錦秋の伯母子岳

2018.11.04(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 10
休憩時間
56
距離
11.5 km
のぼり / くだり
1008 / 1016 m
3
40
53
31
35
3

活動詳細

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 伯母子岳は紀伊山地の和歌山・奈良県境から少し東に入ったところ、野迫川村と十津川村の村界尾根に立つ日本200名山、関西100名山の一つです。和歌山県最高峰の龍神岳・護摩壇山の東側にあたります。11月に入って紅葉もようやく見頃になってきた頃、野迫川村の大股を起点に往復しました。大股には駐車場が4台分しかなく、10時頃の到着時にはすでに満杯。ただ、少し(200mほど)北に進んだところに、路肩に邪魔なく2~3台駐車できるスペースがあり、そこを利用させてもらいました。大股は川原樋川沿いの集落で、川沿いの紅葉はちょうど今が見頃。あまりに美しく、しばらく見とれてしまって、前に進みませんでした。  ルートのほとんどは、世界遺産に指定された熊野参詣道の一つ、「小辺路」を行きます。さすがによく整備された道ではありますが、登り勾配はきつく、いきなりの急登。萱小屋あとまでは続きました。その後は傾斜も緩み、桧峠から先は遊歩道のような道になりました。伯母子峠からは、小辺路を離れて、村界尾根の急登で、山頂へ。ここはほんと大峰山脈、紀州の山々の展望台です。パノラマを3つ作りました。ほぼ360度カバーしています。ただ、山頂からは大峰山脈南部が樹木の蔭で隠れます。大峰南部だけは、山頂の少し手前からのパノラマで紹介します。

伯母子岳 大股の駐車場から200mほど北に進んだ川沿いに二台の車を止めてスタート。
大股の駐車場から200mほど北に進んだ川沿いに二台の車を止めてスタート。
伯母子岳 大股の駐車場脇の公衆トイレです。
大股の駐車場脇の公衆トイレです。
伯母子岳 「公衆電話」を開けてみると、超懐かしの、ピンクダイヤル公衆電話器。たしかに、このあたり携帯がけっこう「圏外」なので、必要な電話なのでしょう。
「公衆電話」を開けてみると、超懐かしの、ピンクダイヤル公衆電話器。たしかに、このあたり携帯がけっこう「圏外」なので、必要な電話なのでしょう。
伯母子岳 小辺路の看板。高野山と熊野本宮大社を最短で結んでいます。
小辺路の看板。高野山と熊野本宮大社を最短で結んでいます。
伯母子岳 川原樋川沿いの紅葉。
川原樋川沿いの紅葉。
伯母子岳 大股の集落には秋の花々が。これはノコンギク(キク科シオン属)。
大股の集落には秋の花々が。これはノコンギク(キク科シオン属)。
伯母子岳 ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)がまだ咲いていました。
ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)がまだ咲いていました。
伯母子岳 今日は10名で登ります。
今日は10名で登ります。
伯母子岳 黄色い葉もきれいですね。
黄色い葉もきれいですね。
伯母子岳 この黄色は、シロモジ(クスノキ科シロモジ属)のようです。
この黄色は、シロモジ(クスノキ科シロモジ属)のようです。
伯母子岳 綺麗な山が見えてきました。右遠方は、あとで山頂からほぼ真西に見える標高1309mの無名峰。
綺麗な山が見えてきました。右遠方は、あとで山頂からほぼ真西に見える標高1309mの無名峰。
伯母子岳 萱小屋あとに着きました。ちょっと休憩。
萱小屋あとに着きました。ちょっと休憩。
伯母子岳 さあ、いよいよ紅葉の世界へ。
さあ、いよいよ紅葉の世界へ。
伯母子岳 青空バックに、黄色、オレンジ。
青空バックに、黄色、オレンジ。
伯母子岳 満天星躑躅(ドウダンツツジ)の赤も良いですね。
満天星躑躅(ドウダンツツジ)の赤も良いですね。
伯母子岳 色んな色が混じって綺麗です。
色んな色が混じって綺麗です。
伯母子岳 桧峠です。
桧峠です。
伯母子岳 ここからはほぼ水平な遊歩道みたいな道に。
ここからはほぼ水平な遊歩道みたいな道に。
伯母子岳 この紅葉も凄かったです。
この紅葉も凄かったです。
伯母子岳 まっすぐ行くと伯母子岳直登。まずは左へ、伯母子峠に寄りました。
まっすぐ行くと伯母子岳直登。まずは左へ、伯母子峠に寄りました。
伯母子岳 伯母子峠です。トイレがありました。ここから今日初めて小辺路を離れ、村界尾根を登って山頂に向かいます。
伯母子峠です。トイレがありました。ここから今日初めて小辺路を離れ、村界尾根を登って山頂に向かいます。
伯母子岳 手前の山の向こうに、大峰山脈の峰々が見えてきました。左から稲村ヶ岳、大普賢岳、そして八経ヶ岳。
手前の山の向こうに、大峰山脈の峰々が見えてきました。左から稲村ヶ岳、大普賢岳、そして八経ヶ岳。
伯母子岳 さらに右には、よく尖った釈迦ヶ岳。
さらに右には、よく尖った釈迦ヶ岳。
伯母子岳 もう少し上から撮った写真で、パノラマにしてみました。八経ヶ岳~玉置山。大峰山脈南部の峰々です。大半が山頂からは見えない部分です。
もう少し上から撮った写真で、パノラマにしてみました。八経ヶ岳~玉置山。大峰山脈南部の峰々です。大半が山頂からは見えない部分です。
伯母子岳 山頂に到着! ただ、これは実は三角点ではありませんでした。ここには昔から無かったようです。それにしても三角点とそっくりな石標でした。
山頂に到着! ただ、これは実は三角点ではありませんでした。ここには昔から無かったようです。それにしても三角点とそっくりな石標でした。
伯母子岳 山頂で記念写真。
山頂で記念写真。
伯母子岳 山頂からの展望。まずは北北東です。最遠方にかすかに見えてるのは、音羽三山(左)と竜門岳でした。その間から、さらにかすかに額井岳が覗いているの、わかります?
山頂からの展望。まずは北北東です。最遠方にかすかに見えてるのは、音羽三山(左)と竜門岳でした。その間から、さらにかすかに額井岳が覗いているの、わかります?
伯母子岳 北東。左から稲村ヶ岳、ほぼ中央に大普賢岳、そして右に八経ヶ岳。
北東。左から稲村ヶ岳、ほぼ中央に大普賢岳、そして右に八経ヶ岳。
伯母子岳 稲村ヶ岳(左)です。その左に尖った大日山もはっきりと。大日山の左後方は山上ヶ岳。後方右寄りは竜ヶ岳1725m。
稲村ヶ岳(左)です。その左に尖った大日山もはっきりと。大日山の左後方は山上ヶ岳。後方右寄りは竜ヶ岳1725m。
伯母子岳 左端に大普賢岳、その右は弥山のふくらみがあって、右端が八経ヶ岳、明星ヶ岳です。
左端に大普賢岳、その右は弥山のふくらみがあって、右端が八経ヶ岳、明星ヶ岳です。
伯母子岳 その右手には仏生ヶ岳(左)と、鋭峰の釈迦ヶ岳。右端には木が邪魔ですが、もう一つの鋭峰、大日岳。
その右手には仏生ヶ岳(左)と、鋭峰の釈迦ヶ岳。右端には木が邪魔ですが、もう一つの鋭峰、大日岳。
伯母子岳 北~東のパノラマです。釈迦ヶ岳以南の大峰山脈は、山頂からは尾根や木々の裏で見えませんでした。さっきの、登り途中からのパノラマをご覧ください。
北~東のパノラマです。釈迦ヶ岳以南の大峰山脈は、山頂からは尾根や木々の裏で見えませんでした。さっきの、登り途中からのパノラマをご覧ください。
伯母子岳 さて、南に目を移します。はるか最遠に鋭峰が一つ見えています。南紀の名峰・大塔山1122mです。約40km離れています。
さて、南に目を移します。はるか最遠に鋭峰が一つ見えています。南紀の名峰・大塔山1122mです。約40km離れています。
伯母子岳 こちらは、8km先にある鉾尖岳1319m。名のとおり、ぴょこんと尖ってますね。和歌山・奈良県境の峰です。
こちらは、8km先にある鉾尖岳1319m。名のとおり、ぴょこんと尖ってますね。和歌山・奈良県境の峰です。
伯母子岳 県境を右にたどると、西に見えてくるのが和歌山県の最高峰・龍神岳1382m。ごまさんスカイタワーも見えてます。
県境を右にたどると、西に見えてくるのが和歌山県の最高峰・龍神岳1382m。ごまさんスカイタワーも見えてます。
伯母子岳 遥かに、山頂に塔のたくさんある峰が。調べてみると、なんとあの生石ヶ峰870mでした。ぼくの故郷の山といってもいいかも。初めて登山した山でもあります。
遥かに、山頂に塔のたくさんある峰が。調べてみると、なんとあの生石ヶ峰870mでした。ぼくの故郷の山といってもいいかも。初めて登山した山でもあります。
伯母子岳 以上ひっくるめて、南東~北西をいっきにパノラマで。拡大してご覧ください。
以上ひっくるめて、南東~北西をいっきにパノラマで。拡大してご覧ください。
伯母子岳 ふと足元を見ると、リンドウが一輪。山頂に咲いていた唯一の花です。
ふと足元を見ると、リンドウが一輪。山頂に咲いていた唯一の花です。
伯母子岳 帰途、伯母子岳の姿。真っ赤な実のバックに。
帰途、伯母子岳の姿。真っ赤な実のバックに。
伯母子岳 すっきりとした形ですね。さすがは日本200名山に選ばれているだけのことはあります。
すっきりとした形ですね。さすがは日本200名山に選ばれているだけのことはあります。
伯母子岳 どんどん下ります。
どんどん下ります。
伯母子岳 再び、紅葉ゾーンへ。
再び、紅葉ゾーンへ。
伯母子岳 マムシグサの実も真っ赤です。
マムシグサの実も真っ赤です。
伯母子岳 センニンソウ(キンポウゲ科センニンソウ属)の果実。茶色は、ヘクソガズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)の果実です。
センニンソウ(キンポウゲ科センニンソウ属)の果実。茶色は、ヘクソガズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)の果実です。
伯母子岳 再び、大股の集落まで下ってきました。この花はハキダメギク(キク科コゴメギク属)。かわいい花なのにこの名前はかわいそう。
再び、大股の集落まで下ってきました。この花はハキダメギク(キク科コゴメギク属)。かわいい花なのにこの名前はかわいそう。
伯母子岳 駐車場あたりから、川沿いの紅葉を。突然日が射して、最高のシーンに。
駐車場あたりから、川沿いの紅葉を。突然日が射して、最高のシーンに。
伯母子岳 帰ってきたよ。今日もすでにぼくの布団は占領状態。
帰ってきたよ。今日もすでにぼくの布団は占領状態。

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