紀伊半島遠征二日目 和歌山・烏帽子山

2018.10.14(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 30
休憩時間
10
距離
5.4 km
のぼり / くだり
806 / 815 m
52

活動詳細

すべて見る

大杉谷・七ツ釜滝&大台ヶ原下山後は、続けて和歌山・烏帽子山へ!!  烏帽子山は、岩崎翁の著書・新日本百名山に入った山だ。なかなか登る機会がなく、後回しにしてきた山だったのだが、単独で登るには、ちと物足りなかった。今回、1日で大杉谷=和歌山、大台=奈良→車で移動→烏帽子=和歌山と繋ぐことで、紀伊半島を大満喫できるではないか!なおかつ、明日の登山も、行っていない山が追加できる。さいこ~~♪♪  大台ヶ原からひた走ること、2時間半程度。途中で15分の仮眠をとり、登山口に到着だ。  本来の予定では、那智側からの入山予定であったが、時間やコース状況を考え、高田側からのルートに変更した。こちらの方が大台ヶ原からは近いし、温泉も近い。日の入り時間までに下山したいし……。本来は、那智の滝巡りをしたかったのだが、台風で沢筋は荒れていることも懸念されるし……。  で、ルート変更。まず、登山口の看板を見て、【烏帽子岳山頂より陰陽の滝方面へは、登山道崩落のため下山できません】とある!!こっちを選んで良かった!  が、安堵したのもつかの間……。俵石集落跡から、まさかのルートチョイスミス。①新宮山の会の標識ルート、②新日本百名山ガイドブックの地図、③YAMAP、と3パターンのコースがあったが、②のガイドブック=尾根直登ルートを行って、③で降りる、ちょっと周回コースを選んだ。が、俵石からの尾根の直登………。最初は赤テープや標柱っぽいものがあったが、だんだんと道はシダ薮の中に……。あっという間に道はなくなり、急斜面の植林&シダ薮をかき分けて登る修行となる。確かに、所々で昔は道だったっぽい踏み跡が分かるが、今ではほとんど使われていない道……。蜘蛛の巣もいっぱいだ。どうやら、昔はあった②ルートは廃道みたい。まぁ、尾根を登り詰めれば正規ルートに合流するのは分かっているので、時々YAMAPやコンパスを確認し、壁のような尾根をガシガシ登っていく。途中からはシダが薄くなり、若干登りやすくなるが、このルート、お勧めできません。  何とかコルにて正規ルートと合流。ここからはまずまず快適な登山だ。ロープのかかる急斜面も数カ所あり。2カ所ほど、岩場から南側の展望も得られる。  最後はしんどかったが、無事に1316山目、烏帽子山に到着。山頂は、新日本百名山の看板はあるが展望はなし。帽子岩まで足を伸ばすのは、また今度やなぁ、途中で展望あったし、日暮れ近いし。  10分ほど休憩し、行動食を摂りながら、数ページのプチ読書。今回持ってきたのは、中山七里さんの【さよならドビュッシー】。連続殺人鬼カエル男を今月初めに読み、すっかりはまってしまい、現在中山七里さん6冊目。  読了半ば前だったが、下山途中で、ふと本作のオチ・犯人に気づくという、これも何とも不思議なオチ(登山中にミステリーのオチに気づくのは初体験!!)。今思えば、那智(ナチ)だけに、オチに気づいてしまったというオチか?!これでテンション上がり、56分で無事下山!!薄暗い17時半であり、何とかヘッデン使用前に降りられた。この緊張感も、結構たまらん、くせになる。  ちなみに、③のYAMAP赤線は、登山道がない所を通っている。まあ、①の新宮さんの標識が随所にあって頼りになるので、高田側のコース利用者は要注意だ。  下山後すぐに雲取温泉(¥500)に直行。登山口のすぐ近くに温泉あるのは、非常に助かる♪♪雰囲気良く、しかもシャンプーやボディソープもついている♪    温泉パワーで体力も回復。ちなみに、新日本百名山、これで91山目。本日行った七ツ釜滝が百名瀑91個目。狙ったわけでないけど、不思議な一致だ。これもやはり、ナチのオチカラなのか……。  明日は、予定にはなかったが、大峰の八経ガ岳と行者還岳か、和佐又経由で大普賢岳のいずれかを登ろう……。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。