活動データ
タイム
12:47
距離
21.9km
のぼり
1781m
くだり
1779m
活動詳細
すべて見る10月最後の週末は、天気はよさそうだけど風が強いみたいで、標高の高いところは少々心配。前週の中ア・念丈岳で標高2000mあたりが紅葉だったので、今週はもう少し低いところで紅葉を楽しもう!ということで、去年9月に登った時「ここが紅葉したらキレイだろうな」と思っていた房小山に行くことにしました。南ア深南部・黒法師岳の南にある標高1868mの山です。 房小山には過去2回登っていて、1回目は南の山犬段、2回目は北の戸中山林道を起点としました。今回は西側の門桁林道からスタート、以前715さんから教えて頂いて以来、ずっと歩いてみたいと思っていたコースです。ヒザの調子が心配なので周回コースはリスキーかとも思いましたが、徐々に快方に向かいつつあるのは自覚していたので、今回はチャレンジしてみたい気持ちが勝りました! 途中の道は狭いワインディングですが、門桁林道ゲートは浜松から1時間半ほどで到達する、南ア深南部にアプローチするには最もお手軽なスタート地点のひとつ(しばらく夜間通行止めでしたが、いつの間にか解除されていました)。2時前に自宅を出たら3時前には着いてしまいました。最初は林道歩きなので暗いうちに(きっと)紅葉の稜線目指し、スタート!…のはずが…。 [ヘッドランプがない!] 今日は林道歩きが長いということで、せっせと充電していたヘッドランプ。なんとそのまま持ってくるのを忘れてしまいました…。 よっぽど登ること自体をやめようかとも思いましたが、明るいうちになんとか下れればということでiPhoneのライトを頼りに林道を6.5km歩き、登山口で明るくなるのを待つことにしました。自分が持っているモバイルバッテリーはiPhoneを4回充電できるツワモノなので、電池切れは心配ないはず。 まぁ結論からいうと、荒れた林道ではなかったし崩壊している箇所もなかったのでiPhoneのライトで充分歩けました。門桁の林道は初めてでどんな道なのかも知らなかったので、キレイに整備された林道だったのはラッキーでした。 [登山道] 地図の下の断面図を見ていただくと分かる通り、行きは林道があるぶん登山道に入ればそこそこ急登、帰りは都沢山(1532m)、三本栃山(1533m)、イロウ山(1301m)、画栃山(1136m)と4つの小ピークを越える長いアップダウンの稜線です。ヒザの具合を考えると登りが急で帰りがなだらかなルートはありがたいですね。まぁ帰りも林道に降りる最後の最後がザレた急降下で結構おっかなかったですけど。もっと踏み跡薄いかと予想していたのですが、思いのほかルートはハッキリしていて、心配するほどではありませんでした。そう言えば下りの稜線で登山道を横切って走り抜けていくイノシシを見ました。シカやカモシカは頻繁に見かけますが、イノシシを見るのは初めてでした。 [眺望] 今回のルートは林道→行きの登り→房小山の主稜線歩き→帰りの下り…となりますが、「房小山の主稜線歩き」だけ眺望がありました。北は光岳の右肩に聖岳、南は浜松のアクトタワーまで見えます。ただ、房小山そのものやバラ谷の頭、光岳が大きくて南アルプス主稜線はほとんど見えません。西側は池口岳、中ノ尾根山、黒沢山、恵那山、中央アルプス、常光寺山、京丸山、高塚山、竜頭山、奥三河や三河高原の山々…など、イマイチ地味ですが、浜松のヤマノボラーには馴染みの深い山域を眺めることができます。山頂は北側に木々が生い茂っていて、主に見えるのは南の山々。稜線には東側の富士山や大無間山、前黒法師岳、天水、七ツ峰などを見ることができるポイントもありますが、ガスってしまってほとんど富士山が見えなかったのは残念。 [紅葉!] 今回の山行は何と言ってもコレ!標高でいうと1350mあたりから1650mあたりまで、見事な紅葉&黄葉でした!今年は台風による塩害や強風による早めの落葉で黄葉はイマイチと思っていたので、まぁいつもはもっとキレイなのかも知れませんが、じゅうぶん期待以上の美しさでした。 [温度・服装] Garminの温度センサによるとスタート時の気温は8℃、登山口で7℃、行きの登山道は6~7℃、稜線ではぐっと温度は上がって、房小山頂上で12℃、帰りはゴールに至るまでずっと11~13℃でした。服装はミレーのアミアミアンダーウェアにバートンのポーラテックT,マムートの長袖シャツ。下はCW-Xにマムートのカーゴ3/4パンツでした。林道を歩いているうちは寒くてカッパの上を着ていましたが、登りの途中で暑くなって脱いでしまい、その後は風が冷たいながらも再び着ることはありませんでした。 [今回の山行まとめ] 紅葉狙いとか言いつつ正直あまり期待してなかったのですが、思いのほかキレイで素晴らしい山行になりました!稜線はいい眺めだし、下りは急降下部分短めでヒザに優しいし、ここまでマイナーじゃなくても…と思うようないいコースでした。まぁ下りの最後は明るいうちに戻らないと…ということでかなり大慌てになっちゃったんですけどねー。距離は21.6kmということになっていますが、うち6.5kmは林道なので(これがネックでもあるけど)登山道は15kmほどだし、行きは登り一辺倒、帰りは下り一辺倒なので累積標高差は山犬段ルートよりも小さいみたいだし、山犬段から房小山を目指すよりラクかも。来年は山犬段から歩いて黄葉を見たいと思っていたけど、来年もこのコースを歩こうかなぁ。車で山犬段にたどり着くのもタイヘンだしね。 [(初)水窪100山] 都沢山(45)、三本栃山(46)、イロウ山(47)、画栃山(48) (注:写真のところに「50個めの水窪百山」というセリフが出てきますが、YAMAPにレポを書き始める前に竜頭山・熊伏山には登ったことがあるからです) [ご参考] 1回目の房小山は山犬段から:https://yamap.co.jp/activity/1216222 2回目の房小山は戸中山林道ゲートからバラ谷経由:https://yamap.co.jp/activity/1327991
活動の装備
- マムート(MAMMUT)Performance Dry Zip longsleeve men
- モンベル(mont-bell)ラップランドブーツ Men's
- ガーミン(Garmin)fēnix 5 Plus Sapphire
- マムート(MAMMUT)トランスポーター カーゴ 3/4
- バートン(BURTON)Burton AK Power Grid Crew Shirt True Black
- ニコン(Nikon)望遠ズームレンズAF-SDXNIKKOR55-200mmf/4-5.6GEDVRIIニコンDXフォーマット用AFSDXVR55-200G2
- ニコン(Nikon)標準ズームレンズAF-SDXNIKKOR18-55mmf/3.5-5.6GVRIIニコンDXフォーマット専用
- ニコン(Nikon)デジタル一眼レフカメラD7000ボディー
- ミレー(MILLET)ドライナミック メッシュ ショートスリーブ
- ワコール(Wacoal)CW-X レボリューション
- その他(Other)MAKAVELIC SIERRA SUPERIORITY BIND UP BACKPACK
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。