岡山市北区御津町 赤岳と古墳と10月風物詩

2018.10.22(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 21
休憩時間
0
距離
9.1 km
のぼり / くだり
469 / 468 m
2 19
1 42

活動詳細

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出発点は「みそのお遺跡公園」<写真01>です。 御津工業団地造成のため、ここに移築されたようです。 向かって左側に「みそのお五〇号古墳」があり、 右側に「みそのお一五号墳墓」がありました。 古墳時代の前の弥生時代の可能性があるものは古墳と呼ばれず、 墳墓(ふんぼ)と呼ばれているのでしょう。 この他にも多数の古墳や墳墓があるようですが、 多くは、調査後の工事で消滅したり雑木や下草に覆われたりして、 明確に現認できない状況のようです。 みそのお遺跡公園から赤岳南東尾根の登山口を探しましたが、 見つからないので、熊野神社から登ることにしました。 いったん、尾根まで出てくると、途中まで鉄塔巡視路です。 また、頂上まで道標があったりで、 歩きやすい道となります。 赤岳頂上からは、いったん、東尾根を下り、 北北西に延びる谷に入り、そのまま、谷沿いに下りていきました。 地図上には道が描かれていませんが、 途中からは、はっきりとした道が出てきました。 麓まで下りてくると、写真や動画でも紹介していますように、 動植物に満ち溢れていました。 ゴール直前では、カマキリの擬態シーンが観られました。 我々に気が付いたハラビロカマキリが突然、 大名行列のような歩き方をしました<写真と動画で紹介>。 これは、脅しのポーズではなく、 葉っぱに擬態し、我々を欺こうとしている行動です。 まるで、 「私はカマキリではありません。その辺の葉っぱです(-_-;)」 と、訴えかけているようで、あまりの可愛さ故に、 逆に、カマキリからしばらく目が離せませんでした(^_^) 山行後は国道53号線沿いを南下した突き当りにある 「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」で、 ランチとディナーを兼ねた食事をしました。 野菜が豊富で、豆腐や枝豆もおいしく、とてもヘルシーです。 何よりも、アイスクリームのクオリティーが高く、 寒くなっても、食欲をそそる味でした!(^^)!

二上山 01みそのお50号古墳石室…出発点にありました。7世紀中頃に築かれました。大化の改新があった頃か!(^^)!
01みそのお50号古墳石室…出発点にありました。7世紀中頃に築かれました。大化の改新があった頃か!(^^)!
二上山 02シロヨメナ…野菊の仲間で、ヨメナ属より冠毛が長いシオン属です。
02シロヨメナ…野菊の仲間で、ヨメナ属より冠毛が長いシオン属です。
二上山 03マユタテアカネ♀…豚鼻がかわいい(^^♪メスにはこのように翅の端にノシメ斑という褐色部があるのとないのがいます。
03マユタテアカネ♀…豚鼻がかわいい(^^♪メスにはこのように翅の端にノシメ斑という褐色部があるのとないのがいます。
二上山 04アケビの実…昔は山に行けばどこにでもあったのですが、現在はその大半が山形県で生産されています。
04アケビの実…昔は山に行けばどこにでもあったのですが、現在はその大半が山形県で生産されています。
二上山 05ジョロウグモ♀の巣作り…ジョロウグモが巣をつくるシーンです。動画でも紹介しています。
05ジョロウグモ♀の巣作り…ジョロウグモが巣をつくるシーンです。動画でも紹介しています。
二上山 06ブタナ…ヨーロッパ原産の帰化植物です。タンポポにそっくりです。
06ブタナ…ヨーロッパ原産の帰化植物です。タンポポにそっくりです。
二上山 07コスモスetc…色鮮やかできれいでした。
07コスモスetc…色鮮やかできれいでした。
二上山 08熊野神社鳥居&狛犬…ここを赤岳の登山口としました。
08熊野神社鳥居&狛犬…ここを赤岳の登山口としました。
二上山 09アキノキリンソウ… 別名をアワダチソウといい、花が泡立つように咲いています。
09アキノキリンソウ… 別名をアワダチソウといい、花が泡立つように咲いています。
二上山 10センブリ…薬草で、「湯の中で千回振り出してもまだ苦みが残る」ことに由来し、一説に「千回身震いするほど苦い」ともいわれます。
10センブリ…薬草で、「湯の中で千回振り出してもまだ苦みが残る」ことに由来し、一説に「千回身震いするほど苦い」ともいわれます。
二上山 11オオカマキリ卵嚢(らんのう)…この中からやがて200~300匹のチビカマちゃんが(^_^)
11オオカマキリ卵嚢(らんのう)…この中からやがて200~300匹のチビカマちゃんが(^_^)
二上山 12オトコエシ…女郎花(オミナエシ)に似て男性的なので、男郎花(オトコエシ)と呼ばれたようです。
12オトコエシ…女郎花(オミナエシ)に似て男性的なので、男郎花(オトコエシ)と呼ばれたようです。
二上山 13クロコノマチョウ秋型♀…葉っぱにしか見えない(*_*;
13クロコノマチョウ秋型♀…葉っぱにしか見えない(*_*;
二上山 14キタキチョウ秋型…秋型は越冬できなく死滅し、11月頃出てくる冬型だけが越冬できます。
14キタキチョウ秋型…秋型は越冬できなく死滅し、11月頃出てくる冬型だけが越冬できます。
二上山 15コウヤボウキ…昔、枝を高野山で「ほうき」に使ったところから、この名になりました。
15コウヤボウキ…昔、枝を高野山で「ほうき」に使ったところから、この名になりました。
二上山 16タマシロオニタケ…成長に伴ってカサが開いていき、最終的には平らになります。猛毒です(*_*;
16タマシロオニタケ…成長に伴ってカサが開いていき、最終的には平らになります。猛毒です(*_*;
二上山 17クモの糸にかかったドングリくん(-_-;)…ドングリが蜘蛛の巣にキャッチされ、風に揺れ、ブランコ状態で風流でした。
17クモの糸にかかったドングリくん(-_-;)…ドングリが蜘蛛の巣にキャッチされ、風に揺れ、ブランコ状態で風流でした。
二上山 18赤岳ピーク標…標高331mと記載されていました。展望は効きません。
18赤岳ピーク標…標高331mと記載されていました。展望は効きません。
二上山 19赤岳頂上三角点(点名:赤岳)…標高331.2mの赤岳頂上三角点です。
19赤岳頂上三角点(点名:赤岳)…標高331.2mの赤岳頂上三角点です。
二上山 20コゴメウスバタケ…小さくて白い傘状のキノコが広がっていました。
20コゴメウスバタケ…小さくて白い傘状のキノコが広がっていました。
二上山 21ヨシノアザミに群がるクチナガガガンボ…クチナガガガンボは吸蜜のとき、足を屈伸させるので体が伸び上がります。動画にも撮りました。
21ヨシノアザミに群がるクチナガガガンボ…クチナガガガンボは吸蜜のとき、足を屈伸させるので体が伸び上がります。動画にも撮りました。
二上山 22ノコンギク…伊藤左千夫の小説『野菊の墓』の野菊がこれではないかとの説があります。
22ノコンギク…伊藤左千夫の小説『野菊の墓』の野菊がこれではないかとの説があります。
二上山 23オオユウガギクに近づくホソヒラタアブ♀…若葉を揉むと柚子の香りがすることが名前の由来です。ホソヒラタアブが蜜を狙っています。
23オオユウガギクに近づくホソヒラタアブ♀…若葉を揉むと柚子の香りがすることが名前の由来です。ホソヒラタアブが蜜を狙っています。
二上山 24テンナンショウの仲間の実…サトイモ科ですが、食べることで「下痢」「嘔吐」「しびれ」などを発症し、最悪の場合「心臓麻痺」を発症し死亡してしまう恐ろしい植物です。
24テンナンショウの仲間の実…サトイモ科ですが、食べることで「下痢」「嘔吐」「しびれ」などを発症し、最悪の場合「心臓麻痺」を発症し死亡してしまう恐ろしい植物です。
二上山 25リスアカネ♂…翅の端にノシメ斑という褐色部があるのが特徴です。
25リスアカネ♂…翅の端にノシメ斑という褐色部があるのが特徴です。
二上山 26オオアオイトトンボ♂…日本に生息するアオイトトンボ属の中で最大のイトトンボです。
26オオアオイトトンボ♂…日本に生息するアオイトトンボ属の中で最大のイトトンボです。
二上山 27オオオナモミ…北米原産の帰化植物です。1929年に岡山で初報告され、以後全国に広がりました。一方、オナモミは絶滅危惧種になっています。子供のころ、よく“ひっつき虫”として悪戯に利用しました(´・ω・`)
27オオオナモミ…北米原産の帰化植物です。1929年に岡山で初報告され、以後全国に広がりました。一方、オナモミは絶滅危惧種になっています。子供のころ、よく“ひっつき虫”として悪戯に利用しました(´・ω・`)
二上山 28ススキ&セイタカアワダチソウ群生越しに赤岳…里山らしく、牧歌的な景観です。
28ススキ&セイタカアワダチソウ群生越しに赤岳…里山らしく、牧歌的な景観です。
二上山 29セイタカアワダチソウの蜜を吸うキタテハ…都心部で見るセイタカアワダチソウは雑草にしか見えませんが、キタテハが絡んでくると、なぜか美しく見栄えがします。
29セイタカアワダチソウの蜜を吸うキタテハ…都心部で見るセイタカアワダチソウは雑草にしか見えませんが、キタテハが絡んでくると、なぜか美しく見栄えがします。
二上山 30トノサマバッタ褐色型…ススキなど、イネ科の植物の葉を好んで食べるので、この時季は特によく観られます。
30トノサマバッタ褐色型…ススキなど、イネ科の植物の葉を好んで食べるので、この時季は特によく観られます。
二上山 31ランタナ「コンフェッティ」…七変化とも呼ばれ、花は色を変えながら、初夏から秋の終わりまで楽しませてくれます。
31ランタナ「コンフェッティ」…七変化とも呼ばれ、花は色を変えながら、初夏から秋の終わりまで楽しませてくれます。
二上山 32スイフヨウ…花は5弁の一日花で、花の色が朝は白、午後は桃色、夕方は紅色に変化します。
32スイフヨウ…花は5弁の一日花で、花の色が朝は白、午後は桃色、夕方は紅色に変化します。
二上山 33正八幡宮鳥居&石燈籠を抜けると長~い階段(*_*;…この階段は高度差が約50mもあります。この日、一番きつい登りでした(-_-;)
33正八幡宮鳥居&石燈籠を抜けると長~い階段(*_*;…この階段は高度差が約50mもあります。この日、一番きつい登りでした(-_-;)
二上山 34正八幡宮拝殿&本殿…現在の御本殿は室町時代の建築で、出雲大社の御本殿に似ているといわれています。岡山市の重要文化財です。
34正八幡宮拝殿&本殿…現在の御本殿は室町時代の建築で、出雲大社の御本殿に似ているといわれています。岡山市の重要文化財です。
二上山 35正八幡宮本殿軒下の鯉の彫刻…今年はカープか(^^)/~トラファンより~
35正八幡宮本殿軒下の鯉の彫刻…今年はカープか(^^)/~トラファンより~
二上山 36ハラビロカマキリ♀の擬態(^_^)…我々に気が付くと、突然、葉っぱに擬態しました。可愛すぎるので動画にも撮りました。
36ハラビロカマキリ♀の擬態(^_^)…我々に気が付くと、突然、葉っぱに擬態しました。可愛すぎるので動画にも撮りました。

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