黒笠山

2018.11.05(月) 日帰り

活動データ

タイム

06:13

距離

6.2km

のぼり

1017m

くだり

1016m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 13
休憩時間
1 時間 5
距離
6.2 km
のぼり / くだり
1017 / 1016 m
2 14
37
19
1 38

活動詳細

すべて見る

今日も絶好の快晴!!阿波のマッターホルンと言われる黒笠山だが、モッコリ?とした丸い山(ラフォーレつるぎの方から)と評される程、ゆったりとした山に見える。登山口にはシッカリとした案内板と階段がある。が…即、間違えた。地形図が無ければ、絶対に迷子になる。この地区は高齢者世帯2戸が残る限界集落である。仕方ないかな?っと思いつつ、登山口の案内板の設置場所が悪すぎる。 舗装道路を突き当り、沢を渡り廃墟(下りには、洗濯物干しあり…🙇)の横を抜け、森林整備された林道を横切る。しばらく登ると、黒笠神社の鳥居がある。前には、沢の水を利用したホースによる手水舎もある。ここからガラガラの岩場の道になる。 瓦程の大きさのある岩のザレ場を登っていく。屏風?のような岩尾根からの崩れ岩なので、不安定な浮き岩になって登りにくい。しかも傾斜30度ほどのトラバース道は、靴幅ほどしかスペースが無い。踏みしめた道から、カラカラと谷底の沢に岩が落ちていく。 登り始めて2時間、突如苔むした石垣が現れ、ここに家があったことを知る。山頂近くに黒笠神社の奥之院がある。地域の方が管理されているのだろう、短いながら参道もあった。3時間程で、ようやく稜線にたどり着く。矢筈山の分岐を過ぎ、黒笠山を見て「マッターホルン」の意味が分かった。 クッキリと尖った山頂である。ロープによるクライミングを繰り返し山頂に立つ。4名ほどしか座れない狭い山頂である。写真を撮ろうと距離を取ると、笹原に滑り落ちる。この登山ルートからだけ、マッターホルンに見えるのだろう。雲一つない快晴。360度の展望。素晴らしい山である。昨夜の震えあがった寒さが嘘のように暖かい。良い日に登れて、嬉しかった。 普通は…登りよりも、下りは楽で速くなる。が、この山の難しさは下りだと思う。登りは落石しない様に、踏みしめて登る。下りは落石と滑らない様に、バランスを取りながら下る。絶好の紅葉日和なのに、周りを見渡す余裕がない。面白い山なのだが、緊張の絶えない歩きにくい疲れる山行きになった。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。