越百山/仙涯嶺(シオジ平)

2010.08.13(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 22
休憩時間
38
距離
24.1 km
のぼり / くだり
2728 / 2715 m
37
3 26
53
36
3 11

活動詳細

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越百山・仙涯嶺(中央アルプス) ブログ http://mhan.blog52.fc2.com/blog-entry-24.html 8月13日 11日に諏訪のモンベルにいきカッパを新調しました。 ハイドレーションタンクも購入し、これで準備万端です。 前日はお盆休み前ということで、定時退社でした。 ほっともっとでステーキ弁当を購入し、すぐに食べて、明日の準備をちょっとしてシャワーを浴びて8時過ぎに床に就きました。すぐに寝付けませんでしたが、とりあえず寝入ったものの10時に目が覚めました。そこからがなかなか眠れず長い夜になりました。 3時に起床(やはり寝ていた) お茶漬けを食べて、4時前には出発。まだ真っ暗。 途中で、車にひかれて苦しんでいる猫を発見、なんだか気分ワル! 高遠から旧長谷村を通り過ぎ三峰川林道へ!と思ったら入り口が塞がれているではないか! こりゃこまった! ちょっとパニック、7月に大雨が降ったり、前日は台風だったので通行止めになったか。 ということで、目標を越百山に変更! 地図は無いけれど、だいたい道のりは頭に入っているので何とかなると思いながら車を走らせました。 飯島町から山に入って行きます。 ぐんぐん高度を稼ぎ、雰囲気も良くなってきます。  が、ここも途中で車止め! 先客が2台、ゲートは動かせば開くのですが、心配なのでここから歩くことにしました。 5時45分ころ出発!最初は舗装路を延々と歩き、通常の車止めの駐車場までだいたい1.5km、そこからシオジ平自然園までさらに1.5km、そのあたりから砂利の林道で1.5km位? で、いよいよ登山道へ。 ところが、とんでもない道でした。 刈り払いがまったくされておらず、笹薮の中をえんえん歩くわけです。 ただの藪ならまだしも雨でびしょびしょなので、あっという間に全身びしょぬれ、靴の中まで水浸しになりました。 とてもブルーな気分です。傾斜もゆるく、なかなか高度を稼げません。 藪の中を歩くのはそれ以外に道そのものが見えないという問題があります。 どこが道なのか?切り株や、石や、段差などの障害物が見えない! ということで、とても危ないわけです。 そんなところを30分以上歩いたでしょうか、ようやく沢沿いの道に抜けこれで終わりかと思ったのもつかの間、また藪の道になりました。 1時間以上歩いて乙女の滝に到着、ここでようやく休憩をとりました。 靴を脱いで、水浸しの靴下を絞りました。 せっかく絞ってもまた藪ですぐにびしょぬれ、道は沢沿いを歩くようになり今度は滑りとルーとふぁいんでぃんぐがポイントに。 無数の滝が現れますが、楽しんでいる余裕無く歩き続けます。 ちょっといくとカモシカ落しという難所になります。 よくもこんなところに道をつけたなというところです。 はしごと鎖はとりあえずしっかりしているので危険な感じはありませんでした。 そこからもしばらく沢沿いの歩きにくい、わかりにくい道が続きました。 いよいよ源流になってくると植生も変わってきてきれいな花も増えてきます。 とりあえず猛毒のトリカブトが目立ってました。 それてともに虫!なんでしょう、あの虫の多さは。 葉っぱ1枚1枚に無数の虫が留まっていて、 その枝に触った瞬間にその虫が飛び立つのです。 体中にその虫がまとわりつきます。 刺したりするわけでないのですが、あの多さはそれこそ閉口です! そのあたりを乗り越えるとなんとなく高所の雰囲気になってきて、一気に尾根に抜けたような感じ。 そして風とガスが出てきたと思ったら急に越百山の頂上に到着。 ガスでまったく眺めは無く、風も強いのでびしょぬれの私は寒くて長いができませんでした。 そこで今日はじめて登山者に出会いました。 木曽側から上ってきた人です。 しこし頂上から離れたところで休憩。 靴を脱ぎ靴下の水を絞り、カッパを着て、まだ時間があるので仙涯嶺に向かいました。 しばらく歩いていたら、急にガスが切れ始め、仙涯嶺が姿を現しました。 越百山だけで帰らなくて良かった。 ホンとはびしょぬれで、眺めも無くてもう帰りたかったのだけれど。 上り好調。足がびしょぬれなので、疲れが多い気もしますが、天気も良くなってきて気分は最高!そして無事に仙涯嶺に到着。10時半ころ。 のんびり休んで引き返す。 南駒まで行きたかったけれど、時間切れ。 下りで膝が痛くなりそうな気配有、ゆっくり歩くことにするが、越百山を越えたところで本格的に下りの準備。 ひざサポーターの装着。 長い下りでした。 ひざは痛いし、道は相変わらずわかりづらいし、歩きにくいし、石はすべるし。 唯一笹薮は朝より乾いていてびしょぬれにならなくてすんだ。 でも、こんな感じの道です。 あさは水の重みで全体が垂れ下がっていてどこが道だかわかりにくい状態でした。 足がぼろぼろになりながらようやく車まで到着。 このコースは変化に富んでいたすばらしいコースだと思いました。 刈り払いさえしっかりしてあれば。 ただし、初心者は決して入山しないほうが良いと思いました。

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