活動データ
タイム
06:31
距離
8.6km
のぼり
1249m
くだり
1245m
活動詳細
すべて見る今週は荒島岳へ行ってきました。 天気予報は曇り後晴れ、大崩れは無いと出かける事にしました。 勝原コースの登山口がある駐車場までは、高速道路をフルに使って3時間ほどかかります。 少しでも睡眠時間を確保するため、前日金曜日の22時に家を出て、東海北陸自動車道のPAで仮眠しました。 4時半に PAを出発。出発後直ぐに雨が降ってきてしまいました。 6時 駐車場着 しかし小雨が降り続いています。 駐車場には既に10台位の車がいました。前日入りの人達のテントもあります。まだ薄暗いのと、雨が止む事を期待して待つ事にします。 明るくなると、小雨が降る中続々と皆さん出発していきます。8時までに雨が止まなかったら、登らず帰る事も考えていました。 7時20分 車に当たる雨粒も感じられなくなってきました。止みそうな感じなので急いで準備します。 7時40分 雨も止み 出発します。 登山口は、元勝原スキー場のリフトトップにあります。そこまではゲレンデ跡をひたすら登って行きます。 今朝降った雨と、気温が高いので雪はグチャグチャ、雪が無い所はドロドロ、水が川のように流れています。 ネコヤナギの花穂も顔を出していたりして、もう春なんだと感じます。 8寺30分 登山口到着 リフトは完全に朽ちています。ここまでで既に50分と、結構大きなスキー場だった事が分かります。 ここから、樹林帯に入って行きます。 トトロの木 少し登って行くと、ブナの木が多くなりブナの森に入って行きます。 その中でひと際目を引く、ブナの大木が有ります。それがトトロの木です。どこがトトロなんだろ??良く分かりません。。 ネットで調べると、荒島愛山会で募集した登山に参加した少女が、この木を見て『トトロの森みたい。』と言ったのが始まりのようです。 しゃくなげ平 絆と友愛の森の看板を過ぎるとその先が急登で、ここでクランポンを装着しました。急登を登り切るとしゃくなげ平です。 他の方は、ここで休憩をとり、クランポンを装着しています。この先には荒島岳一番の難所、もちが壁が待ち受けています。 もちが壁 しゃくなげ平を少し下ると、その先にほぼ垂直な山肌が見えてきます。文字道理 壁です。 右のトレースを行けば、夏道で右端を登る巻き道のようです。トレースが左側にも向かっています、ここを直登をする人がいるようです。 巻き道と言えど、とんでもない急登になっています。先行者の足跡を慎重にたどって登っていきます。足跡を外すと、踏み抜いたり、雪が崩れていきます。おまけに、早くに出発した人達が丁度下山してきて、この狭い所で避けあいになります。雪崩が起きたら・・・嫌なことが頭をよぎります。 何とかもちが壁を登り切り、振り返ると小荒島岳や白山方面が見えています。 尾根に出ると、ガスと風が強くなりホワイトアウト寸前です。 11時30分 荒島岳 1523m 山頂 \(^_^)/ヤッター 山頂には、山頂標識と神社、あれ・・方位盤が有りません。雪の下に埋まっているようですね。 数枚の写真を撮り、直ぐに下山します。 もちが壁下り 今日一番の危険個所、ここさえ超えれば無事下山に近づけます。 軽アイゼンで登って来たのか、カップルが立ち往生してます。ここでは12本爪も関係ありません。この角度で足を滑らすと、滑落です。 とにかく慎重に、一歩 一歩下りて行きます。 フゥー、、、何とか無事生還です。 下りた所でふと上を見ると、もちが壁を直登するパーティーがいるじゃないですか、結構無茶してますね。雪が緩いので雪崩の発端にならないことを祈るばかりです。 一番の難所を過ぎたので、ここでご飯にしました。ご飯を食べている間に、直登パーティーも無事登り切り先に行ったようです。 14時15分 駐車場まで戻って来ました。 無事下山する事ができました、ありがとうございました。
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