奥秩父の静かな山歩き

このところ、今ひとつ天候に恵まれない山行が続いていたので、久しぶりにスッキリ晴れた日曜日、秋空を堪能しに奥秩父へ。 本当は笠取山も含めて周回してみたかったが、留守番の猫たちのためにもあまり無理せず、唐松尾山まで行って引き返すコースで計画した。 朝7時すぎ、民宿みはらしの駐車場に到着、洗い越しの先の分岐を左へ。道は傾斜が急だが歩きやすい。風もなく、静かで明るくて気持ちがよくて…本当に幸せなひと時だった。 ちなみに今年の紅葉は、夏の猛暑のせいか幾分遅れているように思われた。見頃は11月頭ぐらいか。落葉松も台風のせいか、色づき前にだいぶ葉を落としていたよう。 山の神土からの崩壊地歩きを抜けると、唐松尾山と西御殿岩の分岐。ここから先は道が不明瞭で、どこを通るかキョロキョロしつつ進み、おわりに大きな岩をよじ登ると視界が大きく開く。 360度、遮るもののない絶景が広がる。この景色を語る筆力を持たないのを残念に思うが、とにかく、来てよかった！ 貸し切り状態だし、暖かくて気持ちいいしで、早々に唐松尾山は諦め(^_^;)、ここでゆっくりして行くことに決める。昼食後は2075mの昼寝を楽しむ。ずっとここにいたくなる。 帰りは牛王院平を経て将監峠方向へ。牛王院平の原っぱもまた気持ちのいいところで、ここでも寝転がってしばらく空を眺めた。 初めての奥秩父、すっかりハマりそうな予感。次は笠取山へ行って多摩川の始めの一滴を見てみたいし、西仙波・東仙波から和名倉山の方へも行ってみたい。ついにテント買っちゃうかも^^;