活動データ
タイム
07:00
距離
7.7km
のぼり
1011m
くだり
854m
活動詳細
すべて見るつかの間の秋の装いの立山は積雪し銀世界に変わった。 久々の冬装備のザックは重く私はいったい何キロなんだ!!と考えると昨日食べ過ぎた事が今になって後悔してしまう。 雷鳥坂を一歩一歩踏み出す度に新雪は沈み思いの外パワーが食われ息があがる。 剣御前小屋に着き風を避ける為に小屋裏に 真っ白に冠雪した劔岳がガスの間から姿を現す。 ここからは強風! 師匠から貰ったキャプリーンエアはバラグラバーにもなる!これはとっても機能的✨ ハードシェルにグローブをまとい強風をうけ登りはじめた。 真砂岳までいくつかのトレースを確認したけど富士ノ折立へ向かうトレースはカモシカの物だけになった。 富士ノ折立への急な岩場には雪がベッタリもちろん夏道は確認できない。 そしてガスが濃くなりだし師匠から「俺との距離はあけるなよ」と言われる。 視界なくなったり良くて2メートル 時々20メートル見える瞬間があるが位地が分からなくなる私。。。 『視界が無い中でのルートファインディングの難しさ。』 直登できる程の雪がない!でも夏道は吹きだまりになっている。 岩と岩の間には雪が溜まってたり!岩の上に雪がついててアイゼンを乗せると岩の傾斜で体重のかけ方に気を使う。 春の残雪時期とは全く違う状態。 ここは行けないな!と判断した時のリカバリーが出来なければ遭難者になってしまう。 富士ノ折立から大汝山、雄山へ向かう途中までの区間の雪が最も多くトレースもない。 大汝小屋で休憩し まったく晴れないガスに直ぐ近くの雄山も見えず!また山の厳しさを知った。
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