奥三河ジャンダルム(設楽4山周回)…岩古谷山・平山明神山・大鈴山・鹿島山

2016.03.05(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 51
休憩時間
57
距離
8.0 km
のぼり / くだり
1115 / 1115 m
1 48
53
21
29

活動詳細

すべて見る

奥三河への山行も3回目。登山靴の慣らしも3回目です(トレッキングシューズがまだ帰ってきません…)。 今回は、以前から登ってみたかった急峻な岩峰2座・岩古谷山と平山明神山を含む、設楽4山の短距離周回コース。 メインは切り立つ岩峰・岩古谷山から、奥三河のジャンダルム・平山明神山に続く痩尾根の縦走です。 ■登山口まで 名古屋方面から登山口までとにかく時間がかかる奥三河の山々。一般道でも、高速を使っても1時間半以上かかるので、5時半前に出発…しようと玄関を開けると想定外の雨! 険しい道のりを考えると気が引けましたが、ともかく登山口まで行こうと出発。有難いことに雨はすぐに止み、設楽の道路もすっかり乾いている状態でした。 ■和市駐車場〜堤石トンネル登山口 和市の駐車場は国道475号沿いにありますが表示は「砂防指定地」の看板のみで、10台ほど駐車が可能。傍に東海自然歩道の標識と「岩古谷山登山口」の杭があり、目印になります。今日はここからは登らず、475号を堤石トンネルへ5分ほど歩きトンネル脇から登っていきます。堤石トンネルまでは歩道がなく、林間のカーブした車道を歩くことになるので注意。 ■堤石登山口〜岩古谷山 堤石トンネルの脇から階段を登っていきます。積み重なる巨岩をくぐり、見上げる断崖(雄滝、雌滝)を抜け、四阿の立つ痩せ尾根の断崖絶壁に登り着きます。さらに長い鎖場を越え痩せ尾根を通過して山頂へ。頂上の立て札から少し登ると眺望の良い岩場があり三ツ瀬明神山、平山明神山のいずれも望むことができました。 ■岩古谷山〜堤石峠 ここから堤石峠までの道のりは、今日のコースの中で唯一の東海自然歩道。「東海自然歩道の三大難所」のひとつというだけあって、岩尾根の急登、激下りが繰り返され、左右にワイヤーを張った痩せ尾根、鉄階段が連続します。ただその後のコースに比べれば非常によく整備されていて、危険箇所は特にありません(雨や雪で足元が滑りやすい時は要注意!)。 ■堤石峠〜平山明神山分岐 今日のメインとなる縦走コース。平山明神山までは4つの急峻な岩峰(ピーク)が聳え立ち、他にも無数の巨岩が痩せ尾根の行く手を遮っています。踏み跡は薄く、見分けがつきにくい上に表示はほとんどないので、赤いテープを頼りに進みます。途中のピークは素手、あるいはザイルで登る岩場が連続。距離は大したことがないのですが、道を探しながらの岩登り、岩下りに直登、激下りが繰り返されるため、時間はそれなりにかかりました。4つのピークを越えて登り返すと平山明神山と大鈴山の分岐点に到達。 ■平山明神山 ひときわ大きな岩塊を越え、小天神山のピークに到達。さらに進むと眺望が開け、ジャンダルム然とした平山明神山の特異な頂上部分が眼前に! 足元は極端に痩せた岩尾根となり、数メートルながら左右断崖絶壁のナイフリッジに! …ここは、ワイヤーも何もなく、足元も本当に狭いので、開放感と眺望は申し分ないが、その分コワ〜ッ!!! 個人的な感想ですが、怖さという点では三ツ瀬明神山の北西尾根馬の背と同じ、いや勝っているかも。高い塔のてっぺんに立つような怖さがあります。 ナイフリッジを越え、最後の急登を登って左に進めば、大鈴山や鹿島山を望む展望ポイント「西の覗き」。山頂方向に戻ると三ツ瀬明神山をはじめ快晴時に恵那山も南アルプスも望める「東の覗き」があります。残念ながら山頂には展望はありません。 一旦、大神田登山道方面に10分ほど下ったところにある夫婦岩に立ち寄り、奥三河の峰々を展望。そのあと山頂まで続く巨大な「大岸壁」を見上げて登り返し。大鈴山との分岐点まで戻りました。 ■大鈴山・鹿島山 大鈴山までは広葉樹や針葉樹の混じった明るい尾根道を縦走。グミンダ峠を越えて登り返し、大鈴山山頂への分岐点を頂上へ。大鈴山山頂は丸太のベンチが2つ。眺望を楽しみながら休憩ができます。分岐点まで戻り、縦走路を鹿島山方向へ。周囲は次第に鬱蒼とした針葉樹林に変わり、鹿島山山頂に到達。杉林を九十九折に降下し、民家脇の登山口に下山しました。 大鈴山、鹿島山は特に特徴のない里山でしたが、岩古谷山と平山明神山、そして2座をつなぐ縦走路は、想像以上の急峻な道のりでした。踏み跡は薄く、要所に取り付けられた赤いテープを頼りに進むことになります。ルート上にはザイルの架かった断崖が次々に現れるなど、よく言えば整備されすぎず歩き甲斐のある、悪く言えば少々危険の伴う登山道と言えるでしょう。 本日のベスト5 1)岩古谷山の断崖に立つ四阿……中国の山水画のような風情 2)岩古谷山の鎖場……かなりの長さがあり、登り甲斐があります 3)平山明神山への縦走路上の岩場……切り立つ岩場を何度も素手やザイルで登ります 4)小明神ナイフリッジ……開放感も怖さも本日のコースで最高 5)東の覗き……三ツ瀬明神山と奥三河の峰々の展望台。快晴なら南アルプス、恵那山も望める 比較的、短距離・短時間で、低山らしからぬ充実した山行を楽しめました。

宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 和市の駐車場に到着。「砂防指定地」の看板のみ。川ぞいに10台ほど駐車可能です。
和市の駐車場に到着。「砂防指定地」の看板のみ。川ぞいに10台ほど駐車可能です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 傍に東海自然歩道の標識が。堤石峠に向かう岩古谷山の登山口(和市登山口)がありますが、今日はここからは登りません。
傍に東海自然歩道の標識が。堤石峠に向かう岩古谷山の登山口(和市登山口)がありますが、今日はここからは登りません。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 国道473号を神田方面、堤石トンネルまで歩いて行きます。歩道がないので要注意。
国道473号を神田方面、堤石トンネルまで歩いて行きます。歩道がないので要注意。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 7分で堤石トンネルに着きました。向かって右側が登山口。
7分で堤石トンネルに着きました。向かって右側が登山口。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 延々と続く階段を登ると、早くも巨岩が姿を表しました。ここから岩小谷山山頂までは約40分。
延々と続く階段を登ると、早くも巨岩が姿を表しました。ここから岩小谷山山頂までは約40分。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 今日のコースのうち、岩古谷山の山頂から堤石峠までは東海自然歩道になるようです。ここは東海自然歩道三大難所(丹沢・奥三河・鍋倉山)のひとつらしい。
今日のコースのうち、岩古谷山の山頂から堤石峠までは東海自然歩道になるようです。ここは東海自然歩道三大難所(丹沢・奥三河・鍋倉山)のひとつらしい。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 朽ちた階段を登っていきます。すでに見上げるような巨岩が連なっています。
朽ちた階段を登っていきます。すでに見上げるような巨岩が連なっています。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 こうもり穴、地獄穴…。山を形成する石英安山岩の巨岩が崩れ落ち、重なってできた洞窟。
こうもり穴、地獄穴…。山を形成する石英安山岩の巨岩が崩れ落ち、重なってできた洞窟。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 大きすぎてフレームに入りません。不動滝と呼ばれる断崖絶壁。右が雌滝、左奥が雄滝。
大きすぎてフレームに入りません。不動滝と呼ばれる断崖絶壁。右が雌滝、左奥が雄滝。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 雌滝を見上げます。通常は枯れ滝のようですが、今日は雨のように水が降っています。下に川はなく水たまり程度。
雌滝を見上げます。通常は枯れ滝のようですが、今日は雨のように水が降っています。下に川はなく水たまり程度。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 雌滝から登山道を振り返る。中央にあるのはトイレ。電灯なし、ペーパーなし、汲み取り式。老朽化が激しく、個室扉はブルーシート。入るのに勇気がいります。
雌滝から登山道を振り返る。中央にあるのはトイレ。電灯なし、ペーパーなし、汲み取り式。老朽化が激しく、個室扉はブルーシート。入るのに勇気がいります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 雄滝。両滝は、硬い石英安山岩が長い年月をかけて水により侵食された痕跡です。
雄滝。両滝は、硬い石英安山岩が長い年月をかけて水により侵食された痕跡です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 階段の奥行きがとにかく狭い。気を抜くと踏み外します。
階段の奥行きがとにかく狭い。気を抜くと踏み外します。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この岩の中を通っていきます。かがんで通過します。
この岩の中を通っていきます。かがんで通過します。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 岩の中から外を覗いてみる。
岩の中から外を覗いてみる。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 行けども行けども巨岩だらけ。三ツ瀬明神山以上に巨岩まみれの印象です。
行けども行けども巨岩だらけ。三ツ瀬明神山以上に巨岩まみれの印象です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 随所に落石注意の表示あり。
随所に落石注意の表示あり。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ゼリービーンズのような実がたわわに実ったアオキ。
ゼリービーンズのような実がたわわに実ったアオキ。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 垂直に近い岩壁に生える大樹。左下に伸びる根は電柱よりもはるかに太い!
垂直に近い岩壁に生える大樹。左下に伸びる根は電柱よりもはるかに太い!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 これも垂直な岩壁に岩に根を張る樹。急峻な岩峰ならではの光景です。
これも垂直な岩壁に岩に根を張る樹。急峻な岩峰ならではの光景です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 階段を登るとベンチのある小スペース。ここからは岩壁を巻いて進む猿渡橋を登ります。
階段を登るとベンチのある小スペース。ここからは岩壁を巻いて進む猿渡橋を登ります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 猿渡橋から先ほどのベンチを見下ろす。ベンチの傍には針のようにそびえる岩塊が。
猿渡橋から先ほどのベンチを見下ろす。ベンチの傍には針のようにそびえる岩塊が。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 猿渡橋を越えると、ようやく登山道らしい道に入ります。
猿渡橋を越えると、ようやく登山道らしい道に入ります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 登山道の端は基本的に絶壁なので注意が必要です。
登山道の端は基本的に絶壁なので注意が必要です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 朽ちたハシゴにも注意。
朽ちたハシゴにも注意。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 痩せた断崖絶壁にたどり着きました。四阿の向こう側、岩壁の先端に岩が乗ってます。
痩せた断崖絶壁にたどり着きました。四阿の向こう側、岩壁の先端に岩が乗ってます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 …その岩の上からの眺望。周囲に何もないのでかなりの高度感。…手前の枝にピントが合ってしまいました。
…その岩の上からの眺望。周囲に何もないのでかなりの高度感。…手前の枝にピントが合ってしまいました。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 鎖場に到着。
鎖場に到着。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 鎖場はくの字に続いており、特に後半はかなり長く登ります。鎖は新しいものも架けられ、大変しっかりしていました。
鎖場はくの字に続いており、特に後半はかなり長く登ります。鎖は新しいものも架けられ、大変しっかりしていました。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 【パノラマ】このあと登る3山、平山明神山(右)、大鈴山(中)、鹿島山(左)を望む。
【パノラマ】このあと登る3山、平山明神山(右)、大鈴山(中)、鹿島山(左)を望む。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 痩せ尾根を進みます。尾根の切れ落ち方が垂直に近いので、意外と怖いかも。
痩せ尾根を進みます。尾根の切れ落ち方が垂直に近いので、意外と怖いかも。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 まさに断崖の岩峰。ここ岩古谷山は、かつての海底火山の名残とか。
まさに断崖の岩峰。ここ岩古谷山は、かつての海底火山の名残とか。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 岩古谷山(799m)。頂上には、ベンチやテーブルがありました。
岩古谷山(799m)。頂上には、ベンチやテーブルがありました。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 おや?山頂がまだあるようなので、行ってみます。
おや?山頂がまだあるようなので、行ってみます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 聳える三ツ瀬明神山。双耳峰であることがはっきりとわかります。かっこいい山容です。
聳える三ツ瀬明神山。双耳峰であることがはっきりとわかります。かっこいい山容です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 お、ここが本当の頂上ですね。見晴らしの良い岩場になっています。
お、ここが本当の頂上ですね。見晴らしの良い岩場になっています。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 おお! 今から向かうジャンダルム・平山明神山の雄姿が!
おお! 今から向かうジャンダルム・平山明神山の雄姿が!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 【パノラマ】三ツ瀬明神山を中心に、奥三河の峰々。美しい…。
【パノラマ】三ツ瀬明神山を中心に、奥三河の峰々。美しい…。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 岩質は石英安山岩。三ツ瀬明神山や宇連山の流紋岩同様、激しい火山活動で形成された硬い硬い岩質の山です。
岩質は石英安山岩。三ツ瀬明神山や宇連山の流紋岩同様、激しい火山活動で形成された硬い硬い岩質の山です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 さあ、今日のメイン、平山明神山への縦走に出発します。まずは田口方面に下りますが、ここから堤石峠までの間は東海自然歩道三大難所の一部。
さあ、今日のメイン、平山明神山への縦走に出発します。まずは田口方面に下りますが、ここから堤石峠までの間は東海自然歩道三大難所の一部。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 トイレらしきものあり。使えないと思った方が良いでしょう。
トイレらしきものあり。使えないと思った方が良いでしょう。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 岩場の景勝ポイントから、ジャンダルム・平山明神山。
岩場の景勝ポイントから、ジャンダルム・平山明神山。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 急傾斜の鉄階段。
急傾斜の鉄階段。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 雨の日は絶対に滑りそうな丸太の階段を下ります。
雨の日は絶対に滑りそうな丸太の階段を下ります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 痩せ尾根をさらに激下り。急峻ですね…。
痩せ尾根をさらに激下り。急峻ですね…。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 平山明神山(右方奥のもっこり)へ向かう稜線…。って、急峻な三角錐がいくつも並んでるようにしか見えないんですけど…。これ、本当に登り下りするの???
平山明神山(右方奥のもっこり)へ向かう稜線…。って、急峻な三角錐がいくつも並んでるようにしか見えないんですけど…。これ、本当に登り下りするの???
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 【パノラマ】右奥が平山明神山、中央奥に大鈴山、左が鹿島山。
【パノラマ】右奥が平山明神山、中央奥に大鈴山、左が鹿島山。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ここ、ロープなしで降りるんですか???
ここ、ロープなしで降りるんですか???
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 降りたところを下から見上げる…。岩には足をかけるところが彫られています。手すりを使って登り下りします。
降りたところを下から見上げる…。岩には足をかけるところが彫られています。手すりを使って登り下りします。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 痩せ尾根、続きます。ワイヤーが張ってあるので、心理的には楽ですね。
痩せ尾根、続きます。ワイヤーが張ってあるので、心理的には楽ですね。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この木階段も雨で滑りそうです。
この木階段も雨で滑りそうです。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ハシゴに近い角度の鉄階段。
ハシゴに近い角度の鉄階段。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 険しい岩場には階段が架かってます。
険しい岩場には階段が架かってます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 右奥が平山明神山。稜線上の三角錐ピークが眼前に迫ってきましたよ…。なんじゃ、この険しさは!
右奥が平山明神山。稜線上の三角錐ピークが眼前に迫ってきましたよ…。なんじゃ、この険しさは!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 堤石峠に到着。ここからは東海自然歩道を離れ、平山明神山へ向かいます。
堤石峠に到着。ここからは東海自然歩道を離れ、平山明神山へ向かいます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 先ほどまでとは一転、踏み跡はあるけれど表示がなくなりアップダウンも急に。
先ほどまでとは一転、踏み跡はあるけれど表示がなくなりアップダウンも急に。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 平山明神山に向かう稜線上の2つのピークが間近に…。これ、登るんですか???
平山明神山に向かう稜線上の2つのピークが間近に…。これ、登るんですか???
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 道はいっそう岩々に…。もはや赤テープだけが頼りです。
道はいっそう岩々に…。もはや赤テープだけが頼りです。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ザイルで岩壁を登ります。第1のピークを通過。この後、こういう場所が頻繁に現れます。
ザイルで岩壁を登ります。第1のピークを通過。この後、こういう場所が頻繁に現れます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 どうやって通るのかよくわからないけれど、赤テープに導かれながら進むしかありません。
どうやって通るのかよくわからないけれど、赤テープに導かれながら進むしかありません。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ザイルを継ぎ継ぎ、岩壁を登っていきます。
ザイルを継ぎ継ぎ、岩壁を登っていきます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 第2ピーク通過。このピークを下ったら、次はあのピークやね…。平山明神山は見えなくなってしまった。
第2ピーク通過。このピークを下ったら、次はあのピークやね…。平山明神山は見えなくなってしまった。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 とんでもない巨岩が稜線を塞ぐ。過酷な縦走路です。
とんでもない巨岩が稜線を塞ぐ。過酷な縦走路です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 もはや登山道ではありません。崖です(笑)。
もはや登山道ではありません。崖です(笑)。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 第3のピークからザイルで下ります。
第3のピークからザイルで下ります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 今度はザイルを伝ってのカニの横ばいです。
今度はザイルを伝ってのカニの横ばいです。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 さらにザイルで下ります。
さらにザイルで下ります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 なんか目前に聳えてますね。角度が急すぎて、よくわからなくなってきました(笑)。
なんか目前に聳えてますね。角度が急すぎて、よくわからなくなってきました(笑)。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 登れや登れ!
登れや登れ!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ゼエゼエ…、第4(867m)ピーク。
ゼエゼエ…、第4(867m)ピーク。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ザイルを伝い、倒木を超えて激下り。
ザイルを伝い、倒木を超えて激下り。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 急傾斜、倒木の下をくぐり下ります。
急傾斜、倒木の下をくぐり下ります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 さあさあ下ったら、今度は激登りですよ! おーっ!絶望的な急斜面じゃないですか…。
さあさあ下ったら、今度は激登りですよ! おーっ!絶望的な急斜面じゃないですか…。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 岩、岩、ザイル! 登るんじゃー!
岩、岩、ザイル! 登るんじゃー!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ついに平山明神山山頂と大鈴山の分岐に到着! 平山明神山に向かいます。
ついに平山明神山山頂と大鈴山の分岐に到着! 平山明神山に向かいます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 お!急登を上り詰めたらひときわ巨大な大岩が行く手を阻む…。登って越えていきます。
お!急登を上り詰めたらひときわ巨大な大岩が行く手を阻む…。登って越えていきます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 越えた先には小明神山ピーク(946m)。先に進みます。
越えた先には小明神山ピーク(946m)。先に進みます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 こーんな岩も巻いて進みます。
こーんな岩も巻いて進みます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 わかりにくいですが、眼前に平山明神山のジャンダルム、頂上岩塊部がドーンと!
わかりにくいですが、眼前に平山明神山のジャンダルム、頂上岩塊部がドーンと!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 一層、瘠せていく尾根道。
一層、瘠せていく尾根道。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 さあ、この先が小明神ナイフリッジ!!
さあ、この先が小明神ナイフリッジ!!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 【パノラマ】小明神ナイフリッジからの眺望。遮るものがないので、全方位に景観が広がります。右は平山明神山・ジャンダルム。
【パノラマ】小明神ナイフリッジからの眺望。遮るものがないので、全方位に景観が広がります。右は平山明神山・ジャンダルム。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 小明神ナイフリッジ!距離は短いが、とにかく痩せてて、立てる幅が狭い! そして両側ともに掛け値なしの断崖だから、ふらついたら一巻の終わり…! 風が強い日や雨・雪の日の通過はお勧めしません!
小明神ナイフリッジ!距離は短いが、とにかく痩せてて、立てる幅が狭い! そして両側ともに掛け値なしの断崖だから、ふらついたら一巻の終わり…! 風が強い日や雨・雪の日の通過はお勧めしません!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 さらに岩を越えて進みます。ここは「岩峰」。
さらに岩を越えて進みます。ここは「岩峰」。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 そりゃ、滑落者も出るでしょう…。
そりゃ、滑落者も出るでしょう…。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 最後の急登を登りきった鞍部。先に「西の覗き」に行きましょう。
最後の急登を登りきった鞍部。先に「西の覗き」に行きましょう。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 「西の覗き」は西に開けた断崖絶壁。
「西の覗き」は西に開けた断崖絶壁。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 「西の覗き」からは眼前にこの後に向かう大鈴山、鹿島山が見渡せます。
「西の覗き」からは眼前にこの後に向かう大鈴山、鹿島山が見渡せます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 鞍部から頂上方面へ向かうと「東の覗き」の表示。行ってみます!
鞍部から頂上方面へ向かうと「東の覗き」の表示。行ってみます!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ここが「東の覗き」。
ここが「東の覗き」。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 三ツ瀬明神山が美しい〜。晴れていれば、恵那山や南アルプスも見渡せる絶景ポイント! 昼食ポイントにも最適ですね。
三ツ瀬明神山が美しい〜。晴れていれば、恵那山や南アルプスも見渡せる絶景ポイント! 昼食ポイントにも最適ですね。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 平山明神山(970m)。分岐からちょいと登れば山頂。残念ながら眺望はありません。
平山明神山(970m)。分岐からちょいと登れば山頂。残念ながら眺望はありません。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 せっかくなので、大神田登山口方面に一旦下り、「夫婦岩」を観に行きます。
せっかくなので、大神田登山口方面に一旦下り、「夫婦岩」を観に行きます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 樹林帯を激下りし、夫婦岩をめざします。
樹林帯を激下りし、夫婦岩をめざします。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 おお、これが夫婦岩!右が夫、左が妻でしょうか。
おお、これが夫婦岩!右が夫、左が妻でしょうか。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 両岩の間を通り抜けると…。
両岩の間を通り抜けると…。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 正面に三ツ瀬明神山の雄姿が! 何度見てもかっこいい!
正面に三ツ瀬明神山の雄姿が! 何度見てもかっこいい!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 登山道に戻り、垂直に切り立つ「大岸壁」を見上げます! この巨大な岩のてっぺんが頂上です。
登山道に戻り、垂直に切り立つ「大岸壁」を見上げます! この巨大な岩のてっぺんが頂上です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 戻って、小明神ナイフリッジへ。青空が出てきました。
戻って、小明神ナイフリッジへ。青空が出てきました。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ナイフリッジ上より。何も遮るものがない、たまらん爽快さ!…でも、コワ〜っ!
ナイフリッジ上より。何も遮るものがない、たまらん爽快さ!…でも、コワ〜っ!
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 岩峰からの爽快な眺望。もやもやですが、晴れて気分良し。
岩峰からの爽快な眺望。もやもやですが、晴れて気分良し。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 大鈴山へ向かいます。樹木の根が這う尾根道。
大鈴山へ向かいます。樹木の根が這う尾根道。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 樹林帯の中ですが、稜線上には要所で岩が現れます。
樹林帯の中ですが、稜線上には要所で岩が現れます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 広葉樹の茂る、明るい尾根道。
広葉樹の茂る、明るい尾根道。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 倒木の根。根に絡みついているのは割れた岩。この山では土ではなく岩に根を張っているんですね。
倒木の根。根に絡みついているのは割れた岩。この山では土ではなく岩に根を張っているんですね。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 大鈴山山頂への分岐。足元に小さな小さな表示。ほかに目印は特になし。
大鈴山山頂への分岐。足元に小さな小さな表示。ほかに目印は特になし。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 頂上に向けて、最後の急登。
頂上に向けて、最後の急登。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 大鈴山(1011.5m)。
大鈴山(1011.5m)。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 丸太のベンチが2組あります。ここでおにぎりを食べました。
丸太のベンチが2組あります。ここでおにぎりを食べました。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この茂みがなかったら…。手前が平山明神山、その奥の山影が三ツ瀬明神山。2つの明神山の共演。
この茂みがなかったら…。手前が平山明神山、その奥の山影が三ツ瀬明神山。2つの明神山の共演。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ベンチで寛ぎながら、素晴らしい眺望を楽しみました。
ベンチで寛ぎながら、素晴らしい眺望を楽しみました。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 さて、最後の鹿島山へ向かいます。
さて、最後の鹿島山へ向かいます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 心なしか針葉樹が増えてきました。
心なしか針葉樹が増えてきました。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 おっ! 松からグーが生えてきてるみたい…。
おっ! 松からグーが生えてきてるみたい…。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 鹿島山(912m)。眺望はありません。
鹿島山(912m)。眺望はありません。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 山頂の向こうにもピンクのテープが続いていますが、惑わされないように! 少し戻って、ピンクのテープを結んだ樹が2本並んだ場所を目印に降下していきます。
山頂の向こうにもピンクのテープが続いていますが、惑わされないように! 少し戻って、ピンクのテープを結んだ樹が2本並んだ場所を目印に降下していきます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 時々、テープが現れると安心します。堤石峠以降、全体的に言えることですが踏み跡は薄いです。杉林の中を、九十九折に下っていきます。
時々、テープが現れると安心します。堤石峠以降、全体的に言えることですが踏み跡は薄いです。杉林の中を、九十九折に下っていきます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 未舗装の林道にたどり着きました。一旦林道を下り、すぐ東海自然歩道の入り口があるので、そこから休憩所に向かいます。
未舗装の林道にたどり着きました。一旦林道を下り、すぐ東海自然歩道の入り口があるので、そこから休憩所に向かいます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 水場のある休憩所があります。ベンチとテーブルもありますね。
水場のある休憩所があります。ベンチとテーブルもありますね。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 アスファルトの道路を横断し、なおも下ります。
アスファルトの道路を横断し、なおも下ります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 民家の脇に下山。左に駐車場が見えます。無事に帰ってきました。
民家の脇に下山。左に駐車場が見えます。無事に帰ってきました。

動画

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。