活動データ
タイム
07:47
距離
15.5km
のぼり
1292m
くだり
1289m
活動詳細
すべて見る2月に行った硫黄岳の記録を今更ながら編集しました。今年は積雪量が少なめで八ヶ岳周辺の山々は比較的登りやすかったと思います。しかしやはり気温はかなり低く、しっかりとした防寒対策は欠かせません。 今回は八ヶ岳への最短アプローチとなる桜平から硫黄岳を目指すことに。 マイカーで三井の森を抜けて未舗装路を桜平に向かうのですが道路は完全なスケートリンク状態。2WD+スタッドレスでは全く歯が立ちませんでした。下手をすれば道を塞いだまま立ち往生しかねないと思い、桜平のかなり手前に車を駐車し歩いていくことに。・・ですがこの車道、歩くこともままならないほど凍結していたため、いきなりアイゼン装着。登山口に行くだけでかなりの体力を消耗しました。桜平の登山口から夏沢鉱泉までの道も完全凍結しておりアイゼンがなければ何度も転倒したと思います。歩きやすくなったのは夏沢鉱泉から先の登山道。適度な積雪と締まり具合で足への衝撃も和らぎ快適でした。登山届けは夏沢鉱泉のポストに投函。冬季休業のオーレン小屋を超え、稜線に上がるとすぐにヒュッテ夏沢。ここも冬季は休業です。樹林帯はここまでで、ここから先は硫黄岳の核心部となる稜線歩きとなり斜度も急になります。防寒対策にバラクラバ装着、ポールからピッケルに持ち替えます。 この日は奇跡的にほぼ無風状態でしたが、普段は強風が吹き荒れることが多く、ホワイトアウトになることもあり注意が必要です。実際、友人を連れて来た別の日には突風が吹いていたため危険と判断、中止にしました。登山道は最初、右にトラバースする形で回り込み、そのあと硫黄岳の爆裂火口にそって上がっていきます。上部には所々にケルンが設けられていますが所により火口までの距離が近いところもあるので 視界不良の時は注意が必要です。強風が吹くせいか稜線の積雪は少なめで岩が露出しています。急峻な岩場を上がりきると平らな山頂に到着。赤岳、横岳、阿弥陀岳といった八ヶ岳主峰が視界に飛び込んできます。その迫力に感激です。今回は撮影目的だったので山頂で一時間ほどシャッターを切りました。快晴で無風という滅多にないコンディションに満足し来た道を折り返しました。
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