雪の乗鞍岳へ、再び。

2016.03.12(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 56
休憩時間
1 時間 25
距離
12.3 km
のぼり / くだり
1062 / 1468 m
2 46
28
3
1
10
1 25

活動詳細

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【アクセス】  国道41号線から神岡町を通って安房峠道路経由し、Mt.乗鞍スキー場へ。路面状況は良好でしたが、朝は釜トンネルから沢渡付近が少し雪が残っている場所がありました。 【お天気】  晴〜曇り 【感想/記録】  県内の低山はスギ花粉の始まっているので敵陣に突っ込んでいくようなもの。しかし、天気予報では土日のお天気は良さそうでしたが土曜日の方が良く、南に行くほどお天気は良い予報でしたので、どこかのお山に行くしかない。北の唐松岳のお天気は今ひとつ、晴が期待できる木曽駒ヶ岳は日帰りではちょっと遠いと言うことで、約一か月ぶりにまた乗鞍岳へ行くことに。駐車場の朝の気温は-6℃ほどで前回よりもかなり暖かいですね。今回もスキー場のリフトを3本乗り継いでスタートです。  今回は雪が締まっていると予想し、ワカンを準備してきましたが、予想どおりトレースは締まってしっかりとしていました。樹林帯は風が無く、また汗だくになりながら登りました。先週の西穂高岳の疲れが残っている感じがしたので、モンベルのアミノ酸サプリを2本飲みました。これが良かったのか雪面が締まって歩きやすかったのが幸いしたのか分かりませんが、あまり休まずに位ヶ原山荘と位ヶ原の分岐点にたどり着きました。  位ヶ原に突入すると晴天の下、乗鞍岳も大きく見えて来ましたが、途中でガスったりしながらも、トイレ小屋を目指して進んで行きます。意外にも位ヶ原は雪面が柔らかくワカンが結構沈みますので、ペースが落ちます。トイレ小屋で休みまた急坂を登って、肩の小屋で昼食を食べてワカン、ストックからアイゼン、ピッケルと、厚手のグローブに装備を変えて、頂上を目指します。  乗鞍岳の山腹の雪もあまりクラストしていないので、アイゼンではスリップしてちょっと登りづらかったです。斜面を直登すると体力を消耗しますので、山腹を巻くようにして進むと朝日岳を巻いて、蚕玉岳の手前にうまく出ました。最高峰の剣ヶ峰は目前ですが3000m近くになると、空気が薄いためか立ち休みしながら1時15分頃にようやく剣ヶ峰に無事到着しました。  山頂に到着するとガスの中で真っ白でした(T_T)。前回のような雲ひとつない快晴というのはそうそう無いですよね。今回は遠くの山々を撮影するために、カメラの標準ズームレンズを準備してきましたが、撮影する被写体がありません。肩の小屋ではザックの温度計は約-10°Cだったので山頂付近はもっと気温は低くく、風速10メートル以上の風が吹いており、体感気温は-20°C以下でしょうか。顔の素肌がちょっと出ている部分が特に寒かったですね。今回は眺望はダメなので、1時35分過ぎに下山しました。  肩の小屋でデポした荷物を回収して、ワカンを再度付けて位ヶ原、ツアーコースを降りて行きます。帰りの位ヶ原は強風もおさまり、また樹林帯に入ると無風なので暑く汗をかきながら、ゲレンデトップに到着。最後のゲレンデは端を歩いて無事下山しました。  眺望は残念でしたが、無事に3000mを超す積雪期の剣ヶ峰の頂上に立てたのは良かったです。今年は暖冬傾向なのでそろそろ乗鞍岳の冬山シーズンは終わり、残雪期に突入かという時期ですね。次は晴天の日に唐松岳のリベンジを果たしたいです。 【注意点】  雪が締まっていると思ってましたが、結構パウダーの柔らかい雪質の場所もありましたので、ワカンかスノーシューが必要だと思います。曇ったりガスったりしてあまり日差しが強くないと思ってましたが、結構顔が日焼けしました。これからは雪山に行くには日焼け止めクリームが必要です。スキー場のリフトは下山時には使用できません。 【コース状況】  ツアーコースは雪が少なくなってきているのか、所々藪が露出し始めていますので、今年の積雪期の乗鞍岳の賞味期限は短そうです。特に危険な場所は無いと思いますが、位ヶ原は広いのでガスってホワイトアウトになると道迷いとなる可能性も。

乗鞍岳 今回もワカンで。雪が締まっており、あまり沈みませんでした。
今回もワカンで。雪が締まっており、あまり沈みませんでした。
乗鞍岳 ツアーコースを行きます。
ツアーコースを行きます。
乗鞍岳 サクッと位ヶ原山荘と位ヶ原の分岐点に到着。
サクッと位ヶ原山荘と位ヶ原の分岐点に到着。
乗鞍岳 本日2回目のドーピング(モンベルのアミノ酸系サプリ)
本日2回目のドーピング(モンベルのアミノ酸系サプリ)
乗鞍岳 乗鞍岳が大きく見えてきました。
乗鞍岳が大きく見えてきました。
乗鞍岳 位ヶ原に突入。
位ヶ原に突入。
乗鞍岳 振り返ると雲が迫ってきていました。
振り返ると雲が迫ってきていました。
乗鞍岳 前方の乗鞍岳は晴れていると思ってましたが。
前方の乗鞍岳は晴れていると思ってましたが。
乗鞍岳 すぐにガスってきました。
すぐにガスってきました。
乗鞍岳 乗鞍岳にもガスが。
乗鞍岳にもガスが。
乗鞍岳 トイレ小屋に到着し休憩。
トイレ小屋に到着し休憩。
乗鞍岳 ガスっているとちょっと幻想的かも。
ガスっているとちょっと幻想的かも。
乗鞍岳 位ヶ原は雪面が柔らかくワカンでは結構沈みます。
位ヶ原は雪面が柔らかくワカンでは結構沈みます。
乗鞍岳 肩の小屋を目指し、肩の小屋で昼食を食べてから装備を変更。
肩の小屋を目指し、肩の小屋で昼食を食べてから装備を変更。
乗鞍岳 南極の昭和基地らしきところから再スタート。
南極の昭和基地らしきところから再スタート。
乗鞍岳 が、ガスって来ました。
が、ガスって来ました。
乗鞍岳 この辺は風が強いためシュカブラがスゴイですね。
この辺は風が強いためシュカブラがスゴイですね。
乗鞍岳 山腹を巻いて進みます。
山腹を巻いて進みます。
乗鞍岳 うまく蚕玉岳手前の稜線に出られました。
うまく蚕玉岳手前の稜線に出られました。
乗鞍岳 強風で氷の粒が舞っています。
強風で氷の粒が舞っています。
乗鞍岳 標高2,979mの蚕玉岳に到着。
標高2,979mの蚕玉岳に到着。
乗鞍岳 ここから最後の剣ヶ峰までがキツかった。
ここから最後の剣ヶ峰までがキツかった。
乗鞍岳 すぐにガスってしまいます。
すぐにガスってしまいます。
乗鞍岳 鳥居をくぐります。
鳥居をくぐります。
乗鞍岳 標高3,026mの剣ヶ峰に到着も真っ白です。
標高3,026mの剣ヶ峰に到着も真っ白です。
乗鞍岳 鳥居のエビの尻尾がスゴイ。
鳥居のエビの尻尾がスゴイ。
乗鞍岳 大日岳方面も白い。
大日岳方面も白い。
乗鞍岳 朝日岳方面も白い。 辺りは真っ白でした。
朝日岳方面も白い。 辺りは真っ白でした。
乗鞍岳 一瞬の間に青空が広がります。
一瞬の間に青空が広がります。
乗鞍岳 穂高連峰方面ですが見えません。
穂高連峰方面ですが見えません。
乗鞍岳 標高が3000mだけあって目線の先に雲があります。
標高が3000mだけあって目線の先に雲があります。
乗鞍岳 エビの尻尾を撮影。
エビの尻尾を撮影。
乗鞍岳 朝日岳方面も晴れ間が出ました。
朝日岳方面も晴れ間が出ました。
乗鞍岳 でも相変わらず雲が多いですね。
でも相変わらず雲が多いですね。
乗鞍岳 眺望がダメなので鳥居をくぐって下山します。
眺望がダメなので鳥居をくぐって下山します。
乗鞍岳 凍り付いている権現池。
凍り付いている権現池。
乗鞍岳 晴れ間の朝日岳。
晴れ間の朝日岳。
乗鞍岳 旧コロナ観測所。
旧コロナ観測所。
乗鞍岳 振り返ると山頂方面が晴れていました。
振り返ると山頂方面が晴れていました。
乗鞍岳 ちょっとガスっている中、肩ノ小屋を目指します。
ちょっとガスっている中、肩ノ小屋を目指します。
乗鞍岳 肩ノ小屋に来ると頂上方面は晴れていますね。
肩ノ小屋に来ると頂上方面は晴れていますね。
乗鞍岳 雲は多いものの晴れ間もありました。
雲は多いものの晴れ間もありました。
乗鞍岳 乗鞍岳から降りると晴れ間が広がっているような。
乗鞍岳から降りると晴れ間が広がっているような。
乗鞍岳 位ヶ原を進んで行きます。
位ヶ原を進んで行きます。
乗鞍岳 やっぱりガスったり。
やっぱりガスったり。
乗鞍岳 晴れたりとお天気が目まぐるしく変わります。
晴れたりとお天気が目まぐるしく変わります。
乗鞍岳 今回は眺望は全然ダメでした。
今回は眺望は全然ダメでした。
乗鞍岳 トレースを追って下山します。
トレースを追って下山します。
乗鞍岳 どうも下山するとお天気は良くなるようです。
どうも下山するとお天気は良くなるようです。
乗鞍岳 位ヶ原も見納め。
位ヶ原も見納め。
乗鞍岳 藪が顔を出しつつあるツアーコースを歩いてゲレンデに到着。
藪が顔を出しつつあるツアーコースを歩いてゲレンデに到着。
乗鞍岳 歩いてゲレンデを下山するのは思いっきりアウェイ感があります。
歩いてゲレンデを下山するのは思いっきりアウェイ感があります。
乗鞍岳 無事駐車場近くまで到着しまた。気温が上がって雪が腐っています。お疲れ様でした。
無事駐車場近くまで到着しまた。気温が上がって雪が腐っています。お疲れ様でした。

動画

活動の装備

  • その他(Other)
    ポールワーズ POLA EXTREAM DF ジャケット
  • サロモン(SALOMON)
    BRILLIANT PANT UNION BLUE
  • オリンパス(OLYMPUS)
    OLYMPUS標準ズームレンズED12-40mmF2.8防塵防滴マイクロフォーサーズ用M.ZUIKOED12-40mmF2.8PRO
  • マムート(MAMMUT)
    Spindrift Guide45
  • エキスパートオブジャパン(EXPERT OF JAPAN)
    HS スノーシューズ
  • モンベル(mont-bell)
    アルパインクルーザー 3000
  • モンベル(mont-bell)
    LXF-12アイゼン
  • モンベル(mont-bell)
    GORE-TEX アルパインスパッツ
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500

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