活動データ
タイム
10:33
距離
32.7km
のぼり
2177m
くだり
1738m
活動詳細
すべて見る(注)またも長文レポです。サラーっと流してください😉 9月18日からチマチマ分割して、東京湾から多摩川を遡上していました😄 最近の多摩川絡みのレポもこの計画の一部です。 今回やっと多摩川の源頭『水干』へたどり着きました🙌 (Section1のレポをUPしました。UP済みの直近レポはタイトルを変更しています😄) 全行程の軌跡は↓のリンクをご参照ください。 ※YAMAPのログをGoogleMAPに落とし込んでみました。緑のピンが各スタート地点で、赤のピンが各ゴール地点です。 https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1z9CZx_P9ULUEO0Cw--geAZmwW0xN5OT7&hl=ja" 《関連レポ》 ✒️多摩川を行く Section1 https://yamap.co.jp/activity/2395263 ✒️多摩川を行く Section2 https://yamap.co.jp/activity/2411228 ✒️多摩川を行く Section3〜5 https://yamap.co.jp/activity/2443968 ✒️多摩川を行く Section6 https://yamap.co.jp/activity/2474678 ✒️多摩川を行く Section7,8 https://yamap.co.jp/activity/2540758 《交通利用メモ》 🚃行き:バス 奥多摩駅BS 8:35発の増発便→ 丹波BS 9:15頃着 🚃帰り:バス 西沢渓谷BS 13:10発→JR塩山駅 14:10頃着 ※交通系ICカードpasmo,suica利用可 塩山駅15:40発かいじ乗車で東京へ ☆ Last section一日目 ☆ 活動時間 9:38~13:47 4時間9分 距離 15.1キロ 前回の続き丹波のバス停から、一ノ瀬高原の宿まで歩きます。 青梅街道を丹波川(多摩川)に沿って歩きますが、紅葉がキレイ~なんて見とれてボヤっとしているとバイクや車と接触しそうになります🙅 注意しながら進み、途中尾崎行雄の踏査記念碑から、川に下りて休憩。 さて、憲政の父で日本史で学習した気がする尾崎行雄が何を踏査したの?と歩く前に予習しました。なんと、この方の政策が笠取山を含め奥多摩の山々の再生と保全に深く関係していたんです。 以下、ざっくりなのに長文ですが、ご紹介🙇 📝1903年に東京市長に就任した尾崎氏は1909年に多摩川の源流を歩いて調査し、度々渇水濁水で苦しむ東京市民の水を守るために、東京市が責任を持って山林を経営しなければならないと考え、小菅村(山梨県)、奥多摩村の森林買収をはじめます。 幕府御料地から皇室御料林へとなった多摩川上流域の山々は江戸時代からの入会権(燃料や生活資材に使う木々を伐採する権利)が制限されたこともあり、森林荒廃が広く進み憂うべき事態に陥っていたそうです。 尾崎氏がこの時考えた『給水100年の計』は現在まで続いており、東京都水道局が保有する森林面積は、水道事業体保有としては国内最大規模となりました。↓ https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/antei/03_hirogari.html 雲取山、大菩薩嶺北部エリアなど、おなじみの山を筆頭に、水源林として守られています。📝 思っていたより早く民宿に着いて、明日へのんびり備えるつもりが、夜はカメムシとの攻防でなかなかに大変でした😅 この時期はカメムシが増えるそうです。 今回はオットがついてきてくれたので、彼がカメムシを友好的に部屋から退場させていたので(笑)、助かりました🙌 ☆ Last section2日目☆ 活動時間 5:48~12:16 6時間38分 距離 17.7キロ 民宿前からスタートし、中島川登山口へ向かいます。天気は…。ま、私の定番です😁 遡上達成が最優先ですから、暴風雨でなければいいや、と思っていました😌 水干まで5.2キロの道標を見て、早くもうるっとし(笑)、笠取山へ入っていきます。 道はよく整備されていて、それでいて、足元の土のふかふか加減がとても気持ちいい😃 じっくり木々を眺め足の感触を味わいながら、ゆるやかに上っていき、水干まで0.3キロの分岐でひとつ深呼吸。 多摩川全長138キロの旅の終わりまでラスト300m。 ワクワク感とま~たなんだかうるっとするので、気がゆるんで捻挫などしないように丁寧に進みました(^^; 水干標柱の前にたどり着き、多摩川の最初の1滴を見たくてスタンバイしますが、落ちてこない…⤵️⤵️😵 このところ晴天が続いていたからでしょうか。 岩全体がしっとり濡れているのを確認して、60mほど下った多摩川最初の流れを見に行きます。 小さな沢筋ですがカラカラと軽く弾むような心地よい水の音と生まれたての多摩川の水を見ていたら、これまで歩いてきた多摩川の光景を思いだし、ポロっと泣けてきました(T-T) 自己満足にすぎないけど、達成感はMAXです(^o^ゞ 笠取小屋で休憩した後に笠取山山頂へ。 笠と名の付く山のお約束の急坂を小学生に抜かれながら登り(笑)、雁峠経由で新地平へ下山。 雁峠~新地平ルートは、レポで見ていたとおりの沢沿いの気持ちいい道で、こちら側の沢水は笛吹川を経て富士川に合流し太平洋へいくのでしょう。 上りも下りも終始水の音とその清らかな流れに癒された山行でした😊 山を荒廃させたのも人なら再生するのも人。 自然林へ近づけるための取り組みも歩いてみなければ調べようとも思わなかった…。 歩いてみなければ見えないこと、気づかないことがたくさんありますね…👀 目線を変えて多摩川の水を育む山々をじっくり歩いてみたくなりました😃
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