西国33箇所 播州清水寺

2018.11.07(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 9
休憩時間
12
距離
2.5 km
のぼり / くだり
302 / 74 m
36
6

活動詳細

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播州清水寺の紅葉は今週いっぱいでしょうと言っていたので天気も良さそうなのでりュックしょって直ぐ出発だ。 相野駅からバスに乗り清水寺へ向かう。そのまま山上の駐車場まで行けるのだが500円別途必要。いにしえの人々が登った道、登山魂を掻き立てるではないか、わざと麓の清水で下りて登山口を登る事にするがなにぶん便数が少ない、上の駐車場のバス停12時8分までに全てを終わらせないといけない、その後は14時35分まで無いから、とにかく急ぐハイスピードで荒廃した山道を進む、汗ダクびしょ濡れの身体には乳酸が溜まる一方だ疲れたー 石の階段が見えてきた両側には狛犬が立っていて、ここからは聖地である一歩づつ踏み締めて上がっていくと色づき始めた葉が目に飛び込んでくる。やっと寺の麓に到着 赤く染まるモミジ金色に輝く銀杏の葉どれも息を呑む鮮やかさだ この寺は昔、よく父母と休みの日にドライブがてらに立ち寄った思い出深い場所である。ある日末期癌の父が身体の節々が痛むのを推してまでここに行きたいと言うので痛みにたえる父を気遣いながらここまできたことがあった。道中、後部座席に座る父の背中には板が敷かれていてこの方がましらしいというから言葉にならなかった。最後の思い出となろうドライブ、いざどうして父を駐車場から寺まで連れて行こうか苦慮する。道は舗装しているといってもかなりのアップダウンがあって歩く父にもかなりのリスクがある。考えた末、二本あったタオルを父に握らせ手綱がわりとし、僕が前で引っ張り後ろから母が補助する形で本堂前までゆっくり父を誘導したいった事が懐かしくもありおかしくもあり心が熱くなった。 只ここに立って木漏れ日の中、風を感じながら言える事は、見えないけど時の流れには戻れない長さがあるということです。

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