活動データ
タイム
03:43
距離
4.6km
のぼり
75m
くだり
555m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る稜線に到着後、時間的には遅いので岳までへの縦走は諦めようかとした時、携帯電話の着信がなった。知り合い兼自分の師匠のガイドだった。現在の状況と中岳までへ向かう時のアドバイスの助言をくれた(去年3月に山頂からの縦走を一緒に行った。山ップに記録あり)そして、「一度行っているからあの時を思い出して」とも言ってくれた。そしてそうだ、「自分の目標は厳冬の単独での縦走なのだ」とふと思った。行くしかないじゃない! コンパスを中岳に合わせ鶏頭山への長い縦走へ歩きはじめた。稜線から中岳への鞍部はハイマツ、この場所は雪が安定していないと落し穴地帯となるのだが一度も沈まず通過した。途中、快晴と無風で迷うことはないと安堵していたのだがGPSで現在位置を確認してみると左よりに進んでいることがわかり、登りながら軌道を修正した。やはり、吹雪かれたら自分の実力ではまだ無理だなと改めて思った。そして、中岳には14時半に着いた。15分位は滞在した。日没まで2時間弱。ここから先は例え視界が悪くても比較的簡単だ。左側が崖で、岩場だから冬場はその下を稜線伝いに歩けば鶏頭山に到着する。天気予報では21時頃から雪の予報。明日のラッセルを楽にしたいため16時半頃まで行動をした。そして、20時半寝る前に外が気になりテント内から顔だすと、シンシンと雪は降っていた。
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