活動データ
タイム
06:32
距離
9.8km
のぼり
1691m
くだり
597m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るひさしぶりに冬の穂高連峰が見たくなり、柴トレックさんを誘って西穂高へ。 自宅を出たら山旅の始まり。片道300㎞の道程、富山経由で新穂高ロープウェーを目指します。 9時30分に深山荘向かいの登山者用駐車場到着。夏は常に満車だけど、この時期の駐車場、車はまばらです。 往復3,000円近いロープウェー代、mont-bellカードで300円割引に。ラッキー😃💕 天気はヤマテンの猪熊気象予報士の予報通りピーカンの青空。 ロープウェー西穂高口からはオオシラビソの林を登り下りを繰り返し、最後の延々と続く急登をヒイヒイ言いながら登り切ると突然西穂山荘が現れます。 西穂山荘の有名なキャラクターの雪だるま、西穂君。暖冬のせいか溶けて口や目、鼻が無くなっている。 売店兼食堂で早速、目的の西穂ラーメンを注文。私は醤油、柴さんは味噌。 西穂山荘は標高が2,000㍍以上の山小屋。お湯の沸点が低いために火が通りやすい細く縮れた飛騨ラーメンの麺を使っています。ちょっと濃厚な味付けは汗をかいた身体に染み渡ります。 今日の行程はここまで…の当初の予定でしたが、明日の天気が微妙。時間はたっぷりあります。腹ごなしに明日アタックする予定だった西穂高岳独慓までピストンすることに決定! 1時に小屋のチェックインしてアイゼン、ピッケル、ヘルメット装着。 気持ちが引き締まる。 丸山までは稜線も広く傾斜もなだらか。 ここから先は北アルプス雪山入門用の西穂独慓。とはいっても簡単ではありません。 独慓に近づくにつれ岐阜県側は何百メートルの谷底。ちょっとした不注意でアイゼンを引っ掛け転倒すれば奈落の底です。 独慓直下で渋滞。どうやら初めてアイゼン、ピッケルを使う方々が恐くてなかなか降りられない様子。何度もピッケル、アイゼンを雪面に蹴り込んで、終いにはポイントを壊している。 20分位待ってようやく柴さんが登り始める。柴さんが危なげなく独慓頂上にたどり着いたのを確認して私も移動。 雪が少なく前回と足場のポイントが変わり難しくなっている気がします。 私もサクッと登って頂上の柴さんと合流。20分程アルプスの山々を探訪。 時間もだいぶ過ぎているので下山。私から降ります。 60度近い斜面はもちろん後ろ向きで。 右手のピッケルの手応えを確信して左手→右足→左足とバランスよく過重を移動させ、かつ三点支持で。 程よい緊張感。楽しい! あっという間に安全ポイントに降りられました。 ロックセクション、癖になりそう…なんて自信過剰、油断禁物ですよね! 下りは足早に。 山荘に到着して一服☕😃🚬。私のエネチャージ。 5時の夕食ではテレビの山番組でお馴染みのプチ草刈正雄似の粟沢支配人から「独慓へピッケルも持たずにストックだけで登る登山者がいる。滑落した瞬間にピッケルで制止出来なければもう谷底まで停まらない。」との指導がありました。その通り、軽装で特に雪山を甘くみる登山者が多いなと感じます。(私が言う立場じゃないけど) 夕食後の宴は、と登ってもアルコールに弱い私。柴さんはコップに日本酒。 サンチョビさんのビール好きに負けていません。ハッキリ言って怪物。 私と柴さん、どこの山小屋でも聞く「あっちのルートより、○○尾根が楽だ」「あの山小屋の夕食はどうだった」とかの山談義。夜はザワザワと… そして次の日、 5時30分の朝食後、他の登山者はあたふたと身仕度して独慓に向かいます。 昨日に独慓に登った私たち他数パーティーはノンビリ。9時30分始発のロープウェーで新穂高口駅に戻り、近くの日帰り温泉でマッタリ。 17時に自宅に着きました。 雪山、今シーズンこれで最後かな?
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