今倉山・二十六夜山の月を見ぬうちに

2018.11.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 49
休憩時間
56
距離
8.6 km
のぼり / くだり
716 / 1197 m

活動詳細

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今倉山から松山(赤岩)、二十六夜山を歩いた。道坂隧道の登山口からやっと尾根道にたどり着くと、おじさんおばさんグループに追い越された。つづいて女性だけのグループにも。悔しいというか、情けないというか。それでも1時間20分ほどで今倉山の山頂(東峰)に立ったので、標準のコースタイムで歩いたことになる。 ひと休みして西峰を越えて松山に向かう。松山からの眺望は360度のパノラマで爽快である。案内板を見ると北に雲取山、その西隣りに大菩薩嶺、北東に筑波山、南方向には箱根の金時山、南西には御正体山、その西隣り奥に富士山がそびえているはずだが、雲におおわれて見えない。 松山から小ピークを上り下りしながら自然林の中を歩くと、まわりに赤や黄に色づいた樹々もあって、幻想的な気分を楽しめる。しばし立ち止まって眺めたり、カメラを向けたりしていた。とはいえ、松山から二十六夜山までコースタイム1時間のところ、およそ2時間もかかっているから、やはり脚力の衰えは否めない。 山頂の「廿六夜」の石碑に別れを告げ、急いで下山路に向かった。山の夜道は怖い。月を見ないうちに登山口に着きたいが、この標高差約750メートルの下山路は長い。「芭蕉月待ちの湯」に着いたのは午後5時近くであったから、2時間半もかかった計算になる。芭蕉もこの地に立ち寄り、「名月の夜やさぞかしの宝池山」と詠んだ、と伝えられているらしい。

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