快晴2月の硫黄岳

2016.02.25(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 47
休憩時間
2 時間 13
距離
15.5 km
のぼり / くだり
1292 / 1289 m
50
36
1 1
59
22
14
22
16
27

活動詳細

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2月に行った硫黄岳の記録を今更ながら編集しました。今年は積雪量が少なめで八ヶ岳周辺の山々は比較的登りやすかったと思います。しかしやはり気温はかなり低く、しっかりとした防寒対策は欠かせません。 今回は八ヶ岳への最短アプローチとなる桜平から硫黄岳を目指すことに。 マイカーで三井の森を抜けて未舗装路を桜平に向かうのですが道路は完全なスケートリンク状態。2WD+スタッドレスでは全く歯が立ちませんでした。下手をすれば道を塞いだまま立ち往生しかねないと思い、桜平のかなり手前に車を駐車し歩いていくことに。・・ですがこの車道、歩くこともままならないほど凍結していたため、いきなりアイゼン装着。登山口に行くだけでかなりの体力を消耗しました。桜平の登山口から夏沢鉱泉までの道も完全凍結しておりアイゼンがなければ何度も転倒したと思います。歩きやすくなったのは夏沢鉱泉から先の登山道。適度な積雪と締まり具合で足への衝撃も和らぎ快適でした。登山届けは夏沢鉱泉のポストに投函。冬季休業のオーレン小屋を超え、稜線に上がるとすぐにヒュッテ夏沢。ここも冬季は休業です。樹林帯はここまでで、ここから先は硫黄岳の核心部となる稜線歩きとなり斜度も急になります。防寒対策にバラクラバ装着、ポールからピッケルに持ち替えます。 この日は奇跡的にほぼ無風状態でしたが、普段は強風が吹き荒れることが多く、ホワイトアウトになることもあり注意が必要です。実際、友人を連れて来た別の日には突風が吹いていたため危険と判断、中止にしました。登山道は最初、右にトラバースする形で回り込み、そのあと硫黄岳の爆裂火口にそって上がっていきます。上部には所々にケルンが設けられていますが所により火口までの距離が近いところもあるので 視界不良の時は注意が必要です。強風が吹くせいか稜線の積雪は少なめで岩が露出しています。急峻な岩場を上がりきると平らな山頂に到着。赤岳、横岳、阿弥陀岳といった八ヶ岳主峰が視界に飛び込んできます。その迫力に感激です。今回は撮影目的だったので山頂で一時間ほどシャッターを切りました。快晴で無風という滅多にないコンディションに満足し来た道を折り返しました。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 桜平の登山口です。ここまでの車道も完全凍結でした。既にアイゼンを装着した状態で一時間近く歩いてきてます。
桜平の登山口です。ここまでの車道も完全凍結でした。既にアイゼンを装着した状態で一時間近く歩いてきてます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 本日のルートを確認します。夏沢鉱泉、オーレン小屋、ヒュッテ夏沢を経由して硫黄岳山頂を目指します。
本日のルートを確認します。夏沢鉱泉、オーレン小屋、ヒュッテ夏沢を経由して硫黄岳山頂を目指します。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ガンタンクのようなハイエース
ガンタンクのようなハイエース
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 夏沢鉱泉到着。モビルアーマーのようなトラックが。
夏沢鉱泉到着。モビルアーマーのようなトラックが。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯の中は快適でとても楽しいです。
樹林帯の中は快適でとても楽しいです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) オーレン小屋が見えてきました。
オーレン小屋が見えてきました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 冬季休業。スタッフ募集してます。
冬季休業。スタッフ募集してます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 森の先住民ではないので入れません。
森の先住民ではないので入れません。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 間もなく稜線に出ようとしています。
間もなく稜線に出ようとしています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ヒュッテ夏沢が見えると同時に、硫黄岳が目の前に姿を現します。
圧倒的な迫力です。
ヒュッテ夏沢が見えると同時に、硫黄岳が目の前に姿を現します。 圧倒的な迫力です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 既に先行パーティーが岩肌に取り付いているのが点のように見えます。
既に先行パーティーが岩肌に取り付いているのが点のように見えます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂を見上げます。なかなかの迫力です。
山頂を見上げます。なかなかの迫力です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 日差しが強く射し込む稜線。かなり眩しいです。
日差しが強く射し込む稜線。かなり眩しいです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ケルンを目安に登っていきます。
ケルンを目安に登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 先行パーティーが点のように見えます。
先行パーティーが点のように見えます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 来た道を振り返ってみると天狗岳や蓼科山が見えます。
来た道を振り返ってみると天狗岳や蓼科山が見えます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 雪庇の右側は硫黄岳の爆裂火口です。
雪庇の右側は硫黄岳の爆裂火口です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) だいぶ高度を上げてきました。
だいぶ高度を上げてきました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) もうちょっとです。
もうちょっとです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳の火口を覗きます。迫力あります。
硫黄岳の火口を覗きます。迫力あります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 本日は無風状態。最高のコンディションです。
本日は無風状態。最高のコンディションです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂に到着!目の前に八ヶ岳主峰が姿を現します。
山頂に到着!目の前に八ヶ岳主峰が姿を現します。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ケルンの前で記念撮影。
ケルンの前で記念撮影。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) えびのしっぽも成長してます。
えびのしっぽも成長してます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 登頂記念に一枚。
登頂記念に一枚。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳、横岳、大同心。
赤岳、横岳、大同心。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳山頂です。先端まで行っている人を見かけましたが本来は進入禁止です。
硫黄岳山頂です。先端まで行っている人を見かけましたが本来は進入禁止です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂で一時間ほど撮影したあと下山してきました。山頂を振り返ると風が吹き荒れはじめて雪を巻き上げていました。
山頂で一時間ほど撮影したあと下山してきました。山頂を振り返ると風が吹き荒れはじめて雪を巻き上げていました。

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