冥界への扉をノックしよう 恵山

2018.10.27(土) 日帰り

活動データ

タイム

01:26

距離

5.1km

のぼり

317m

くだり

317m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 26
休憩時間
3
距離
5.1 km
のぼり / くだり
317 / 317 m
38

活動詳細

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函館山登山を終え、恵山の道の駅で車中泊をした。シュラフの寝床は心地良かったが、外が不穏な空気を醸し出していた。風がとにかく強く、波の音もかなりしている。 朝方になり、雨が降り始めた。風も強く、なかなかの荒天となった。 予報よりも厳しい天気、、どうする。 1時間待ち、雨は少し弱くなった。 ここまで来たら恵山に移動だ。 現地着、車は一台も止まっていない。雨風は、、やや弱い状態か。 よし、これなら行けるだろう。 レイン上下着用にて登山開始。 ガスが立ち込めており、あまり視界は効かない。 霊峰恵山か、、 途中より、風が強くなりつつあったが、ペース早く歩を進めた。 山頂、風速15〜20メートルはあるだろうか、普通には立っていられない。雨も降り出してきて、打ちつけてくる。 山頂標識は見当たらず。神社を発見し、中を確認し即撤退。 下山はかなり過酷なものだった。ひたすらに雨が打ちつける中を歩く。 初めて登った羊蹄山の下山時もひたすら雨にやられたが、今回は風もプラスして襲いかかってくる。 GORE-TEX仕様のレインすらも徐々に雨が浸透してくるくらいに。 ひたすら歩きながらも、歩かされながらも、ただひたすらに出口に向かって。 生きているのか生かされているのか、別の世界にいるのか。 完全1人状態、虚無を超えた感覚となる。 最後まで雨に打ちつけられた。 そして駐車場に戻ってきた。 近くの保養所?温泉のようなところに行き、湯に浸かる。 初めて生を、いや、正を味わった。 正しい感覚。 函館に戻る頃には晴れ間が見えた。 反省も必要だが、反省ばかりしていると、いつもの自分しか見えてこない。 次だ。 より強く、逆境の環境に耐えられるように。 自然を恐れた瞬間に、自然に飲み込まれる。 帰路途中、北海道駒ヶ岳の山容にウットリ。 ここに次への原動力が生まれる。

活動の装備

  • マムート(MAMMUT)
    Add-on bottle holder

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