2018.10.21 貝吹岳(秋田藩・盛岡藩の藩境街道を歩き、電波反射板のある山頂に立つ)

2018.10.21(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 32
休憩時間
1 時間 23
距離
10.4 km
のぼり / くだり
650 / 659 m
34
10
31
28
19
46
25
27
36

活動詳細

すべて見る

 秋田市と盛岡市を行き来するとき、仙岩トンネルの手前でマイクロウェーブ反射板のある山が二つ見えます。一つは、秋田・岩手の県境にある貝吹岳、もう一つは、岩手県雫石町の地森です。また、秋田駒ヶ岳の国見温泉登山口から少し上がったところから振り返ると反射板のある山が見えます。これが貝吹岳です。高山の花々が終了したので、今日は以前から行ってみたいと思っていた貝吹岳に登ってみました。  朝8時過ぎに駒ヶ岳の駐車場に着きましたが、日曜日で快晴ということもありほぼ満杯でした。石塚旅館の対面にある登山口(標識なし)を出発。最初は下って沢を渡渉し、すぐに上ります。樹林帯を30分くらい歩き、笹森山の分岐(標識がないので少し分かりづらい)を右折します。藪で山頂は見えませんが、道ははっきりしています。昔ここにも反射板があったのか、石垣が残っていました。山頂は広く360度の展望です。反射板の性質上、見通しが効くように刈り払われていたのでしょう。秋田駒ヶ岳や岩手山、雫石や生保内の町も望めます。これから行く貝吹岳や地森も望めますが、遥か向こうの山のような気がしてきました。  更に歩を進めると、道の右側の小高い所に「従是北東盛岡領」と掘られた石柱が見えてきます。ここは藩政時代の国見峠です。石柱の奥に道らしいのが見えますが、笹に覆われており廃道になっているようです。  平坦な道から下りになり、30分ほどで舗装道路に出ます。ここは仙岩トンネルが完成(S51)する前の国道跡で、付近にこの国道が開通した際(S39)の大きな記念碑が立っています。この辺りに「ヒヤ潟」という沼があり、紅葉が綺麗でした。  ここを過ぎると道は車が通れるくらい広くなり、平坦な道が続きます。途中、藩政時代の休憩箇所であった助小屋の跡地を示す石柱を経て送電線鉄塔のある広場に着きます。ここから反射板が見えるので、最後の急登にかかります。巨大な二基の反射板の脇を通ると貝吹岳山頂です。反射板以外に遮るものはなく、全方位のパノラマが楽しめます。ソロの先行者がいたので話しかけてみると、道の駅雫石あねこから送電線の巡視路を辿って来たとのこと。  帰途は同じ道を戻りました。駒ヶ岳の駐車場は、入り切らない車が付近の道路まで溢れていました。この時期でも登山者が多いのに驚きました。国見温泉から貝吹岳まで距離は結構ありますが、登山道はしっかりしており、アップダウンもそれほど急ではないので、歩きやすくかつ眺望も良いお薦めのコースです。

秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 駐車場にはすでにたくさんの車
駐車場にはすでにたくさんの車
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 登山口の目印 石塚旅館
登山口の目印 石塚旅館
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 旅館の道路を挟んだ向かい側にある登山口(標識も目印もなし)
旅館の道路を挟んだ向かい側にある登山口(標識も目印もなし)
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 貝吹岳よりもだいぶ手前にある笹森山
貝吹岳よりもだいぶ手前にある笹森山
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 はじめは沢に降りていく
はじめは沢に降りていく
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 渡渉点
渡渉点
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 少し登ると石塚旅館が見える
少し登ると石塚旅館が見える
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 刈り払われた登山道
刈り払われた登山道
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 笹森山山頂手前にある反射板の名残の石垣
笹森山山頂手前にある反射板の名残の石垣
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 笹森山山頂
笹森山山頂
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 山頂は広く眺望抜群
山頂は広く眺望抜群
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 山頂のパノラマ
山頂のパノラマ
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 秋田駒ヶ岳
秋田駒ヶ岳
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 岩手山
岩手山
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 雲海に浮かぶ志和三山(奥は早池峰山)
雲海に浮かぶ志和三山(奥は早池峰山)
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 反射板のある貝吹岳(手前)と地森(奥)。結構遠く感じられる
反射板のある貝吹岳(手前)と地森(奥)。結構遠く感じられる
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 生保内方面
生保内方面
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ヨツバヒヨドリ
ヨツバヒヨドリ
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 笹森山と秋田駒ヶ岳を振り返る
笹森山と秋田駒ヶ岳を振り返る
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 旧街道の国見峠に立つ石柱
旧街道の国見峠に立つ石柱
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 従是北東盛岡領
従是北東盛岡領
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 相変わらず歩きやすい山道
相変わらず歩きやすい山道
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 送電線と交差する地点に出た(鉄骨の間に貝吹岳が覗く)
送電線と交差する地点に出た(鉄骨の間に貝吹岳が覗く)
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 貝吹岳
貝吹岳
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 岩手山
岩手山
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 振り返る(鉄塔の巡視路か)
振り返る(鉄塔の巡視路か)
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 旧国道(仙岩峠)に出た
旧国道(仙岩峠)に出た
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 絵になる?
絵になる?
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ヒヤ潟(左端に記念碑が見える)
ヒヤ潟(左端に記念碑が見える)
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 紅葉が綺麗
紅葉が綺麗
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ヒヤ潟の少し先にある記念碑
ヒヤ潟の少し先にある記念碑
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 見事に送電線が横切る
見事に送電線が横切る
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ヨメナ(ノコンギク?)
ヨメナ(ノコンギク?)
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ヒヤ型の少し先を左折して登山道を行く
ヒヤ型の少し先を左折して登山道を行く
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 広い林道
広い林道
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 広く平坦な林道は紅葉もきれい
広く平坦な林道は紅葉もきれい
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 助小屋跡を示す石柱
助小屋跡を示す石柱
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 この稜線の先には貝吹岳
この稜線の先には貝吹岳
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 望遠で撮ると近いのだが……
望遠で撮ると近いのだが……
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 貝吹岳と紅葉に気を取られ、この辺りにあるはずの秋田藩の石柱を見落としてしまった😂
貝吹岳と紅葉に気を取られ、この辺りにあるはずの秋田藩の石柱を見落としてしまった😂
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 鉄塔とは最後まで縁があるようです
鉄塔とは最後まで縁があるようです
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 あと少し
あと少し
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 山頂手前の鉄塔の立つ広場から
山頂手前の鉄塔の立つ広場から
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 岩手山と遠くの姫神山
岩手山と遠くの姫神山
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 志和三山、早池峰山もくっきり
志和三山、早池峰山もくっきり
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 反射板の脇を通って山頂に向かう
反射板の脇を通って山頂に向かう
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 山頂には先行者が1名
山頂には先行者が1名
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 貝吹岳山頂
貝吹岳山頂
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 秋田駒ヶ岳
秋田駒ヶ岳
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 岩手山
岩手山
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 反射板もパノラマの一部です😅
反射板もパノラマの一部です😅
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 田沢湖
田沢湖
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 地森の反射板
地森の反射板
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 秋田駒ヶ岳の麓には国見温泉も見える
秋田駒ヶ岳の麓には国見温泉も見える
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 国見温泉のズームアップ
国見温泉のズームアップ
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 近くで見ると相当にでかい反射板
近くで見ると相当にでかい反射板
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 下山開始(鉄塔の下で昼食にする)
下山開始(鉄塔の下で昼食にする)
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 貝吹岳を振り返る
貝吹岳を振り返る
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ここから旧国道へ出る
ここから旧国道へ出る
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ヒヤ潟
ヒヤ潟
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 左の登山道へ戻る
左の登山道へ戻る
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 盛岡藩の石柱
盛岡藩の石柱
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 雲が出てきた
雲が出てきた
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 遠かった貝吹岳
遠かった貝吹岳
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 国見温泉が見えてきた
国見温泉が見えてきた
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 森山荘
森山荘
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ホオノキの実
ホオノキの実
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 登山口に戻り、笹森山を振り返る
登山口に戻り、笹森山を振り返る
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 鹿蔵橋の紅葉(橋からの眺めがとても綺麗でしたが、当日は車を止めて撮る余裕がなかったので、翌日に再度出かけ撮影したものです)
鹿蔵橋の紅葉(橋からの眺めがとても綺麗でしたが、当日は車を止めて撮る余裕がなかったので、翌日に再度出かけ撮影したものです)

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。