足尾松木沢<大岩沢>

2015.02.11(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 25
休憩時間
3 時間 1
距離
4.2 km
のぼり / くだり
554 / 510 m
6 25

活動詳細

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http://mhan.blog52.fc2.com/blog-entry-1007.html 松木沢は3回目の訪問、ただし1986年以来の、29年振りの松木沢となった。 アイスクライミングそのものがそんなにやってた訳ではないですから。 最後は天山山脈に行く前の八ヶ岳(1998年)だったはずなので、実に17年ぶり。 その八ヶ岳も氷瀑は1つだけであとはリッジ登りだったからね。 アイゼンは昨年壊れているのが分かり新品調達!(それも買って1年経ってようやく使い初めだ!) 靴も同じ、新品!! で、バイルはそれこそ30年もの!! 大丈夫かなと思いつつ・・・・・ 当日は3時起床し、伊那谷を4時出発。 そして8時ちょっと過ぎに到着し、福島から来た大先輩と大後輩、群馬在住のEさんと合流。 ここで大失態発覚。 今回はろくに登れやしないと思い写真撮影をメインで考えていましたが、EOSのバッテリーを入れ忘れていたことに気がついた訳です。 コンデジも持たなかったのでショックは大きい。 (が、これは結果的に大正解!一眼で写真なんか撮ってる余裕は無かった!!) その昔は奥の方まで車で入れたが、今はずいぶん手前の親水公園までしか入れない。 なので、Eさんの提案でずいぶん手前、鉱山裏にある大岩沢ってとこに行くことに! 舗装路をてくてく歩き、住民や観光客(なんて言うんだろう、遺跡マニア?見たいな人たち)とあいさつかわしながら目的の沢へ。 最初は堰堤を4〜5個超え、ちょっと河原歩きして最初の滝へ。 いい感じで凍ってるし、傾斜もそんなに無いので17年振りの氷登りにはもってこい!! 早速準備して、福島組が最初に取り付き、次にEさん、そして最後にアイスピトンを回収しながら私が登る。 30年前のセミチューブバイルでもしっかり効きます。 気持ちいい〜〜〜快適に次の滝へ。 けっこう傾斜はありそうだし、ちょっと水も流れていて嫌らしそう。 Eさんは前回はフリーソロで登ったそうだ。恐るべし。 とはいえ、ロープで安全確保された私は非常に快適にまた登りを楽しむ。 でも、残念なのは登ってる時間の半分以上はアイスピトン回収のために費やす。 これはけっこう体力使うし、指も冷たくなってきつい。 その滝が終わると少し長い河原歩き。 雪に覆われた石ころゴロゴロの河原は非常に歩きづらい。 3つ目の滝は下から見た時すごい傾斜のある大きなものに見えたけれど、傾斜はそれほどでなく一安心。 長さはあるけれど、とても快適。 でもこの頃にはかかとが痛くなってだんだん我慢が出来なくなっていた。 新しい靴が合ってない!踵の骨が当たっていたい。 とりあえずそこを抜けるが、上がどうなってるか分からない状態! しばらくまた急な河原歩きをして登って行く。 H大後輩が先に進み、どうも頂上直下の岩壁を抜け稜線まで行ったらしい。 なんと、電話で連絡!! ということで、このチムニー状のルンゼを登って上に行くことに。 もう足が痛いので帰りたいけど、上で待ってると言われたらいくしか無い。 それに、氷瀑だけではつまらないしね。 ちょっと難しいチムニー登りのあとは急な雪の壁。 どんどん急になって行くけれど、雪が柔らかく落ちる不安は無い。 下を覗くと鉱山町が真下くらいに見える。 なんとか稜線に抜け、更に少し登って無名の山の頂上へ。標高は1100mくらい。 天気よく、風も無く暖かくて最高の気分。眺めも良く日光の男体山も見えます。 昼ご飯を食べてあとは下山。 いろいろ考えた結果、同じ所を下ることに。 懸垂を交えのんびり下りました。 前に使っていたシャルレのアイゼンは29年前の松木沢ではじめて使ったみたい。 そして今回グリベルを初使用。 なんか因縁がありますね〜〜 滝は3つだけだったけれど、どれも楽しくて、そして岩があって雪壁で稜線まで抜けてちょっとしたアルパイン気分を味わうことが出来ました。 次は靴を調製してまたどこか行きたいと思います。 その前にトレーニングして体力を回復させないと・・・・

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