今度は湖南アルプスへ!

2016.02.25(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 55
休憩時間
51
距離
18.9 km
のぼり / くだり
1201 / 1201 m
15
2 8
1
2
41
2
1 19
51

活動詳細

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先週歩いた金勝(こんぜ)アルプスが面白かったので、その西に広がる湖南アルプス≪堂山(どうやま)〜太神山(たなかみやま)〜矢筈ケ岳(やはずがだけ)〜笹間ケ岳(ささまがだけ)≫をのんびり歩きました。 ■田上公園~堂山 朝5時半に千里を出発。7時前に田上(たなかみ)公園を出発。天神川沿いに林道をしばらく歩いたところから堂山に向けて沢へ。渡渉箇所は水量が多くて、靴が濡れてしまった。しばらく岩の沢が続いて退屈しない。沢から尾根へ。登り切った堂山から琵琶湖の向こうに比良山系が見える。双耳峰的な次のピークに行くルートがわかりにくく、少し迷った。 ■鎧堰堤~迎不動 いったん下り、砂地の小ピークを越えて鎧ダムへ。鎧ダムに水はほとんどなく、砂で覆われたグラウンドのよう。鎧(よろい)堰堤は、明治22年、デ・レーケの指導のもと、金勝アルプスのオランダ堰堤に次いでつくられたもの。石を縦と横に敷いた形が美しい。堰堤を下ると迎不動堰堤(新オランダ堰堤)が出てきた。日本とオランダの交流400年を記念して2000年につくられた。 ■迎不動~太神不動寺 迎不動尊から林道を進み、分岐を右の登山道(東海自然歩道)へ。良く踏まれた道沿いに泣不動尊などが現れる。このあたりでアカゲラ?の打音が聞こえた(録画あり)。鳥居を越えてしばらく歩くと太神不動寺に着く。急な階段を上ると木組みの太神不動寺本堂(重要文化財)を見上げる。小さいながらも、こんなところによくぞ造ったと感心する。 ■太神不動寺~矢筈ヶ岳 引き返して分岐を矢筈ヶ岳方面へ。この日一番の急勾配を登り切ると矢筈ヶ岳。琵琶湖や大津の市街地が見えるが、展望はあまり良くない。昼飯を食っていると、東京から来たという8人のグループ(7人のおばちゃん+男性ガイド)が追いついてきて歓談。昨日は金勝アルプス、今日は湖南アルプス、下山後に石山寺から鈴鹿の湯の山温泉へ、明日は御在所岳往復(ロープウェイ)とのこと。 ■矢筈ヶ岳~笹間ケ岳 引き返したおばちゃんたちと別れて、そのまま笹間ケ岳方面へ尾根を下ったが、このルート選定が間違っていた。あまり踏まれていない道をテープ通りに進むと、だんだんYAMAPのルートから外れていく。尾根を間違えたのだろうと、谷を下って西の尾根に取りつき、テープを発見して安心して進むと、また違う方向へ進む。もう一度谷を下って引き返すけどYAMAPルートに戻れない。ここで諦めて、ブッシュの中を新ルートを開拓しながら下ると広い林道に出たので拍子抜けした。 林道を進み、途中から登山道に入り、砂で埋まった堰堤の分岐を左に進む。ここからが長いが、偽ピークを我慢しながら進み、出てきた大きな岩が笹間ケ岳。岩に乗ると琵琶湖方面が見えた。 ■笹間ケ岳~田上公園 笹間ケ岳の直下にある祠を過ぎ、やや急な斜面を下り、出てきた林道を延々1時間近く歩くと登山口の田上地区に着く。天神川の中で作業している人たちがいたので尋ねると、川に渡した人道橋の下にたまった砂を取り除いているとのこと。金勝アルプスと同様に、湖南アルプスでも砂との戦いが続いているのだ。午後3時、田上公園に到着。まだ明るい4時半に大阪千里に着いた。 ■ひとこと 20代に買ったハイキングの本の冒頭にこの湖南アルプスが紹介されていた。それからどんな山だろうと思いながら、低山故に来る機会がなかった。その思いを40年ぶりに実現・。岩山、歴史ある寺、眺望のある、そして途中で道に迷った、ちょっとアドベンチャラスな楽しい山歩きでした。 湖南アルプスの4つのピークを周回する8時間のコースは少し堪えた。次回は、矢筈ヶ岳はピストンして、宮川道へ下った方が賢明かと思う。

湖南アルプス(太神山・堂山) 田上公園を出発
田上公園を出発
湖南アルプス(太神山・堂山) 川を渡ります
川を渡ります
湖南アルプス(太神山・堂山) 川原へ降りる(行き過ぎて戻った)
川原へ降りる(行き過ぎて戻った)
湖南アルプス(太神山・堂山) 川を渡る(水が多くて靴をぬらした)
川を渡る(水が多くて靴をぬらした)
湖南アルプス(太神山・堂山) 沢沿いの岩を登っていきます
沢沿いの岩を登っていきます
湖南アルプス(太神山・堂山) 振り返るとピークが・・笹間ケ岳?
振り返るとピークが・・笹間ケ岳?
湖南アルプス(太神山・堂山) 尾根にとりつくと堂山が見えてきた
尾根にとりつくと堂山が見えてきた
湖南アルプス(太神山・堂山) 堂山のピークから、いい眺めです
堂山のピークから、いい眺めです
湖南アルプス(太神山・堂山) 次のピークから堂山を振り返る
次のピークから堂山を振り返る
湖南アルプス(太神山・堂山) 三上山(左)、金勝アルプス(右)が見える
三上山(左)、金勝アルプス(右)が見える
湖南アルプス(太神山・堂山) 比良山系をアップで
比良山系をアップで
湖南アルプス(太神山・堂山) 鎧堰堤の砂原
鎧堰堤の砂原
湖南アルプス(太神山・堂山) 石を縦と横に並べた鎧堰堤
石を縦と横に並べた鎧堰堤
湖南アルプス(太神山・堂山) 迎不動尊
迎不動尊
湖南アルプス(太神山・堂山) 良く踏まれた道を進みます
良く踏まれた道を進みます
湖南アルプス(太神山・堂山) 小さな祠があちこちに
小さな祠があちこちに
湖南アルプス(太神山・堂山) アカゲラ?のドラミングが聞こえた
アカゲラ?のドラミングが聞こえた
湖南アルプス(太神山・堂山) 泣不動尊
泣不動尊
湖南アルプス(太神山・堂山) 鮮やか・・・
鮮やか・・・
湖南アルプス(太神山・堂山) 二体の像からは不動寺の聖域
二体の像からは不動寺の聖域
湖南アルプス(太神山・堂山) 不動寺に到着
不動寺に到着
湖南アルプス(太神山・堂山) 急な階段を上ると・・・
急な階段を上ると・・・
湖南アルプス(太神山・堂山) 不動寺本堂、木組みが美しい!
不動寺本堂、木組みが美しい!
湖南アルプス(太神山・堂山) 本堂
本堂
湖南アルプス(太神山・堂山) 太神山のピークにも祠
太神山のピークにも祠
湖南アルプス(太神山・堂山) 手水鉢のある石段が美しい!
手水鉢のある石段が美しい!
湖南アルプス(太神山・堂山) 明るい松林がいいね!
明るい松林がいいね!
湖南アルプス(太神山・堂山) この日一番の急坂
この日一番の急坂
湖南アルプス(太神山・堂山) 矢筈ヶ岳・・・展望は良くない
矢筈ヶ岳・・・展望は良くない
湖南アルプス(太神山・堂山) 昼飯・・にぎり、ポトフ、果物、紅茶
昼飯・・にぎり、ポトフ、果物、紅茶
湖南アルプス(太神山・堂山) 矢筈ヶ岳の北から右にルートをとったが
矢筈ヶ岳の北から右にルートをとったが
湖南アルプス(太神山・堂山) テープはあるがYAMAPルートから離れていく
テープはあるがYAMAPルートから離れていく
湖南アルプス(太神山・堂山) 谷を越えて西の尾根へ・・テープがあるが踏まれていない
谷を越えて西の尾根へ・・テープがあるが踏まれていない
湖南アルプス(太神山・堂山) ブッシュに新規ルートを開拓して道に出た(笑)
ブッシュに新規ルートを開拓して道に出た(笑)
湖南アルプス(太神山・堂山) 砂原に出た
砂原に出た
湖南アルプス(太神山・堂山) ウラジロがきれい
ウラジロがきれい
湖南アルプス(太神山・堂山) 笹間ケ岳から琵琶湖、比良山系方面
笹間ケ岳から琵琶湖、比良山系方面
湖南アルプス(太神山・堂山) 石山寺方面
石山寺方面
湖南アルプス(太神山・堂山) 急な道を下ると林道に出た
急な道を下ると林道に出た
湖南アルプス(太神山・堂山) アセビの蕾も膨らんで・・
アセビの蕾も膨らんで・・
湖南アルプス(太神山・堂山) 天神川にたまった砂を除去していた
天神川にたまった砂を除去していた
湖南アルプス(太神山・堂山) 振り返ると笹間ケ岳?が見える
振り返ると笹間ケ岳?が見える

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