丹沢表尾根、大山縦走：大倉Up、七沢Down

　車のない生活がかれこれ2ヶ月。まぁ結構やって行けるもんだ😅。 　でも…電車バスで行ける丹沢、奥多摩、高尾以外の紅葉ハイクは今年は断念せざるを得ないと諦めた😢。 　ここのところ奥多摩方面ばかりに足が向かっていたし、天気の動向で、今回は丹沢方面に行く事にした。 　“丹沢に始まり丹沢に終わる”と言われるように、丹沢は初心者に優しいルートもあれば、熟練者を満足させるルートもある。全ての山好きを満足させ得る素晴らしい山域だ👍。 　僕の場合、丹沢デビューは大山からだったかな。そして塔ノ岳に手を伸ばし、それから徐々に西丹沢方面に足を伸ばして行った。 　今月に入って、僕の休みと天気がなかなかマッチせず、チョットいらいらしていた。 　今日だって、お日さまが顔を出してくれそうな所を探していたら、何とか丹沢の塔ノ岳辺りだけが良さげな予報だった💦。 　家を出る時は小雨🌂が降っていたが、天気予報（てんくら）を信じて家を出た。 　新宿駅で乗り換えた小田急線の車窓にも☔の筋が入る。 “マジかよ😅。合羽は着たくないよぉ。”とビクビクしていたが、電車が神奈川に入る頃、徐々に☁が晴れてきた😊。 　 　渋沢駅から大倉行き6時48分発の始発バスに乗り込む。乗客7人はみな登山客で終点大倉で降りた。 【大倉尾根】 　支度をして7時20分過ぎに大倉バス停を出発した。 　今日は大倉尾根➞塔ノ岳➞表尾根（烏尾山➞三ノ塔➞二ノ塔）➞ヤビツ峠➞大山➞日向薬師 を予定している。 　大倉尾根は俗称“バカ尾根”とも呼ばれ、基本的に登り一辺倒で、然も圧倒的に階段が多く辟易とする💦。歩荷競争も行われる体力勝負のルートだ。 　この尾根、過去に何回も登っているが、兎に角、登りも下りも一定のスピードで歩くように心掛けている。 　時折り平坦な道となるが基本的に止まらないし早歩きもしない。歩調を変えることなく、歩きながらに息を整える。 　かつて連れてきた子供達には“歩きながらの休憩だ”何て言っていたなぁ💦。 　今思えば、よくついて来てくれたよ😅。 　そして、花立への階段が最も辛い。何段あるか数える気もしない👊。兎に角、我慢我慢で一歩一歩、一段一段。 　視界が開けると花立山荘だ。 　振り返ると相模湾を一望できる。今日は残念ながら☁で遮られたが、江の島、ランドマークタワーも見えるはずだ。 　さぁ、先を急ごう。実はまだ階段は続く😨。然も花立までの階段は全然足幅に合っていない。だから余計に疲れる💦。 　鍋割分岐の“金冷し”を過ぎれば後チョットで塔ノ岳だ。 　塔ノ岳山頂は広い。南には相模湾、東には都心、そして西には山々の向こうに富士が見える…はずなのだが、今日の富士は☁の中。顔を出してはくれなかった😢。 【表尾根】 　さぁ久し振りの表尾根に行こう。 　さっきまで🌞が顔を出していてくれたのだが、徐々に周囲を☁が取り囲む。 　この表尾根、ヤビツ峠方向から来れば左前方に富士を眺めながら登ることが出来るし、塔からヤビツ峠方向に向かえば右手に相模湾が広がる眺望ルートなのだが、今日はダメみたいだ😢。ここでも☔男パワーを発揮してしまった😅。 　また、冬場は日が高くなると路面が暖められて霜柱がとけて泥んこグチャグチャルートとなるので足元注意だし、スパッツは必須だよ💦。 　塔ノ岳からだと基本下り調だが、烏尾山から三ノ塔へは一旦下ってから距離は短いが急登となる。 　急登を登り切ると可愛いお顔のお地蔵様が出迎えてくれる😊。 　二ノ塔を下り切ると富士見山荘跡に来る。ここを左にチョット行けば、神奈川名水百選の護摩屋敷の水だ。冷たくて美味い😊。 　右に車道を行けばヤビツ峠だ。 　ヤビツ峠にもバスは来るが本数は少なく、冬場は運休のはずだ。蓑毛まで40分程歩けば一気に本数が増える。 【大山へ】 　今日はヤビツ峠で小休止の後、大山に向かう。 　ここからも階段が多い。丹沢は整備されているが故に階段が多いのだろう。 　途中、元気に下って来る3歳位の幼稚園児の10人程の集団とすれ違った時はビックリ😲した。 　疲れた体に、大山山頂までの標高差520m程の登りはかなりこたえる💦。 　山頂には平日にも関わらず多くの登山客が休憩していた。流石に人気の大山だ。 【日向薬師へ】 　今日はここから更に日本三大薬師の一つ日向薬師に向かう。 　見晴台から殆どの方は右に折れ下社に向かう。今日はここを直進だ。 　九十九曲りを終えると車道に出る。この辺は寺院が多い。さぁもう少しで薬師の参道のはずだ。 　 　参道入口から苔生した階段状の参道を行く。歴史の重みを十分に感じさせる雰囲気が漂う。 　この時間だ、流石に他の参拝者は誰もいない。 　本堂で1人お参りした後、七沢温泉♨に向かった。 【七沢温泉へ】 　七沢温泉まで車道を行く。流石にもう登りたくない😅。 　七沢温泉バス停まで来るバスは平日は2本だけ。今日はここから更に七沢温泉入口バス停まで20分程歩く。 　七沢温泉、温泉宿が沢山あり、日帰り入浴も可能だが、今日は帰路を急いだ💦。 　やはり平地歩きは楽だ😊。山道歩きと全然違う。 　バス停に着いたと同時に愛甲石田行きのバスが来て車上の人となった😊。 　僕の山行、なかなかいい天気に恵まれない😢。 　☔男の原因は？　日頃の行いが悪いのか？、たまたまの巡りあわせか？ 　そんな思いを巡らしながらも、無事の下山を感謝しつつ、今日は力水🍺も飲まぬまま帰りの小田急線で寝息を立てた😅。