銀杏峰1,441m（中島コース）

※登頂失敗。中島コースは荒れており、道に迷う可能性が高いので避けた方がいいです。 今シーズン及び人生11回目の登山は福井県大野市の銀杏峰へ。 とある登山ブログの数年前の記事で「天空のコリドー（回廊）」と喩えられていた紅葉の名所。 ブログの画像でも紅葉が見事だったので、登ってみたいと思っていた。 という事で快晴の本日、ソロで挑戦。結果登頂失敗(Ｔ＿Ｔ) 銀杏峰の登山コースは名松コース、宝慶寺コース、中島コースの3コース。この中から一番登りごたえのある中島コースにチャレンジしたものの、登山道が荒れて殆ど分からず、遭難一歩手前…登山アプリYAMAPに救われました。 参考にしたブログ記事は数年前のもので、「登山道は分かりやすく〜」とあったが、数年の間に随分登山路が荒れてしまい、登山口から中腹までの造成杉林は殆どコースが分からず、これが下山時に迷う原因となる。 8時からソロで登り始めたものの、登山コースが分からず、諦めて一旦下山。 そこで偶然これからキノコ狩りに山に入るこの山に慣れた人達に会い、コースを案内してもらえる事に。 慣れた人に付き従って登る。だが、この山に慣れた人達ですら道に迷うような山の変わり様。 このキノコ狩りの方々はスギタケとクリタケが狙いだそうで、私もその取り方を教わる。 キノコが生えているのは山の四合目くらいまでだそうで、四合目まで案内していただき、そこから先はソロで山頂を目指す。 途中から植生がブナが増え、黄葉が美しい。 ブナ林を過ぎると斜面がきつくなり、登山路も人跡未踏の様相…微かに登山路とは分かるが、人の足跡より動物の足跡の方が多く… この登山路と思っているものが本当に登山路なのか、それとも獣道なのか、初めての山でソロなので不安が募る。 時間は11時半を回っており、登頂しても下山では往路に迷った造成杉林を通らねばならず、迷う事は必至。日没までに下山出来るか… 思案の末、登頂を諦めて下山する事に決定！足早に麓を目指す。 しかし案の定、往路で迷った造成杉林で迷う。自分が何処にいるのか全く分からない。闇雲にあちこちの斜面に人跡を探すも見つからず。 途方に暮れていると、今日から使い始めたスマホ登山アプリ「YAMAP」に下山のヒントを求めると、今日の行動の軌跡が！ 往路に通った造成杉林の軌跡を目指すと、無事登山道に合流。助かった！ 標高差1,000m、片道5.4kmとの登り応えで中島コースを選んだが、完璧に失敗。YAMAPが無ければ遭難していた。 次回からは最新情報を確認し、安全な登山に努めたいと思う。