しらみつぶしに歩いていた@白石峠西尾根(仮)-バン木ノ頭北尾根(仮)-その他VR2本

2018.11.11(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 50
休憩時間
14
距離
9.2 km
のぼり / くだり
1019 / 1021 m
2 9
2 41
6
54

活動詳細

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 夏の沢歩き以来、久しぶりに丹沢ハイキングに行ってきました。9月は一度山梨北部の鶏冠尾根しか歩けず、10月も西沢渓谷だけでした。丁度休みの時に天気が悪かったり、先月は2週間にわたってキツい風邪を引いたりで、ほとんど何もできませんでしたが、せっかくの紅葉の時期を逃したらいけませんから、とにかく何はともあれ歩き慣れた道志方面から国境尾根へ続く尾根のうち、まだ歩いたことのない尾根を2つ絡めて2往復する形でVRを4つこなしてきました。  台風の災害のために現在国道413号線道志みちが、神奈川県側の青野原-青根間で通行止めになったままなので、迂回路でバカンス村-道志ダム経由で青根側に出て道志に向かいましたが、時間的に早いので混雑はありませんでした。  拠点にしようと考えたのは室久保林道の未舗装区間が始まる「横浜ロータリーの森」入口正面の駐車スペースなんですが、ここに車2台とバイク2台が既に置かれていて、その奥でテントを広げてキャンプしていましたので、もう少し先に進んでから道の脇のスペースに車を止めて、そこから国境尾根方面に向かいました。最初は未踏の白石峠のわずかに南にあるP1307に出られる尾根で、入口は「的様」のちょっと下の民家の向かいの尾根から始まるんですが、地図を良く見たら、支尾根が途中から分かれていて、それがロータリーの森のすぐ近くに延びていました。これは利用しない手はないので、そこから登山開始です。  入口は「ブナの森キャンプ場→」とペイントされた岩のあるところの後ろの尾根で、少し中に入ってから斜面をよじ登って尾根の中心に出ます。しばらくVRらしいキツい登りでしたが、的様方面からの尾根と合流するとかなり穏やかで疲れない登りになりました。踏み跡はありますが、動物のものだけで、登山靴のソールの跡はありませんでした(^∇^)。上の方でまた厳しい登りになりますが、等高線図でも幅広の斜面になってますので仕方ないです。とりあえずここを白石峠西尾根と名付けておきます。  P1307から国境尾根を下って水晶沢ノ頭に移動しますが、台風の影響で大きな倒木がたくさんありました。新たに階段や梯子が備えられてもいましたので、歩くことには何も問題はないです。  水晶沢ノ頭からは北に一直線に下って行くルートを使うと、ロータリーの森に直接出られます。ここは全般的にキツい勾配の区間が多く、途中ヤセ尾根もあるので、ちょっと注意が必要ですが、道迷いはそう心配ないでしょう。上の方で二俣の支尾根がありますが、ピンクリボンがありますし、途中基本は真っ直ぐなんですが、支尾根が左にはっきり見えるところでは直進方向に赤テープが巻かれています。土質が緩いところを下ることがありますから、雨が降った後は要注意ですね。  一旦ロータリーの森に下って車に戻り、おにぎりを1個食べて再出発。時間は11時40分くらいなので、上に行ってから昼食を取ることにします。その登りのルートは100mほど先にある支沢に掛かる橋の向こうにある尾根で、そこから進むとずっと上にある野外活動センター跡からスタートするひのき前頭ルートに一番上の方で合流します。つまり、ロータリーの森から野外活動センターまでの林道の登り分も自分の足で歩くような道な訳です。尾根の取り付きが急で面倒でしたが、尾根自体はやはり踏み跡が見えるので、道迷いはしないでしょう。上の方で他からの尾根と合流するところがありますが、一つ、上の方で尾根から右に逸れて突起を避ける巻き道では、最後のところで踏み跡がなくなり、急な斜面をよじ登る羽目に陥るので、適当なところで早めに尾根に戻るのをお勧めします(←怠けて失敗しました^^)。ちなみにここは紅葉が大変きれいな区間が結構あって、心が洗われるような気がしました。そして最後にひのき前頭ルートと合流すれば、もうバン木ノ頭までは目の前で、勾配もほとんどありません。  バン木ノ頭にはベンチがあるので、ここでゆっくりと「出前山頂」タイム。登りでは暑くてウィンドブレーカーを脱いでいましたが、座っていると汗のしみこんだシャツに風が当たってかなり寒いですね。服を着込んで温かいラーメンを食べて満腹です。  そしてさっさと国境尾根を北上して、隣のジャガクチ丸まで進み、そこから道標の真裏から始まる北尾根を下ります。ここもヤセ尾根区間が結構あって、硬い石楠花の枝が少々ウザいですね。2~3回石楠花ビンタを喰らいました(笑。勾配もきつい区間があり、土が軟らかいところでは滑りやすいです。基本的に真っ直ぐ尾根沿いを進めば道迷いの問題はない明瞭な尾根なんですが、最後に林道が見えるところではっきりした左側の尾根に進みたくなるものの、最後の下りで面倒になるので、ここは一見キビシそうな右と言うか直進する尾根の尻の方に進みます。すると、真っ直ぐはとても下れないのですが、右につづら折れできる古い杣道の跡があり、問題なく右の谷間に下れます。丁度そこが車を置いたところなので、林道を歩いた距離は今回ほんの少しで済んでしまいました。一つの拠点から4本もVRが放射状に延びているオイシイところですが、一つの周回で半日コースですから、結構お手軽です。2周して約10kmで累積標高も1000mほどですから、無理なくそれでいて歩いた感たっぷりのコースでになります。  それにしても、室久保林道沿いから国境尾根や鳥ノ胸方面に登るルートは本当にたくさんありますね。道志の湯の下から西に抜ける検見ヶ丸-鳥ノ胸山方面の尾根、正規ルートの加入道山西尾根、その北側を通る加入道山北西尾根(色々支尾根があってコースを変えられます)、今回の4本、野外活動センター跡からの忘路峠ルートとひのき前頭ルート、林道ゲート先の浦安峠から国境尾根ないし鳥ノ胸方面への各ルート、城ヶ尾峠へのルートと、室久保林道沿いだけでもこんなにあります。これで道志側からの目立った尾根は大体踏破できましたが、まだまだ沢を絡めると細かい尾根がたくさんあるので、今後も楽しみにして行きたいです。 【コース状況】  白石峠西尾根(仮)は最初の尾根の取り付きからしばらく急勾配ですが、的様方面からの尾根と合流してからは歩きやすい勾配の尾根が続きます。踏み跡はありますが、獣道になっているのか、登山靴の跡は見られません。前半に多かった笹の枯れ茎も途中からはほとんどなくなり、通り道は不明瞭になっても、登りで使う分には一本尾根なので問題ないです。P1307手前で再び勾配が厳しくなりますが、手を付くほどのものではないです。ただし、雨の後では土が緩くて滑りやすくなります。幅広尾根の区間ですが、真っ直ぐ登れば迷うことはありません。  水晶沢ノ頭西尾根(仮)は全体的に勾配がキツい区間が多く、途中にヤセ尾根区間もあるので、下りでは無理してスピードアップしない方が良いでしょう。はっきりした支尾根は3つ出てきますが、最初だけ左(ピンクリボン有り)で、下の方の2つは右と言うか直進するのが正解です(赤テープ有り)。終点は横浜ロータリーの森の平地のところで、尾根の尻から左側に難なく下りられるように踏み跡ができています。  バン木ノ頭北尾根(仮)は横浜ロータリーの森入口から200mほど林道を進んだところからスタートします。地図に記載のない支沢に掛かる橋を渡ってすぐに左に上面の平らな出っ張りがあり、その隣が道のようになっていますが、それを挟んだ先にある尾根の尻が取り付き口です。最初は15mほど斜面を適当につづら折れするようによじ登る必要がありますが、尾根に乗ったら全体的に勾配がそう厳しくないルートになります。踏み跡もあるのですが、尾根の突起を避けるようにできたトラバース区間は、最初のやつこそ有効ですが、後半のやつはほど良いところで尾根に戻らないと、先で道が消失していて、土質の軟らかい尾根の側面をよじ登ることになり大変です。登りではやはり道迷いはまずないですが、下りでは支尾根がたくさん出てくるので、細かくルートファインディングが必要になります。  ジャガクチ丸北尾根(仮)は道標の真裏から始まる尾根を下ります。基本的に一本尾根なので道迷いはしないでしょうが、下の水源の森林標柱の先で左側と言うか直進するのを心掛ければOKです。最後は一見とっても下れなさそうな尾根の尻になりますが、右側の小さな沢に下れるようにつづら折れした杣道の名残があり、楽に下れます。

大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 朝5時半に自宅を出発しましたが、当初乗って出た軽トラがGSで燃料コックがもげるトラブルで急遽普通車に乗り換えて再出発したのが6時近くになってしまいました。前日の天気予報は晴れでしたが、丹沢には結構雲が掛かっていますね。
朝5時半に自宅を出発しましたが、当初乗って出た軽トラがGSで燃料コックがもげるトラブルで急遽普通車に乗り換えて再出発したのが6時近くになってしまいました。前日の天気予報は晴れでしたが、丹沢には結構雲が掛かっていますね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 道志みちは平丸トンネルに近いところで台風による土砂災害のために3月まで不通ですから、藤野の方に迂回する形で青根に抜けるため、15分ほどロスしましたが、室久保林道には8時前には到着できました。
道志みちは平丸トンネルに近いところで台風による土砂災害のために3月まで不通ですから、藤野の方に迂回する形で青根に抜けるため、15分ほどロスしましたが、室久保林道には8時前には到着できました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 すぐに装備を整えて8時丁度に出発です。少し林道を戻って、まずは未踏の白石峠西尾根を登ります。初めての地図記載のないバリルートは、まずは登りで使ってみるのがお約束ですね。
すぐに装備を整えて8時丁度に出発です。少し林道を戻って、まずは未踏の白石峠西尾根を登ります。初めての地図記載のないバリルートは、まずは登りで使ってみるのがお約束ですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 あの「ブナの森キャンプ場→」とペイントされた岩の裏の尾根に取り付きます。
あの「ブナの森キャンプ場→」とペイントされた岩の裏の尾根に取り付きます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 尾根の先端は角度があって登れないので、右側面で少しでも穏やかなところをよじ登って尾根の上に出ます。
尾根の先端は角度があって登れないので、右側面で少しでも穏やかなところをよじ登って尾根の上に出ます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 尾根に出てから少し勾配が緩みますが、すぐにしっかりした登りになります。ご覧のように熊笹が多いので、マダニが心配でしたが、防虫剤を吹き付けておいたので、最後まで取り付かれることはありませんでした。
尾根に出てから少し勾配が緩みますが、すぐにしっかりした登りになります。ご覧のように熊笹が多いので、マダニが心配でしたが、防虫剤を吹き付けておいたので、最後まで取り付かれることはありませんでした。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 急な登りを進むと偽ピークみたいになって少し後で平坦になりますが、すぐにまたしっかりした登りになります。踏み跡が明瞭ですが、これは獣の足跡です。
急な登りを進むと偽ピークみたいになって少し後で平坦になりますが、すぐにまたしっかりした登りになります。踏み跡が明瞭ですが、これは獣の足跡です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 このように尾根の上が木々で歩きづらいところはちゃんと脇に回避するような踏み跡があります。
このように尾根の上が木々で歩きづらいところはちゃんと脇に回避するような踏み跡があります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 キツい登りになりますが、先に「的様」方面からの尾根が見えてきました。下りで使うと尾根を真っ直ぐ進んでしまうでしょうね。
キツい登りになりますが、先に「的様」方面からの尾根が見えてきました。下りで使うと尾根を真っ直ぐ進んでしまうでしょうね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 登ってきた尾根。一見ただの斜面ですが、先の方で細く尾根になっているのが分かります。横浜ロータリーの森に出たいなら、ここを見逃してはいけません。
登ってきた尾根。一見ただの斜面ですが、先の方で細く尾根になっているのが分かります。横浜ロータリーの森に出たいなら、ここを見逃してはいけません。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 合流後はかなり歩きやすい穏やかな勾配の尾根が続きます。
合流後はかなり歩きやすい穏やかな勾配の尾根が続きます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 杉の植林が終わり、先で自然林になって葉が色付いているのが見えてきました。
杉の植林が終わり、先で自然林になって葉が色付いているのが見えてきました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ただし、この尾根は早く葉が散ったのか、紅葉はさほど多くは見られませんでした。
ただし、この尾根は早く葉が散ったのか、紅葉はさほど多くは見られませんでした。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ワイヤーの残骸。この尾根もかつては林業で使われていた証拠ですね。
ワイヤーの残骸。この尾根もかつては林業で使われていた証拠ですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 こんな木の実が無数に落ちていました。何の木の実なんでしょうね?
こんな木の実が無数に落ちていました。何の木の実なんでしょうね?
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 白石峠が近付いてくると、再び勾配が厳しくなりました。等高線図では尾根と言うより平たい線が狭い間隔でつながっていますが、その分手前で緩やかでしたから仕方ないですね。
白石峠が近付いてくると、再び勾配が厳しくなりました。等高線図では尾根と言うより平たい線が狭い間隔でつながっていますが、その分手前で緩やかでしたから仕方ないですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 甲相国境尾根が見えてきました。上からですとただの急な斜面にしか見えないところですね。
甲相国境尾根が見えてきました。上からですとただの急な斜面にしか見えないところですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 前の画像にも写っていますが、この長い倒木が指す方向に下って行くと、先で尾根が狭まってくるのではっきりしますが、下りではちょっと支尾根も多そうなので、お勧めはしません。
前の画像にも写っていますが、この長い倒木が指す方向に下って行くと、先で尾根が狭まってくるのではっきりしますが、下りではちょっと支尾根も多そうなので、お勧めはしません。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 国土地理院地図では「白石峠」と記載されるP1307頂上。実際の峠はここから北に100mほど下ったところになります。それにしても立派な独立したピークなのに、名無しなのは残念ですね。「白石ノ頭」とか名前を付けちゃえばいいのにね。
国土地理院地図では「白石峠」と記載されるP1307頂上。実際の峠はここから北に100mほど下ったところになります。それにしても立派な独立したピークなのに、名無しなのは残念ですね。「白石ノ頭」とか名前を付けちゃえばいいのにね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 今回持って行ったフィルムカメラは1965年製のミランダG型で、ミランダでは唯一ファインダースクリーンが交換可能だった高級機です。
今回持って行ったフィルムカメラは1965年製のミランダG型で、ミランダでは唯一ファインダースクリーンが交換可能だった高級機です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 前回の台風で倒れかけた木。折れた訳ではないので何とか土に根っこが刺さっている点から、まだまだ枯れずに済んでいるみたいです。それにしても倒木が多いですね。あの台風はかなりの災害をもたらしたことが良く分かります。
前回の台風で倒れかけた木。折れた訳ではないので何とか土に根っこが刺さっている点から、まだまだ枯れずに済んでいるみたいです。それにしても倒木が多いですね。あの台風はかなりの災害をもたらしたことが良く分かります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 P1307からの下りでは新たに階段が設置されていました。整備が行き届いていますね。
P1307からの下りでは新たに階段が設置されていました。整備が行き届いていますね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 でも、丹沢名物「不安定はしご」の他に、画像のようなナゾの梯子なのか階段なのか桟道なのか分からないものが付いていました。今まで他では見かけなかった新手のものですが、土の部分にかかとが落ちて歩きづらいですねぇ。
でも、丹沢名物「不安定はしご」の他に、画像のようなナゾの梯子なのか階段なのか桟道なのか分からないものが付いていました。今まで他では見かけなかった新手のものですが、土の部分にかかとが落ちて歩きづらいですねぇ。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 天気は晴れ予報だったのに、丹沢には雲が掛かっていて残念でした。当然富士山を拝むこともできませんでした。
天気は晴れ予報だったのに、丹沢には雲が掛かっていて残念でした。当然富士山を拝むこともできませんでした。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 水晶沢ノ頭へは楽に登れます。手前から見るとはっきりしたピークなので疲れそうなんですが、実際はあっけなく終わる感じですね。
水晶沢ノ頭へは楽に登れます。手前から見るとはっきりしたピークなので疲れそうなんですが、実際はあっけなく終わる感じですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 水晶沢ノ頭には10時ちょっとに到着。去年は苔まみれのベンチが味わい深かったですが、今はきれいなベンチになって、木製の道標兼山名表示板も金属製のあっさりしたものに取り替えられてしまいました。
水晶沢ノ頭には10時ちょっとに到着。去年は苔まみれのベンチが味わい深かったですが、今はきれいなベンチになって、木製の道標兼山名表示板も金属製のあっさりしたものに取り替えられてしまいました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 せっかくだからセルフタイマーで記念写真をば。
せっかくだからセルフタイマーで記念写真をば。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 少し南に進んでこの倒木に巻かれた色褪せたマーキングのところを右に折れて林の中を下って行きます。前に赤テープで軽くマーキングしましたが、まだ残っていました。
少し南に進んでこの倒木に巻かれた色褪せたマーキングのところを右に折れて林の中を下って行きます。前に赤テープで軽くマーキングしましたが、まだ残っていました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 このように最初は幅広で分かりづらいのですが、良く見ると先で尾根が細まったところが見えますね。そこが水晶沢ノ頭西尾根(仮)です。これまで何度か登りで使ってきましたが、今回は下ってみます。
このように最初は幅広で分かりづらいのですが、良く見ると先で尾根が細まったところが見えますね。そこが水晶沢ノ頭西尾根(仮)です。これまで何度か登りで使ってきましたが、今回は下ってみます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 細尾根になってからところどころキツい傾斜の下りがあり、ちょっと危険なんですが、木々が多くて支えになるので助かります。
細尾根になってからところどころキツい傾斜の下りがあり、ちょっと危険なんですが、木々が多くて支えになるので助かります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 前半で一回はっきりした支尾根が出てきて、ここを左に折れるのですが、しっかりピンクのマーキングがあるので安心です。
前半で一回はっきりした支尾根が出てきて、ここを左に折れるのですが、しっかりピンクのマーキングがあるので安心です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 国境尾根では紅葉はほとんど散った後でしたが、標高を下げるとしっかり色付いた葉が残っています。
国境尾根では紅葉はほとんど散った後でしたが、標高を下げるとしっかり色付いた葉が残っています。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 こうした軽い登りもでてきますが、ほとんどはしっかりした下りが続きます。
こうした軽い登りもでてきますが、ほとんどはしっかりした下りが続きます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 尾根が幅広くなりますが、踏み跡は黒い筋が見えてはっきりしていますね。
尾根が幅広くなりますが、踏み跡は黒い筋が見えてはっきりしていますね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 支尾根が出てきましたが、ここは右と言うかほぼ直進。赤テープが巻いてあります。
支尾根が出てきましたが、ここは右と言うかほぼ直進。赤テープが巻いてあります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 次の支尾根も左にはっきりしたものが見えるのですが、直進方面です。ここも赤テープを巻いておきました。
次の支尾根も左にはっきりしたものが見えるのですが、直進方面です。ここも赤テープを巻いておきました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 「水源の森林」標柱が見えてきたらゴールは近いです。尾根も緩やかになっています。
「水源の森林」標柱が見えてきたらゴールは近いです。尾根も緩やかになっています。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 尾根の最終地点はロータリーの森の駐車場のようなところ。左に平地が見えたら尾根の先の方に下る踏み跡があります。
尾根の最終地点はロータリーの森の駐車場のようなところ。左に平地が見えたら尾根の先の方に下る踏み跡があります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 これがロータリーの森入口。登る場合は先で左に戻るように折れ曲がって、左側の尾根に乗ります。
これがロータリーの森入口。登る場合は先で左に戻るように折れ曲がって、左側の尾根に乗ります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そして100mほど林道を登って駐車スペースに戻ってきました。ここで小腹が空いたので、おにぎりを一つ座って食べて休みました。まだ11時半前ですから、昼食はバン木ノ頭に登ってから取ることにしました。
そして100mほど林道を登って駐車スペースに戻ってきました。ここで小腹が空いたので、おにぎりを一つ座って食べて休みました。まだ11時半前ですから、昼食はバン木ノ頭に登ってから取ることにしました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 一休みして後半戦スタート。林道を100m程進んで左に平らな突起が見えたら、その横の尾根がバン木ノ頭に直接出られる尾根です。この尾根の尻を左側から適当につづら折れして登りますが、結構面倒です。先に堰堤があるので、そこまで進んでから登る道を探しても良かったかな。
一休みして後半戦スタート。林道を100m程進んで左に平らな突起が見えたら、その横の尾根がバン木ノ頭に直接出られる尾根です。この尾根の尻を左側から適当につづら折れして登りますが、結構面倒です。先に堰堤があるので、そこまで進んでから登る道を探しても良かったかな。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 こんな感じで尾根の尻を登りますが、15mほどはありますので、足場を良く選んでジグザグに登って行きます。
こんな感じで尾根の尻を登りますが、15mほどはありますので、足場を良く選んでジグザグに登って行きます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 尾根の上に出ました。勾配は当初緩やかでしたが、トータルで見ると平均的な登りと言う感じの尾根ですね。
尾根の上に出ました。勾配は当初緩やかでしたが、トータルで見ると平均的な登りと言う感じの尾根ですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ぬるっとした傘の大きなキノコ。こぶしくらいの大きさでしたが、まだ枯れずに残っているのは意外でした。
ぬるっとした傘の大きなキノコ。こぶしくらいの大きさでしたが、まだ枯れずに残っているのは意外でした。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 踏み跡はそれなりにありますし、登りでは一本尾根ですからミスコースの心配はありません。
踏み跡はそれなりにありますし、登りでは一本尾根ですからミスコースの心配はありません。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 このルートは紅葉が鮮やかでした。日も出てきたので、金色に輝いてきれいでしたね。
このルートは紅葉が鮮やかでした。日も出てきたので、金色に輝いてきれいでしたね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 オレンジのトンネル。いい気分です。
オレンジのトンネル。いい気分です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 かと思えばこんな常緑の低木がうじゃうじゃした区間もあります。石楠花が多くて、硬い枝ですから下手に振り払うとバシッと戻って鞭打たれます。
かと思えばこんな常緑の低木がうじゃうじゃした区間もあります。石楠花が多くて、硬い枝ですから下手に振り払うとバシッと戻って鞭打たれます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 木々で覆われた尾根の突起はこうして脇に逸れて避けるトラバース路がありますので、やはりここもかつては林業などで使われていたんでしょう。
木々で覆われた尾根の突起はこうして脇に逸れて避けるトラバース路がありますので、やはりここもかつては林業などで使われていたんでしょう。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 モミジの落ち葉の絨毯。きれいですが、やはり枝に残っていて欲しいところですね。
モミジの落ち葉の絨毯。きれいですが、やはり枝に残っていて欲しいところですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そのうち、また尾根の突起を回避する迂回路に入って行くと、大分先の方で道が完全に消失し、前に進みたくても崖になって終わり。仕方ないので、尾根の側面を登る羽目になりましたが、落ち葉と緩い土で難儀しました。面倒がらずに尾根を歩きましょう(^∇^)。
そのうち、また尾根の突起を回避する迂回路に入って行くと、大分先の方で道が完全に消失し、前に進みたくても崖になって終わり。仕方ないので、尾根の側面を登る羽目になりましたが、落ち葉と緩い土で難儀しました。面倒がらずに尾根を歩きましょう(^∇^)。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 上の方で西側からの尾根と合流しました。振り返って撮っていますが、右側の方から登ってきました。
上の方で西側からの尾根と合流しました。振り返って撮っていますが、右側の方から登ってきました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ちょっと勾配がキツくなって小ピークみたいになったところを登ります。
ちょっと勾配がキツくなって小ピークみたいになったところを登ります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 等高線図では丸く囲まれていませんでしたが、ちゃんと突起になっていました。
等高線図では丸く囲まれていませんでしたが、ちゃんと突起になっていました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 わずかに下ってすぐに登りに転じます。上の方で崖の崩落したところが出てきますが、この辺は白ザレなんですね。
わずかに下ってすぐに登りに転じます。上の方で崖の崩落したところが出てきますが、この辺は白ザレなんですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 先ほどの木の実と違って、こんな鮮やかな紫のきれいな実も付いていました。今の時期だけしか見られないでしょうね。
先ほどの木の実と違って、こんな鮮やかな紫のきれいな実も付いていました。今の時期だけしか見られないでしょうね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ひのき前頭ルートとの合流点。左端にかすかに見える白いリボンの方が野外活動センター方面です。北尾根はここで直進する方になりますが、下りでは支尾根が大目なので要注意ですね。
ひのき前頭ルートとの合流点。左端にかすかに見える白いリボンの方が野外活動センター方面です。北尾根はここで直進する方になりますが、下りでは支尾根が大目なので要注意ですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 合流してからはほとんど平坦な細尾根が少し続くだけです。
合流してからはほとんど平坦な細尾根が少し続くだけです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そしてあっさりバン木ノ頭に到着。1時丁度でした。
そしてあっさりバン木ノ頭に到着。1時丁度でした。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そして「出前山頂」タイム。登りでは暑くて上着を脱いでいましたが、汗のしみ込んだシャツに風が当たると体が冷えてしまいましたから、すぐに上着を着込んでから、温かいラーメンを食べると旨いこと(^∇^)v
そして「出前山頂」タイム。登りでは暑くて上着を脱いでいましたが、汗のしみ込んだシャツに風が当たると体が冷えてしまいましたから、すぐに上着を着込んでから、温かいラーメンを食べると旨いこと(^∇^)v
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ゆっくり食事を取って今度は白石峠方面に北上します。
ゆっくり食事を取って今度は白石峠方面に北上します。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 バン木ノ頭から下った鞍部の崩れた桟道。定番ですね。
バン木ノ頭から下った鞍部の崩れた桟道。定番ですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ぱっと見、先のジャガクチ丸が高く見えて、先が大変そうですが、これも意外と登ってみるとそうでもないんですよね。
ぱっと見、先のジャガクチ丸が高く見えて、先が大変そうですが、これも意外と登ってみるとそうでもないんですよね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 こんな程度の勾配であっさり山頂に至ります。国境尾根はモロクボ沢ノ頭の鞍部が一番厳しいかな。中ノ丸のあたりも結構足に来ますが、この辺は緩い区間が多くて助かります。
こんな程度の勾配であっさり山頂に至ります。国境尾根はモロクボ沢ノ頭の鞍部が一番厳しいかな。中ノ丸のあたりも結構足に来ますが、この辺は緩い区間が多くて助かります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ジャガクチ丸山頂に到着。ここでは「シャガクチ丸」と表記されていますが、『西丹沢登山詳細図』では「シャガグチ」となっています。しかし、漢字表記では「蛇ヶ口」となり、去年まで使われていた木製の道標にあったメンテナンスしていた方が書き込んだと思われる太リボンには「ジャガクチ丸」と書かれていました。諸説あるでしょうが、「蛇」はシャとはどうやっても読まないので、自分は「ジャガクチ」と表記させてもらいます。
ジャガクチ丸山頂に到着。ここでは「シャガクチ丸」と表記されていますが、『西丹沢登山詳細図』では「シャガグチ」となっています。しかし、漢字表記では「蛇ヶ口」となり、去年まで使われていた木製の道標にあったメンテナンスしていた方が書き込んだと思われる太リボンには「ジャガクチ丸」と書かれていました。諸説あるでしょうが、「蛇」はシャとはどうやっても読まないので、自分は「ジャガクチ」と表記させてもらいます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ジャガクチ丸北尾根(仮)は道標の真裏から始まります。最初はこんなもじゃもじゃ地帯ですが、すぐにヤセ尾根区間になります。ここも石楠花ビンタにご注意(^∇^)
ジャガクチ丸北尾根(仮)は道標の真裏から始まります。最初はこんなもじゃもじゃ地帯ですが、すぐにヤセ尾根区間になります。ここも石楠花ビンタにご注意(^∇^)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 国境尾根の山々。左から加入道山、白石峠の名無しピーク、水晶沢ノ頭と続き、右端がナメクラ沢ノ頭になります。大室山は加入道の右後ろに隠れて見えないです。
国境尾根の山々。左から加入道山、白石峠の名無しピーク、水晶沢ノ頭と続き、右端がナメクラ沢ノ頭になります。大室山は加入道の右後ろに隠れて見えないです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ここに来たらいつも写しているぱっくり割れた大岩。これ、下だけじゃなく、上も連結パーツみたいになってるのがミソです。
ここに来たらいつも写しているぱっくり割れた大岩。これ、下だけじゃなく、上も連結パーツみたいになってるのがミソです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 こちらの尾根も紅葉が鮮やかでしたよ。
こちらの尾根も紅葉が鮮やかでしたよ。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 下って行くと尾根が幅広になりますが、踏み跡がはっきり見えるので道迷いはないですね。途中尾根の左側の土質の緩い勾配のキツい斜面を下りますが、尾根自体は一つなので、先で尾根の中央に戻れば問題ないです。
下って行くと尾根が幅広になりますが、踏み跡がはっきり見えるので道迷いはないですね。途中尾根の左側の土質の緩い勾配のキツい斜面を下りますが、尾根自体は一つなので、先で尾根の中央に戻れば問題ないです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ここもこの「水源の森林」標柱が出てきたら、もうゴールは近いです。残り1/4ほどで尾根の尻です。
ここもこの「水源の森林」標柱が出てきたら、もうゴールは近いです。残り1/4ほどで尾根の尻です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 尾根を下って行くと直進している限り気付きませんが、右に支尾根が出てきます。ちょっと振り向き気味に撮っていますが、向こうの尾根からも横浜ロータリーの森の沢の右側に出られます。途中、尾根が分断されたような段差があるので、ちょっと面倒ですけどね。
尾根を下って行くと直進している限り気付きませんが、右に支尾根が出てきます。ちょっと振り向き気味に撮っていますが、向こうの尾根からも横浜ロータリーの森の沢の右側に出られます。途中、尾根が分断されたような段差があるので、ちょっと面倒ですけどね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 真っ直ぐ進むともう林道が見えてきて、止めておいた車も見えました。
真っ直ぐ進むともう林道が見えてきて、止めておいた車も見えました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ここでは左になだらかな尾根が続くのですが、そちらは後で林道に下る時に急な斜面を下るのに難儀します。ここは一見厳しそうな直進する側に進みます。
ここでは左になだらかな尾根が続くのですが、そちらは後で林道に下る時に急な斜面を下るのに難儀します。ここは一見厳しそうな直進する側に進みます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 尾根の尻は崖のようになっていて林道にはそのまま下れませんが、ちゃんと右側にしっかり杣道の名残があり、小さな沢の方に難なく下れるようになってます。
尾根の尻は崖のようになっていて林道にはそのまま下れませんが、ちゃんと右側にしっかり杣道の名残があり、小さな沢の方に難なく下れるようになってます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ここがそのつづら折れした杣道。手前の黒っぽくなった踏み跡を右に折れて、先でターンして下の踏み跡に出て、さらに折り返して右奥の方に緩やかに下るといいですよ。
ここがそのつづら折れした杣道。手前の黒っぽくなった踏み跡を右に折れて、先でターンして下の踏み跡に出て、さらに折り返して右奥の方に緩やかに下るといいですよ。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 この細い沢の脇を通って林道に出たところが駐車しておいたところのすぐ近くです。右に折れたところに車があります。
この細い沢の脇を通って林道に出たところが駐車しておいたところのすぐ近くです。右に折れたところに車があります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 到着は午後2時45分です。ここは、同じところからほとんど移動することなくVRを4本歩けるんですから、おいしいエリアですよね。
到着は午後2時45分です。ここは、同じところからほとんど移動することなくVRを4本歩けるんですから、おいしいエリアですよね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 これが今回歩いたルートの地図。青線の水晶沢ノ頭西尾根のスタート地点が横浜ロータリーの森入口になります。詳細図にも載っているひのき前頭ルート(バン木ノ頭西尾根)や忘路峠ルート等を絡めて、今回の4本のルートのうちどれかを登りで使って歩くと、道迷いもなくお手軽に周回できて面白いですよ(^∇^)b
これが今回歩いたルートの地図。青線の水晶沢ノ頭西尾根のスタート地点が横浜ロータリーの森入口になります。詳細図にも載っているひのき前頭ルート(バン木ノ頭西尾根)や忘路峠ルート等を絡めて、今回の4本のルートのうちどれかを登りで使って歩くと、道迷いもなくお手軽に周回できて面白いですよ(^∇^)b

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