長崎にもあるぞ！東長崎６サミッツ！

雲仙育ちの僕にとって普賢岳って言ったら、とうぜん雲仙普賢岳。でも長崎にはもう1つの普賢岳があります。東長崎の矢上普賢岳ですね。まだ登ったことがなかったのですが最近ヤマップで矢上普賢岳周辺の記録を読んで登ってみたくなり、そういえば地形図は買ってたなーと思い出し、引っ張り出してみました。 矢上普賢岳周辺にはいくつかお山があって、こんもりとんがりの飯盛山、藪が楽しそうな井樋ノ尾岳、石仏が沢山あって見所イッパイの矢上普賢岳。さーどれに登ってみようかなー。地形図を見てみると、ん･･･？これって5万分の1の地形図だっけ？いや2万5千分の1だよなー。そんなふうに思ってしまうほど、東長崎の山は地形図の半分に収まるほどのコンパクトさ。こりゃ、どれに登ろうか、じゃなくって全部いっぺんに登れるじゃん！ 矢上普賢岳。行仙岳。船石岳。松尾岳。井樋ノ尾岳。飯盛山。 そんな訳で、東長崎６座を一日で登る、東長崎１day６サミッツ！いってみましょー＼(^^)／ 朝７時。ララさんに駐車させて頂き出発です。帰りにビール買うからヨロシクね！目の前の矢上普賢岳登山口への鳥居はくぐらず、１座目の飯盛山の登山口までは約６kmの舗装路を歩きます。これが単独縦走の辛い所･･･。 １時間程で、こんもりとんがり飯盛山の麓に到着。地形図通り登山道はありません。入り口は藪、山頂下はズルズル滑り落ちそうになる土砂。たどり着いた山頂は、テレビ塔と石仏があり展望はありません。石仏に今日の山行の安全をお祈りして次の２座目の井樋ノ尾岳を目指します。とにかくこの周辺の山は、登山道の情報が少なく井樋ノ尾岳への登山道は地形図にも載っていません。どこか入山できそうなところは無いか･･･。探しながら歩いているとありました！赤テープ！いくぞー！ そして２座目の井樋ノ尾岳山頂。とうぜんここまでの道のりは簡単ではありませんでした。倒木、藪だらけ。でもいいんです。好きで登ってるんですから(о´∀`о) 井樋ノ尾岳から松尾岳方面へは区界線ルート。山頂の標識にはヤセ尾根って書いてあります。行ってみるとホントにヤセ尾根！いい道だなー！コレがあるから里山縦走はやめられん！しかし地獄はここから。松尾岳への取り付きがわからん！地形図上では徒歩道に乗ってるはずなのにスーパー藪！藪！藪！しかもイノシシの棲家らしく辺り一面、掘り返された泥や糞があり養豚場のような臭いが立ち込めています。はやく出なきゃ！藪を書き分け乗り越えやっと登山道らしき道に出ます。 さんざん苦労して３座目の松尾岳に到着！とうぜん展望はありません。ここにも石仏が。ペコリ。 次は４座目、船石岳。そろそろ疲れてきたので、景気付けにあきひさリサイタルでも･･･と思いながら山頂につくと、あらー！20人ほどのグループが。歌ってなくてよかった(笑) 年配さんのグループがみなさん思い思い山頂でくつろいでいます。にいちゃんは大学生ねーとか言われて気を良くしつつ、次の行仙岳を目指します。 船石岳～行仙岳間は200m下って200m登る最後の難関です。 足ヨシ！膝ヨシ！腰ヨシ！体調ヨシ！ あとひと踏ん張りがんばりまっしょい！ ロープが張ってある鬼のような急登をゼイゼイ登って5座目の行仙岳。 残るはあと1座、ラスボス矢上普賢岳です。 今日、卸したてのシューズは、きわめて具合がよく、少しでも道がいい登山道になると走りたくなる誘惑をグッとこらえて膝を温存してきたのですが、ここまで来たら解禁です。行仙岳を駆け下ります。キモチイイー！ローンピークなかなかやりますなー！ 6座目の矢上普賢岳。やったー！東長崎１day６サミッツ達成＼(^^)／ 長い階段を駆け下りスタート地点まで戻りました。 東長崎１Day６サミッツ。 活動距離　20.11km 活動時間　8:40 あれだけ苦労しても歩いた距離は、たったの20km！なのに達成感はハンパない！ 近所の里山でも本格的な縦走を楽しめます。ぜひ皆さんもチャレンジを(о´∀`о)