活動データ
タイム
01:28
距離
8.6km
のぼり
439m
くだり
438m
活動詳細
すべて見る四国八十八か所の52番札所である、太山寺近郊の山々を周回してみた。昭和52年生まれの自分としては、何かと親近感が湧くお寺だ。1305年に建てられた本堂は国宝である。また、鐘楼の地獄極楽図は一見の価値あり。昨年のおおみそかには、この図を見せるために、子供3人を連れてきた(悪いことはすんなよ、地獄にいっちゃうよ、という教訓である)。 参道の数か所で、今年の豪雨災害の爪痕が残っており、数か所で土砂崩れしている。復旧するのも、長い道のりである。大変だ。 さて、ちょいと参拝後、本堂の後ろから、山道を経ケ森へ登る。この道は、しっかりと下刈りがされており、快適な道である。ミニ四国霊場もあるためか、整備されているっぽい。道標もたくさんあるので分かりやすい。急斜面をひと登りで到着。 経ケ森からは、北条方面の山並み(高縄山、恵良、腰折etc)や、樹間から松山観光港方面が望める。 経ケ森からいったん降りて隣接ピーク、岩子山181mへ。この道も快走路。岩場からの展望が良く、経ケ森とは違った方向の展望がある。南の大丸、港山、弁天山が近い。松山平野の松山城もしっかりと視認できる。岩子山の展望のほうが、個人的には好ましい。 ここから梅津寺に降りる道は、所々で興居島が見える。降りた所は、人気の結婚式場・ベイサイド迎賓館。 ここまでの山道は、総じて走りやすい。トレイルランニングに最適♪♪経ケ森辺りの分岐から、勝岡方面や観光港方面への道もあり、様々なコース取りができそう。 で、梅津寺で海沿いを軽く走ってみる。この海岸に来るのは、実に25年ぶり。まだ海水浴場があった頃に来て以来だ。レトロな雰囲気の駅や、物静かな海がとてもノスタルジック。 さらに、大丸山76mにも立ちよる。道沿いには、坂の上の雲で有名な秋山兄弟の銅像が建つ山だ。山頂部は、草が多い繁る、廃れた感じ。展望台の残骸が残るのみで、展望もよろしくない。昭和の白黒写真では、この山にリフトがかかっていたのだから、時代に取り残された哀愁のピークって感じ。 さらにさらに、西港山50mに。。ここは、以前は山全体が竹ヤブで、登るのが困難なピークだったのだ。数年前に道ができたことを最近知ったため、1319山目として訪問。道は、3人が横に並んでも歩けるほどの広いものができている。海の見晴らしも良く気に入った♪♪ 最後のピークは港山42m。一応、愛媛県の山として認定されたものとしては最低峰である。平らで公園になっているが、別に展望もなく、三角点がひっそりと佇む静かな山。まぁ、愛媛最高峰の石鎚山は山好きな人のほとんどみなが知っていても、各県の最低峰はやはりマイナーだもんなぁ……。 先週の忽那山、今回の西港山のように、新たに道がつく山もあれば、大丸山のように、昔は観光地として栄えていたが、草に埋もれ、侘しさを感じさせるピークもある。300名山に入る山や、各県の分県登山ガイドに掲載されている山であっても、道がなくて悪戦苦闘することもしばしばある。やはり、登る人の数や、道を整備する有志の方々の有無など、様々な条件があるのだろう。 これからの冬季は、里山巡りが中心になりそうだ。松山近辺・高縄山系を攻めよう……。個人的な目標は、水ケ峠~伊之子~南三方~明神ケ森~福見~河原樋山~高森~岩伽羅という、なかなか長距離なマニアックルートの踏破である。
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