百名山　間ノ岳と北岳 　岩と氷に阻まれ途中退散。

今回は、未登頂の間ノ岳と昨年初登頂した北岳へ、一泊二日の登山を計画しました。 登山口の広河原は、交通規制の為、バスまたは乗合タクシーを利用して、16時40分の最終バスまでに広河原に戻らなければならないので、登山計画を2パターン作成しました。 ①は昨年、北岳に登頂したコースタイムを参考にして、北岳山頂以降は「山と高原地図」のコースタイムを参考に作成。 ②は、登山口の広河原から往復「山と高原地図」のコースタイムを参考に作成。 ①１日目AM6:30広河原→8:20大樺沢二俣→(８本歯のコル)→11:10北岳山頂→12:15北岳山荘12:40→14:15間ノ岳14:25→ 15:45北岳山荘 ２日目AM7:00北岳山荘→8:20北岳山頂→9:00北岳肩ノ小屋9:10→11:00白根御池小屋11:10→12:50広河原 ②１日目AM6:30広河原屋→9:00大樺沢二俣→(８本歯のコル)→12:30北岳山頂→13:25北岳山荘 ２日目AM7:00北岳山荘→8:40間ノ岳8:50-11:25北岳山頂→12:05北岳肩の小屋12:15→14:05白根御池14:15→16:05広河原 上記2パターンの計画を立てましたが、登山当日の広河原インフォメーションセンターで、８本歯のコル付近から積雪の為、アイゼン及び冬山装備とその技術が必要との案内がありました。 アイゼンは準備していましたが、念のため急遽コースを変更して、大樺沢二俣から北岳肩ノ小屋に向かい北岳山頂に登るルートにしました。(北岳山頂以降は2パターンの計画通り) 広河原を出発して、大樺沢二俣までは前回の20分遅れで到着。 小太郎尾根分岐を過ぎると、岩場が始まり雪と氷が多くアイゼンを装着しました。 岩場が凍っている為、歩きづらく小太郎尾根分岐と北岳肩ノ小屋の中間付近で11:40分になり、北岳山頂に到着する時間が読めなくなってきました。 明日の下山のことを考えると、間ノ岳に登頂して明日の16時40分の最終バスまでに広河原到着は難しいと思い、間ノ岳登頂を断念しました。 その時点で心が折れてしまい、今下山すれば今日の最終バスに間に合うと思い北岳肩ノ小屋手前で途中退散を決めました。 広河原16:10発の乗合タクシーで芦安駐車場に戻りました。 今回の立寄り湯は、笑天閣600円(内風呂のみ).