活動データ
タイム
17:15
距離
28.0km
のぼり
3886m
くだり
4768m
活動詳細
すべて見る※トロッコ列車動画あります。 ※山ガールのセクシー温泉動画ありません。 「もう急登はイヤだ!平らな山を歩きたい!!」とダダをこねていたら、水平歩道はどう?と言われ、飛びつきました。というのは、半分ホントで、もうひとつのきっかけは、以前、白馬鑓温泉に行った時に、【ほかの最高な温泉】として阿曽原温泉(下ノ廊下)をコメントで聞いていたことです。その時は「黒部なんか遠いから行かないよ~」なんて思ってたのに、行ってしまいました。 阿曽原温泉小屋は、予約の段階で、定員25人のところ50人で満員だったらしく予約不可。ぎゅうぎゅうの小屋でおっさんと添い寝するのはイヤだし、先日の高谷池で今シーズンは終了のつもりだったテント泊が決定します。今回は温泉セットが入り、防寒着も調理具も持っていったので、30ℓザックパンパンに。まあ、水平だから大丈夫だろう…… 23:15発の新宿発扇沢行きの夜行バスで扇沢へ。6100円。乗り場はバスタではなく、西口なので、バスタで券だけ買って、西口へ行きます。ほぼ満席のバスはこれからの山行に期待を膨らませる岳人を中央道経由して一路北アルプスへ。わたくしにとっては深夜バスで山って初めてでしたが、仕事上がりで来たのとビール2本といつものポリッピーで軽く出来上がり、グッスリです。 5:30到着すると、そこはまだ薄暗い人もまばらの激寒のバスターミナル。しかし、次から次へと他の場所からのバス、マイカーが到着し、あっという間に人でいっぱいになった。寒いのでふらふら歩いていたらなんと偶然ヤマップ友のあすかさんに出会った。まさか、わたくしが知り合いに偶然山で会う日が来ようとは……太陽が登るにつれ、山々が赤く染まる。 6:50乗車券販売開始。黒部ダムまでトロリーバスの片道切符を購入。1540円。クレジットカードも使える。 7:30始発のトロリーバス出発。3台くらいありましたが、あの時並んでたみんなが乗れたかは不明。 8:00黒部ダムに到着。黒部ダム方向に行く人と阿曽原に行く人と半々くらいか?けっこう阿曽原方面に行く人が多くてびっくりした。 しょっぱな、いきなり曲がるところをみんなで間違えます。さらに、木の橋のかかった黒部ダム直下の黒部川を渡りますが、この木の橋が滑ります。落ちたらゲームオーバー。恐るべし黒部の罠。 しかし、ここを過ぎたら紅葉満載、チャッピーハイクの開始です。写真を撮る手が止まりません。8時間近くのロングコースなのに、多分1時間くらいは写真撮ってました。 さて、中盤くらいから急に崖歩き、始まります。落ちたら即ゲームオーバーですが、老若男女問わずいろんな方が歩いていて……すれ違いもあり、なかなか進めません。しかも、だんだん慣れて来ると、崖にも紅葉にも飽きてくるという…… ちょうど飽きてきたころに十字峡とS字峡の吊り橋があったり、仙人ダムが現れ、ホッと一息。仙人ダムの中に入るのですが、中はトロッコ列車なんかが走っていて、山登り感を忘れさせてくれます。と思ってたのに、ダムを出ると激急登💦平らって聞いてたのに💦ガサガサ音がするからクマか!?と思ったらサルでしたが、その後また、ググッと急降下して、阿曽原温泉小屋に到着。 15:45受付を済ませ(テント+温泉で1500円)、テント場に行くと、いい場所はあらかた埋まっていて、通路に立てるしか無い感じでした。 温泉は奇数時間が男、偶数時間が女。20時以降は混浴。小屋から温泉までは、5分ほど、岩場ぽい階段を往復しなければなりません。温泉はスノコが何枚か置いてあるだけで、囲いは無し。奥には布で仕切られたサウナらしきスペースもありました(使いませんでしたが)。湯船の広さは20人入れるかぐらいの広さで、到着時間帯は芋洗いの世界です。片方からお湯が、片方から水が注いでおり、いい湯加減を調整できるのが良かったです。いちお、男時間と混浴時間両方に入りましたが、混浴時間は落ち着いて入れて良かったです。女性も2人入っていましたが、月明かりだけなので、セクシーシルエットしか見えません。 今回の泊地は標高850メートルほど。標高2000メートルの前回の高谷池に比べたら、テント泊は圧倒的に暖かでした。カイロも、バーナーストーブも不要でした。この2回のテント泊で快適のボーダーが少し見えてきた気がします。紅葉始まり~見ごろのところはテント泊OK。終わったところ×です。 ただし、朝は阿曽原温泉もかなり冷え込みました。薄着でいい訳ではありません。 翌朝は、明るくなる前から多くの方はヘッデン付けてスタートしてましたが、我々はのんびり朝食を食べ、コーヒー飲んで7:00スタート。でも、6時くらいスタートがちょうどいいかもしれない。欅平以降に余裕が生まれます。 さて、阿曽原温泉を立つといきなり150メートルほどの急登があって、そこからまた延々と水平歩道。この区間の核心部は、大太鼓周辺で、落ちたらゲームオーバーですが、ずっと強固な針金の手すりが付いているので、大丈夫かと。途中、真っ暗なトンネルが2つあり、ひとつは20メートル程、もうひとつは200メートルくらいあったかな?どちらも地面に地下水が溜まっており、靴の浸水には注意です。 最後の方では右手遠方に白馬三山や唐松岳、鹿島槍などが見えてきて、束の間、高山感を思い出させてくれます。欅平の上にはパノラマ台があり、そこへ登るツアーの団体にもすれ違いました。けっこうな急登なのですが、ほぼ普段着のおじいちゃんおばあちゃんもいて大丈夫かな……と不安になりましたが…… 12:30欅平に到着。我々の旅はここからです。ここから、散々飲み食い温泉楽しみます。まず、欅平でビール&フランクフルト。これをトロッコ列車(窓無し1980円)に乗りながら景色を見ながら味わいます。窓無くても朝の扇沢やテントに比べたら暖かいものです。 14:30トロッコ降りて宇奈月で温泉に入り、定食屋でビール&トンカツ定食でしょ…… 17:30黒部宇奈月温泉からの新幹線でビール&おつまみでしょ…… もうお腹いっぱい……じゃなくて、期間限定のスリルある道を歩いて、温泉楽しんで、飽きるほど(笑)の紅葉三昧!! しかし、温泉だけの評価で言えば、わたくし的には白馬鑓>阿曽原、ですかね〜……鑓の方が気軽に入れます(*ノдノ)テレッ 思ったより平らじゃないのと、黒部ダム~阿曽原温泉間はけっこう長いので、余裕のあるスケジュールでお出かけください。暗闇の中、水平歩道はきついと思います!早朝は凍結によるスリップにも注意。 今回の山行、引っ張ってくれたジンさん、イクミさん、ありがとうございました♪(о ̄▽ ̄)/サンキュ- 【自分向け改善メモ】 水が染みるので靴新調。 暖かくて防水で薄めスマホ仕様の手袋を探す。 朝、テントの湿気を拭くモノを準備。 耳栓再調達。 [アクセス] 高速バスで扇沢〜トロリーバスで黒部ダム登山口 [山ごはん] 1日目昼 おにぎり 1日目夜 コーンリゾット、豚の角煮、ビール 2日目朝 おにぎり 2日目昼 行動食 2日目夜 とんかつ定食、ビール [下山後温泉] 宇奈月温泉
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