雲取山~飛龍山(幕営)第一日

2018.11.15(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 48
休憩時間
1 時間
距離
10.1 km
のぼり / くだり
1426 / 207 m
25
1 27
1 51
40

活動詳細

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 昭和35年より登山者に親しまれてきた「奥多摩小屋」は、老朽化の為来年3月いっぱいで閉鎖されてしまうという。当然テント場も廃止されることになる。 老朽化は仕方ないが、眺望に優れる絶好のロケーションなので何とか再興してもらいたいもの。 そんなことで、廃止前に一度幕営してみようと思い、出かけてみることにしました。 せっかく一泊するのだから、雲取山だけでは勿体ないので、いつも雲取山から眺めていた「飛龍山」にも行ってみようと思いました。 しかしながら、いつになく重い荷が自分を苦しめることに・・・。 初日は鴨沢から奥多摩小屋までなので、のんびりゆっくり登って行く、というより荷が重くて速くは登れないのが正直なところ。 幸い日帰りじゃないので、全く急ぐ必要がないのが気分を楽にしてくれる。 天も嘉したように快晴だ。 急坂で喘ぐように休み休み登るのは、普段の運動不足のせいだろう。 昼少し前に奥多摩小屋に到着。幕営手続きに小屋に行くと、管理人不在の張り紙があった。 宿泊券に記入し、テント泊は500円なので500円玉を金庫に投入する。因みに素泊まりは6000円だ。 テント場に行き設営を始めるが、時間が早いせいなのか私以外にはいない。 今日は一人か。 設営が終わり、やることもないのでテントに入り横になる。 ああ、のんびりした登山はいいな・・・。 燦燦と降り注ぐ陽に、いつの間にかウトウトして目を覚ますと15時位になっていた。 いつの間にか50mほど離れたところに一人の若者が設営を始めていた。 さらに日暮れ間際に下山してきた二人がテントを張る。 今夜はこの4張だけのようだ。 閉鎖が近いテント場なので、もっと混雑を予想していたが、それは杞憂だった。 食事の後、刻々と日暮れていく様子を眺めてからテントに入る。 夜中に、物悲しい鹿の鳴き声で目を覚まし、外に出てみると満天の星空だ。 星ってこんなに明るかったっけ。テントの中でも身の回りの物が見えるほどだ。 星空を撮るつもりでミニ三脚を持ってきたが、寒さでテントに逃げ帰る。 元天文少年としては情けないが、この寒さには勝てない。 それにしても寒い。今日は最低-5°Cの予報。 寒さに何度も寝返りを打ち朝を待つ。

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