えて、山頂までの笹を狩りながら登頂され、下山も我々をあっさり抜いていく健脚と、自分の体力のなさ、未熟さを痛感しました。 下山後は、銀山平の村杉で、温泉と美味しいご飯を頂き、ゆっくりしました。 本当は、土曜着で、日曜に登るつもりでしたが、天気がいまいちかもという事で、急遽、土曜に登りましたが、疲れを考えると土曜で正解でした。 日曜は、奥只見ダムを内部見学できて、いいクールダウンで、最高でした。 とても大変な悪沢岳でしたが、来週には鎖を外して冬支度、春まで登山は出来ないようになるようです。 体力と自信がついたら何年後かにはまたチャレンジしたい山でした。
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