岩巣山バリルート・カミさんとのんびり。

2016.03.13(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 21
休憩時間
21
距離
6.9 km
のぼり / くだり
479 / 476 m
17
1 20
14
29
34
41

活動詳細

すべて見る

 ソール張替を終え1ヶ月ぶりに戻ってきた山靴1号(トレッキングシューズ)。留守中3回の奥三河山行をともにした山靴3号にすっかり慣れていたので、まるで裸足のように軽い!やはり低山はコレに限ります。  この日は久々にカミさんが出かけられるというので、しばらく山から遠ざかっていたカミさんのリハビリを兼ね、傾斜の緩い低山を軽く登ろうと、瀬戸の岩屋堂公園から岩巣山に登りました。 ■往路は、滝や沢の風情を楽しむバリエーションルート 正規の登山ルートは、岩巣山山頂付近まで東海自然歩道を辿るもの。東海自然歩道は階段が多くて苦手(^_^;)、さらに根っからのピストン嫌いが顔を出し、バリルートを組み合わせることを思いつく。往路は鳥原川に沿って進み、瀬戸大滝や砂防ダム(水を満々と湛え、滝になってます)、渓谷を渡り東大演習林との境界線へ。境界手前から尾根に登り、尾根伝いに本岩巣(499m)のピークへ。ここからは養老、鈴鹿の峰々に伊吹山、雪を被った白山、能郷白山、御嶽の峰々も見渡せました。さらに西側に少々下った岩場は、南・西方面が大きく開けた素晴らしい眺望ポイント(実際は帰りに立ち寄りました)。 ■帰路は、東海自然歩道で。麓の岩屋堂は1300年の歴史ある祠。 元岩巣を少し下ると、ベンチが2つある分岐に到着。そのまま通過し岩巣山の山頂方面へ。途中、西側に大きく開けた尾根道を通抜け、程なく岩巣山(480.5m)山頂。三等三角点があるのみで眺望のない寂しいところですが、南に1分ほど進むと、眺望の良い岩場がありました。 もと来た道を元岩巣まで戻り、正規の登山道(東海自然歩道)を下山。かなり下りたところに展望台があり、西方の眺望を楽しめました。 麓には岩屋堂があり、中に入ることができました。名僧・行基ゆかりの祠です。  山というより、丘の連なりのような岩巣山。登山としてはいかにも物足りませんが、軽いハイキングとしては良いかもしれません。カミさんのリハビリにもなりましたし、久しぶりに花や渓流を楽しみつつの、夫婦のんびり歩きも悪くないデスネ。…蛇足ですが、ザレ道にも岩にもピタッと吸い付く、真新しいソールの感触も楽しめました (^。^)

猿投山・物見山 駐車場近くのトイレ。有料駐車場もシーズンオフは無料で停められます。
駐車場近くのトイレ。有料駐車場もシーズンオフは無料で停められます。
猿投山・物見山 通常の登山口。ここから下りてくる予定です。そのまま川沿いに直進します。
通常の登山口。ここから下りてくる予定です。そのまま川沿いに直進します。
猿投山・物見山 梅はまさに満開。芳しい香りが周りに立ち込めていました。
梅はまさに満開。芳しい香りが周りに立ち込めていました。
猿投山・物見山 水場でしょうか。お地蔵様のイラストと「感謝」の文字が何だかうれしい。
水場でしょうか。お地蔵様のイラストと「感謝」の文字が何だかうれしい。
猿投山・物見山 ソール交換が終わり戻ってきた山靴1号。3号(登山靴)に馴染んでいたので軽いわ、歩きやすいわでビックリ。新品のソールは岩に喰いつくし最高ですね〜。
ソール交換が終わり戻ってきた山靴1号。3号(登山靴)に馴染んでいたので軽いわ、歩きやすいわでビックリ。新品のソールは岩に喰いつくし最高ですね〜。
猿投山・物見山 ここを左折しても正規の登山ルートに接続できるようですが「大滝」へと直進します。夏には川をせき止めて天然のプールにするようですね。またここはホタルや紅葉の名所でもあります。子ども連れには貴重なスポットです。
ここを左折しても正規の登山ルートに接続できるようですが「大滝」へと直進します。夏には川をせき止めて天然のプールにするようですね。またここはホタルや紅葉の名所でもあります。子ども連れには貴重なスポットです。
猿投山・物見山 ショウジョウバカマ…ですよね、かぶさん?(笑) 遊歩道沿いにたくさん咲いていました。
ショウジョウバカマ…ですよね、かぶさん?(笑) 遊歩道沿いにたくさん咲いていました。
猿投山・物見山 川は次第に渓谷の風情に変わっていきます。水音が心地よいです。
川は次第に渓谷の風情に変わっていきます。水音が心地よいです。
猿投山・物見山 辺りに滝音が響き、瀬戸大滝が姿を現しました。
辺りに滝音が響き、瀬戸大滝が姿を現しました。
猿投山・物見山 平らな大きな岩の川床を水が流れ落ちていきます。
平らな大きな岩の川床を水が流れ落ちていきます。
猿投山・物見山 車両通行止めの表示。ここをまっすぐに進みます。
車両通行止めの表示。ここをまっすぐに進みます。
猿投山・物見山 鳥原川砂防ダム横の階段を登ります。ここは本来防災ダムで砂防を目的としていますが、現在は満々と水を蓄え、滝から水が流れ落ちています。
鳥原川砂防ダム横の階段を登ります。ここは本来防災ダムで砂防を目的としていますが、現在は満々と水を蓄え、滝から水が流れ落ちています。
猿投山・物見山 水を湛え、さながらダム湖となった水辺をさらに奥へと進みます。道が狭くなってきました。
水を湛え、さながらダム湖となった水辺をさらに奥へと進みます。道が狭くなってきました。
猿投山・物見山 そこここに、小さな滝が。鳥原川に注ぎ込んでいます。ここは本当に水が豊富な山です。
そこここに、小さな滝が。鳥原川に注ぎ込んでいます。ここは本当に水が豊富な山です。
猿投山・物見山 ずいぶん上流にやってきました。
ずいぶん上流にやってきました。
猿投山・物見山 左の岩と木、緑色のネットは、橋の残骸と思われます。右の石を伝って川を渡ります。
左の岩と木、緑色のネットは、橋の残骸と思われます。右の石を伝って川を渡ります。
猿投山・物見山 鬱蒼と茂った笹の中を進みます。踏み跡はしっかりしていますが、日当たりの良いところは腿の辺りまで繁茂しており歩きにくい…。
鬱蒼と茂った笹の中を進みます。踏み跡はしっかりしていますが、日当たりの良いところは腿の辺りまで繁茂しており歩きにくい…。
猿投山・物見山 「この先東京大学の私有地です」の看板とトラロープ。ロープの向こうは東京大学の演習林のようです。トラロープの手前に直登する踏み跡があります。
「この先東京大学の私有地です」の看板とトラロープ。ロープの向こうは東京大学の演習林のようです。トラロープの手前に直登する踏み跡があります。
猿投山・物見山 元岩巣へ通じるバリエーションルート。最初はかなりの角度です。
元岩巣へ通じるバリエーションルート。最初はかなりの角度です。
猿投山・物見山 ほどなく尾根に登りつきました。赤いテープ、もしくは赤いタフロープの目印を頼りに進みます。
ほどなく尾根に登りつきました。赤いテープ、もしくは赤いタフロープの目印を頼りに進みます。
猿投山・物見山 日当たりの良い尾根には、笹が生い茂っています。
日当たりの良い尾根には、笹が生い茂っています。
猿投山・物見山 曇り空が晴れてきました。日が差し込んできます。
曇り空が晴れてきました。日が差し込んできます。
猿投山・物見山 西方、名古屋駅方面の眺望が若干開いた場所。
西方、名古屋駅方面の眺望が若干開いた場所。
猿投山・物見山 シダの芽がたくさん顔を出しています。
シダの芽がたくさん顔を出しています。
猿投山・物見山 視界が開け、白い砂地が現れました。登りつけたところが元岩巣です。
視界が開け、白い砂地が現れました。登りつけたところが元岩巣です。
猿投山・物見山 また東京大学の看板。内容は登り口とまったく同じ…。敷地境界線のこちら側を歩いてきたはずですが、同じ柄の看板がいくつも立てられているので不安になります…。よく見ると「看板を壊さないで下さい」の文言も…。不法侵入や看板を壊す行為は以ての外ですが、大学も上から目線ではなく、もっと丁寧に対応をしては? たとえば(無粋ですが)フェンスを立てて境界を明確化するとか。
また東京大学の看板。内容は登り口とまったく同じ…。敷地境界線のこちら側を歩いてきたはずですが、同じ柄の看板がいくつも立てられているので不安になります…。よく見ると「看板を壊さないで下さい」の文言も…。不法侵入や看板を壊す行為は以ての外ですが、大学も上から目線ではなく、もっと丁寧に対応をしては? たとえば(無粋ですが)フェンスを立てて境界を明確化するとか。
猿投山・物見山 元岩巣(499m)から西の眺望。遠く養老山地、伊吹山、鈴鹿山脈を望み、手前には名古屋の街が広がります。
元岩巣(499m)から西の眺望。遠く養老山地、伊吹山、鈴鹿山脈を望み、手前には名古屋の街が広がります。
猿投山・物見山 雪を被った御嶽。木々の梢が邪魔ですね…。
雪を被った御嶽。木々の梢が邪魔ですね…。
猿投山・物見山 白山。電線が邪魔ですね…。
白山。電線が邪魔ですね…。
猿投山・物見山 尾根道を進みます。東海自然歩道に合流し、先ほどとは打って変わって道が広く立派になりました。
尾根道を進みます。東海自然歩道に合流し、先ほどとは打って変わって道が広く立派になりました。
猿投山・物見山 岩巣山山頂への表示板が外れてしまっていますね。
岩巣山山頂への表示板が外れてしまっていますね。
猿投山・物見山 山頂から、ショートカットで下山しようとした方が遭難したとのこと。超低山と侮るなかれ。
山頂から、ショートカットで下山しようとした方が遭難したとのこと。超低山と侮るなかれ。
猿投山・物見山 頂上へ向かう途中、一気に眺望の広がる尾根道にて。
頂上へ向かう途中、一気に眺望の広がる尾根道にて。
猿投山・物見山 岩巣山山頂(480.5m)、三等三角点。眺望はありません。ここから1分ほど南に進みます。
岩巣山山頂(480.5m)、三等三角点。眺望はありません。ここから1分ほど南に進みます。
猿投山・物見山 眺望の良い岩場に出ました。ここはお弁当を広げるのに良さそうです。ひと休みして元来たルートを戻ります。
眺望の良い岩場に出ました。ここはお弁当を広げるのに良さそうです。ひと休みして元来たルートを戻ります。
猿投山・物見山 元岩巣まで一旦戻り、元岩巣の西側へ下った眺望地へ。ここは山頂南の岩場よりも電線が視界を遮らない分、景色が良いです。ご主人と一緒に登ってきたお利口なワンちゃんも一緒にパチリ(^。^)。
元岩巣まで一旦戻り、元岩巣の西側へ下った眺望地へ。ここは山頂南の岩場よりも電線が視界を遮らない分、景色が良いです。ご主人と一緒に登ってきたお利口なワンちゃんも一緒にパチリ(^。^)。
猿投山・物見山 東海自然歩道に戻り、正規ルートを下山。やはり自然歩道は階段が多いんですよね…。苦手です。
東海自然歩道に戻り、正規ルートを下山。やはり自然歩道は階段が多いんですよね…。苦手です。
猿投山・物見山 苔もみずみずしい。水が豊富な山だけあって、植物が非常に生き生きしてますね。
苔もみずみずしい。水が豊富な山だけあって、植物が非常に生き生きしてますね。
猿投山・物見山 岩屋堂(正規登山口)、瀬戸大滝、元岩巣の三方に通じる分岐点。岩屋堂に向かいます。
岩屋堂(正規登山口)、瀬戸大滝、元岩巣の三方に通じる分岐点。岩屋堂に向かいます。
猿投山・物見山 展望台に出ました。
展望台に出ました。
猿投山・物見山 案内にはごく身近な建物しか表記されていませんね。これくらいなら言われなくてもわかるような気が…。
案内にはごく身近な建物しか表記されていませんね。これくらいなら言われなくてもわかるような気が…。
猿投山・物見山 ずいぶん曇ってきましたが、意外と遠くまで見えています。
ずいぶん曇ってきましたが、意外と遠くまで見えています。
猿投山・物見山 おお! 鎖場?? と思いましたが、なぜ鎖があるのかわからないくらい安全な場所でした。
おお! 鎖場?? と思いましたが、なぜ鎖があるのかわからないくらい安全な場所でした。
猿投山・物見山 淡々と下っていきます。
淡々と下っていきます。
猿投山・物見山 岩屋堂に下りてきました。岩屋堂とは、天然の大きな岩のほこら。
岩屋堂に下りてきました。岩屋堂とは、天然の大きな岩のほこら。
猿投山・物見山 西暦725年、名僧行基がこの岩窟内で三体の仏像を彫刻し、時の聖武天皇の病気平穏を祈願した霊跡と言われています。
西暦725年、名僧行基がこの岩窟内で三体の仏像を彫刻し、時の聖武天皇の病気平穏を祈願した霊跡と言われています。
猿投山・物見山 岩屋堂のすぐ奥の暁明ヶ滝。修行の禊の場だそうで、この日も女性グループが滝行をされていました。
岩屋堂のすぐ奥の暁明ヶ滝。修行の禊の場だそうで、この日も女性グループが滝行をされていました。
猿投山・物見山 登山口で見かけた小さな小さな花…。いよいよ春ですね。
登山口で見かけた小さな小さな花…。いよいよ春ですね。
猿投山・物見山 …ここは? せとものの町・瀬戸の産土神「深川神社」の門前商店街に立ち寄りました。その名も「宮前地下街」。ちゃんと地上にあります。ここにはご当地焼きそば「瀬戸焼きそば」の老舗「大福屋」さんがお目当て。
…ここは? せとものの町・瀬戸の産土神「深川神社」の門前商店街に立ち寄りました。その名も「宮前地下街」。ちゃんと地上にあります。ここにはご当地焼きそば「瀬戸焼きそば」の老舗「大福屋」さんがお目当て。
猿投山・物見山 左側が駐車場。この段差をして、「地下」というのでしょうか? 大福屋さんは写真撮影NGなので、写真は載せられませんが、素朴で他にない味わい…。実に美味かった! お持ち帰りもできます♪
左側が駐車場。この段差をして、「地下」というのでしょうか? 大福屋さんは写真撮影NGなので、写真は載せられませんが、素朴で他にない味わい…。実に美味かった! お持ち帰りもできます♪
猿投山・物見山 駐車場より門前商店街を見下ろす。この一角だけ、奇跡的に昭和が残っている感じです。
駐車場より門前商店街を見下ろす。この一角だけ、奇跡的に昭和が残っている感じです。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。