漢拏山(ハルラサン)からアニョハセヨ

2018.10.29(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 2
休憩時間
49
距離
12.4 km
のぼり / くだり
1114 / 834 m
5 3

活動詳細

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今回登った韓国・済州島のハルラサン、何せ海外の山なので、事前に登山情報を収集しようにも日本語情報が意外と少ない(泣)。 今後のハルラサン登山をする人の為に、少しでも助力になればと思いながら、記録を書き記します。 ハルラサンは山頂三角点(1950m)は立ち入り禁止、それでも山頂(白鹿譚)までは行けます。北東側からアクセスする 2つの登山道(観音寺/城板岳・コース)のみだけが可能です。 南西側からは3つの登山道(御里牧/霊室/トンネコ・コース)がありますが、山の南壁部が立ち入り禁止につき途中の 避難小屋ウィッセオルム(1700m)が実質、終着点です。 山頂まで近づける2つの登山道はどちらも距離が長く9km前後の体力中級者向き?南西側の登山道はゴールが避難小屋までなので距離も短縮、御里牧と霊室はそれぞれ約4~5kmといった所で初心者向きです。 私は、時間の都合と体調が万全で無かった為、今回、御里牧コース往復を使用しました。こちら南西部は、 御里牧-霊室縦走コースがメジャールートのようです。南西部からの登山は済州市内から240番バスが1時間毎に 走っているので、意外と便利です。但し、冬期間は(11-3月)便数が減るので注意が必要。 もちろん、タクシー(ホテルで聞いたら市内から料金は2000円程度)なら無問題ですが。 さて登山当日の朝はめでたく快晴。いざ始発バス便に乗って、御里牧登山口へ出陣。 バス内には平日始発便にも拘らず、登山者の姿がチラホラ見受けられる。流石に人気の山ですな( ̄∇ ̄) 市内を抜けて、車窓は徐々に森や牧場といった長閑な雰囲気に変化する中、バスは淡々と山道を登り続ける。 あとは御里牧停留所で降りれば、すんなり登山開始だったのだが、、、、。ここで事件発生。 なんと、あろうことか目的地一つ前の停留所で降りてしまうという大失態(゚◇゚)ガーン!! この辺りには幾つもの小さなトレッキングコースが点在するので、別目的地の登山姿のおじさんにつられて ふらっと手前のバス停で降りてしまったのだ。これぞアウェイの洗礼!? 降りてから違和感を感じ、間違いに気付いた時には既にバスの姿は無し。 次の便を待つにも1時間は長すぎる。結局、登山口まで歩こうと決断、非情で唐突な登山開始のゴングです。 goole mapで現在地を確かめながら、車道脇をトボトボ歩く傍を、車が颯爽と走り抜けて行く。豪のワーホリ時代にも経験した、異国での孤独と緊張が融合した懐かしい感覚?再来。結局、50分ほどかけ登山口に到着して一息入れましたが、既に汗だく状態でした(>。<)。 再度、仕切り直しで登山開始です。登山口付近の紅葉は終盤の様相。まずは出遅れを取り戻すべく足を進める。登山道はよく整備されてかつ標識も多く、登山者には優しい環境です。 しばらくして、バスに同乗していた中年夫婦の登山者に追いつく。ここで、婦人の方(韓国人)から、「さっき、降りるバス停を間違えたでしょう?」とのご指摘。意外と日本語も話せる様子で更にびっくりです(゚〇゚;)。 その後、道中は何事もなく景観を満喫しながら、さくさく登山であっさり避難小屋到着です。避難小屋にはトイレも有り、ここもしっかりした環境です。 とりあえず食事を取ろうと場所を探していると、既に休憩中の先程のご夫婦から、なんと一緒に食事をしないかと、お声が掛かります(^.^;。 更にカップラーメンまで頂いてしまいました。登山者の労り精神は、国を越えても健在なんですね。色々、勉強になりました。 今回の登山道は、整備がよく行き渡っていましたが、逆にやり過ぎの感、有り? 登山の本質の観点から見ると、必要以上に人の手を加えない方が良いのではと思います。 確かに世界遺産登録地だし、敷居を低くした方が人は呼び込めますが、なんだかもったいない気がしました。これも文化や風習の違いなんですかねー。 改めて、異国の地の登山は、刺激と新発見の連続。 「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」とは、今回の登山に相応しい、的を得た表現だと思いました。

漢拏山(はるらさん) 異国の地で、まさかのハンデスタート(汗)
異国の地で、まさかのハンデスタート(汗)
漢拏山(はるらさん) ようやく登山口間近の表示
ようやく登山口間近の表示
漢拏山(はるらさん) バスに乗っていたら、この900m標識は拝見できませんでしたが( ̄  ̄;)
バスに乗っていたら、この900m標識は拝見できませんでしたが( ̄  ̄;)
漢拏山(はるらさん) ようよう登山口
ようよう登山口
漢拏山(はるらさん) ハルラサン全体地図
ハルラサン全体地図
漢拏山(はるらさん) ハルラサンは日帰り専用の山。宿泊禁止です
ハルラサンは日帰り専用の山。宿泊禁止です
漢拏山(はるらさん) 周りに人はほとんどいません。早朝ですから
周りに人はほとんどいません。早朝ですから
漢拏山(はるらさん) 早朝なので駐車場の車もまばら
早朝なので駐車場の車もまばら
漢拏山(はるらさん) 登山口近くの紅葉、やや落葉多し
登山口近くの紅葉、やや落葉多し
漢拏山(はるらさん) 静寂を感じさせてくれますねー
静寂を感じさせてくれますねー
漢拏山(はるらさん) 登山道には、この手の標識があちこちに点在
登山道には、この手の標識があちこちに点在
漢拏山(はるらさん) 整備され過ぎ?登山道
整備され過ぎ?登山道
漢拏山(はるらさん) 標高表示の石碑
標高表示の石碑
漢拏山(はるらさん) 木道エリアに入る、避難小屋まで残り半分といった所
木道エリアに入る、避難小屋まで残り半分といった所
漢拏山(はるらさん) カラス(なぜカラス?)は偽物です
カラス(なぜカラス?)は偽物です
漢拏山(はるらさん) ススキに挟まれし登山道。秋ですな。
ススキに挟まれし登山道。秋ですな。
漢拏山(はるらさん) だいぶ登ってきました
だいぶ登ってきました
漢拏山(はるらさん) 振り返ると、彼方に済州市内が見える
振り返ると、彼方に済州市内が見える
漢拏山(はるらさん) 行きのバスでも同乗した、韓国人のご夫婦。この後、休憩所で色々目をかけてもらう事となる
行きのバスでも同乗した、韓国人のご夫婦。この後、休憩所で色々目をかけてもらう事となる
漢拏山(はるらさん) 残り標高100m。目的地は近い
残り標高100m。目的地は近い
漢拏山(はるらさん) 整備され過ぎ?木道。歩きやすいのは確か
整備され過ぎ?木道。歩きやすいのは確か
漢拏山(はるらさん) ハルラサンが遠方に見えます
ハルラサンが遠方に見えます
漢拏山(はるらさん) 本日は、快晴登山日和なり。ハルラサンくっきり
本日は、快晴登山日和なり。ハルラサンくっきり
漢拏山(はるらさん) 遂に避難小屋までリーチです
遂に避難小屋までリーチです
漢拏山(はるらさん) 避難小屋、しっかりした建物です
避難小屋、しっかりした建物です
漢拏山(はるらさん) 本日の目的地1700m地点。体調が万全ならもう少し奥地や近くの丘にも行けたのに、、。
本日の目的地1700m地点。体調が万全ならもう少し奥地や近くの丘にも行けたのに、、。
漢拏山(はるらさん) ここが3つの登山道の分岐点
ここが3つの登山道の分岐点
漢拏山(はるらさん) 今回の登山で最も残念な場面。多くの登山者がカラスに食べ物を与えていました。辺りに警告看板も無かったのですが、やっぱりこれはいかんでしょう(怒)
今回の登山で最も残念な場面。多くの登山者がカラスに食べ物を与えていました。辺りに警告看板も無かったのですが、やっぱりこれはいかんでしょう(怒)
漢拏山(はるらさん) 韓国人夫婦に頂いたカップラーメン。辛さを抑える為、向こうも気を利かしてスープ控えめ分量で用意してくれましたが、結果かなりの薄味ラーメンに(笑)
韓国人夫婦に頂いたカップラーメン。辛さを抑える為、向こうも気を利かしてスープ控えめ分量で用意してくれましたが、結果かなりの薄味ラーメンに(笑)
漢拏山(はるらさん) 帰りの登山道。中学生の校外学習の一環?隣の国でも学生の登山授業は有る模様です。
帰りの登山道。中学生の校外学習の一環?隣の国でも学生の登山授業は有る模様です。
漢拏山(はるらさん) 登山口帰還ですが、下山時に多くの登山者とすれ違う。とても平日とは思えないくらいの登山者数でした。
登山口帰還ですが、下山時に多くの登山者とすれ違う。とても平日とは思えないくらいの登山者数でした。
漢拏山(はるらさん) 朝と昼間の駐車場内の車の数の差は、歴然
。大型バスも多かった
朝と昼間の駐車場内の車の数の差は、歴然 。大型バスも多かった
漢拏山(はるらさん) 登山口から御里牧バス停まで徒歩10分ぐらいの距離。しばし、紅葉道路が続きます
登山口から御里牧バス停まで徒歩10分ぐらいの距離。しばし、紅葉道路が続きます
漢拏山(はるらさん) 本道に到着です
本道に到着です
漢拏山(はるらさん) この辺りの紅葉は丁度、見頃
この辺りの紅葉は丁度、見頃
漢拏山(はるらさん) 半日遅れの御里牧バス停到着。これにてハルラサン登山完結
半日遅れの御里牧バス停到着。これにてハルラサン登山完結
漢拏山(はるらさん) 微妙にカタカナ表記 ハルラサン地図
微妙にカタカナ表記 ハルラサン地図

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