紅葉の三ツ峠山へ…ハプニングで緊急下山!

2018.11.10(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 38
休憩時間
7
距離
9.4 km
のぼり / くだり
1094 / 1085 m
47
1 26
31
56

活動詳細

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ちょっと紅葉には遅いかも知れませんが、前から一度行きたいと思っていた山梨の三ツ峠山を目指しました。三つ峠の登山コースはいろいろありますが、今回は三つ峠グリーンセンターからの往復で計画しました。 麓ではまだ紅葉真っ盛りでしたが、上へ上がるにつれて少しずつ冬の装いになってきました。 そして屏風岩が目の前にでーんと現れる場所まで来たとき、問題が起きました。急斜面の中腹をトラバースするコース上において、突然足下で何かが転がり落ちる音がしたのに気付きました。見るとザックのサイドポケットに差しておいたはずのペットボトルの茶(500mlが2本)が、音を立てて崖下へ向かって転がって入るではないか。手を伸ばしても間に合うはずがなく、思わず「あーっ!」と声を挙げてしまいました。 原因は、ペットボトルにコースを保護するロープが絡まってしまったのです。それに気付かないまま前進を続けた結果、ロープに絡まっていたペットボトルが落下してしまったわけです。2本のうちどっちのボトルに絡まったのか、それとも2本とも絡まったのかは解りません。 山頂までもうちょっと、というところでしたが「持っていた飲料水を全て失う」という事態は「無事に下山できるかどうかも危うい状況に陥った」と判断して緊急下山する事にしました。一度行ってみたかった山頂を目の前にして…。 そして下山でも体力を消耗し、最後は咽がカラカラ、明かな水分不足でフラフラの状況でした。それだけでなく下山中の達磨石の直前で階段に躓き、足の爪が剥がれるというドジまで踏んで、もうボロボロになってグリーンセンターに戻ってきました。自販機で買ったジュースがうまいこと…。 再発防止対策と、このコースの登山のリベンジは必至ですね。でも年内はもう日程が取れないなぁ。

三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 登山前に愛車の車窓から見た三ツ峠山の山容。今回はまさかあの頂に立つことが出来ないとは、この写真を撮ったときは思いませんでした。
登山前に愛車の車窓から見た三ツ峠山の山容。今回はまさかあの頂に立つことが出来ないとは、この写真を撮ったときは思いませんでした。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 三つ峠グリーンセンターに愛車を置いて、いよいよここからは徒歩で上ります。
三つ峠グリーンセンターに愛車を置いて、いよいよここからは徒歩で上ります。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 周囲の山の雰囲気はこんな感じです。下の方はまだ紅葉していますが、上の方はすっかり終わっているみたいです。
周囲の山の雰囲気はこんな感じです。下の方はまだ紅葉していますが、上の方はすっかり終わっているみたいです。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 「達磨石」まではこんな感じの舗装道路を歩かされます。これには下山時に泣かされます。
「達磨石」まではこんな感じの舗装道路を歩かされます。これには下山時に泣かされます。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 今朝は雲ひとつ無い快晴でスタートです。でもグリーンセンターへ向かう愛車の旅は、朝霧の中を延々と走ってきました。
今朝は雲ひとつ無い快晴でスタートです。でもグリーンセンターへ向かう愛車の旅は、朝霧の中を延々と走ってきました。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 途中にあった公衆トイレは、建物が三ツ峠山の形をしていて笑った。
途中にあった公衆トイレは、建物が三ツ峠山の形をしていて笑った。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 途中「神鈴の滝」付近では舗装道路から逸れて遊歩道になります。その遊歩道はこんな「紅葉のトンネル」と化していて、ちょっと感動。
途中「神鈴の滝」付近では舗装道路から逸れて遊歩道になります。その遊歩道はこんな「紅葉のトンネル」と化していて、ちょっと感動。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 これは「神鈴の滝」の一部。この周囲のスラブを流れる川の流れ全体を「神鈴の滝」というようです。
これは「神鈴の滝」の一部。この周囲のスラブを流れる川の流れ全体を「神鈴の滝」というようです。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 「神鈴の滝」を過ぎて、道路沿いには美しく色づく木々が続きます。
「神鈴の滝」を過ぎて、道路沿いには美しく色づく木々が続きます。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 こっちは深い赤です。色んな色の葉っぱがあって美しいです。
こっちは深い赤です。色んな色の葉っぱがあって美しいです。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 「達磨石」に到着。ここで舗装道路は終わり、登山道となります。ここにも駐車場があったなんて…。
「達磨石」に到着。ここで舗装道路は終わり、登山道となります。ここにも駐車場があったなんて…。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 登山道になると杉の林になります。今日は雨上がりのせいか、空の色がきれいです。
登山道になると杉の林になります。今日は雨上がりのせいか、空の色がきれいです。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 「股のぞきの松」まで来ました。このコースで最初に富士山が見えるスポットです。今日は富士もきれいだ。
「股のぞきの松」まで来ました。このコースで最初に富士山が見えるスポットです。今日は富士もきれいだ。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 富士山を最望遠で撮りました。なんかアイスクリームが食べたくなったぞ。
富士山を最望遠で撮りました。なんかアイスクリームが食べたくなったぞ。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 しばらく行くと「馬返し」です。これまでの登山や自動車での旅行の経験から、「馬返し」という地名がでると急に坂道がキツくなるのを知っています。ここも例外でなく、ここを過ぎると急登に苦しむことになり、写真を殆ど撮っていません。
しばらく行くと「馬返し」です。これまでの登山や自動車での旅行の経験から、「馬返し」という地名がでると急に坂道がキツくなるのを知っています。ここも例外でなく、ここを過ぎると急登に苦しむことになり、写真を殆ど撮っていません。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 「愛染明王塔」、急登の途中にポツンと建っています。帰りは間違ってここに手をついてしまいました。ごめんなさい。
「愛染明王塔」、急登の途中にポツンと建っています。帰りは間違ってここに手をついてしまいました。ごめんなさい。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 「愛染明王塔」から富士山を見ると、少し雲がかかってきました。
「愛染明王塔」から富士山を見ると、少し雲がかかってきました。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 また最望遠をしてみました。寒そー。
また最望遠をしてみました。寒そー。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 「八十八大師」には、このように仏様が沢山並んでいます。そしてこのコースでは、この仏様が「急登はここまで」という合図です。道は屏風岩下へ向けてトラバースするコースに変化します。
「八十八大師」には、このように仏様が沢山並んでいます。そしてこのコースでは、この仏様が「急登はここまで」という合図です。道は屏風岩下へ向けてトラバースするコースに変化します。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 「八十八大師」から見た富士山、さらに雲が増えてきました。このしばらく後に富士山は見えなくなってしまいました。
「八十八大師」から見た富士山、さらに雲が増えてきました。このしばらく後に富士山は見えなくなってしまいました。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 そしてコースから前方を見ると、岩がちな三ツ峠山が迫ってきます。山頂までもう少し…。
そしてコースから前方を見ると、岩がちな三ツ峠山が迫ってきます。山頂までもう少し…。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 そして、この写真を撮影した直後に、命綱である飲料水(玄米茶)が入ったペットボトルを2本とも崖下に落としてしまい、「飲料水を全て失う」というハプニングが発生。緊急下山としました。
そして、この写真を撮影した直後に、命綱である飲料水(玄米茶)が入ったペットボトルを2本とも崖下に落としてしまい、「飲料水を全て失う」というハプニングが発生。緊急下山としました。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 急いで下山していると、富士山方面からどんどん雲がやってきました。「達磨石」まで下山したところで躓き、足に小さな故障が発生、舗装道路と相まって歩行速度が落ちます。
急いで下山していると、富士山方面からどんどん雲がやってきました。「達磨石」まで下山したところで躓き、足に小さな故障が発生、舗装道路と相まって歩行速度が落ちます。
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山 足を引きずりながらの下山中、最後に三ツ峠山を振り返ると、その姿を完全に雲の中に隠していました。なんか山に嫌われたみたいで、後味の悪い山行きになってしまいました。
足を引きずりながらの下山中、最後に三ツ峠山を振り返ると、その姿を完全に雲の中に隠していました。なんか山に嫌われたみたいで、後味の悪い山行きになってしまいました。

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