男体山裏ルート(二荒山神社中宮〜男体山山頂〜志津乗越〜裏男体林道〜三本松)

2014.09.23(火) 日帰り

活動データ

タイム

06:56

距離

11.2km

のぼり

1259m

くだり

937m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 56
休憩時間
1 時間 20
距離
11.2 km
のぼり / くだり
1259 / 937 m
1 31
1 31
2
29

活動詳細

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・今回の目的地は、日光三山の一つ男体山。終始快晴の好天に恵まれた。 ・JR日光駅から東武バスで約1時間弱(1150円)で、「二荒山神社入口」バス停に到着。眼前には中禅寺湖。神社入口脇にトイレあり。男体山全体が二荒山神社なのであり、この場所は二荒山神社の中宮という位置づけ。いわば関所のような役割か(実際に入山料500円が必要)。この二荒山神社の奥宮が男体山の頂上にあるので、登山イコール参拝という形になる。 ・中宮から三合目まではブナ林。やや急坂だが木階段や害獣よけなどの人工的設備が見られ、まさに神社の裏山といった様相。三合目から四合目まではやや大回りする形で車道(工事用道路)を進む。四合目の石碑及び鳥居の側のガードレールからは中禅寺湖がよく見え、しばしの休憩と景色を楽しむ。 ・四合目からは一気に登山道らしい様相となるので気持ちを切り替える。特に七合目からは大きめの岩が目立つようになり、それなりにハードな登りとなる(ただ、クサリ場などはない)。 ・そこを抜けると、ややなだらかにはなるものの、木階段と足を取られやすい砂利道が続く。足を取られ、地味ながらも油断ならない。 ・九号目あたりから風景が一変し、溶岩地帯となる。景観の変化がおもしろい。背後はすでに絶景が始まっており、後ろを振り返りつつ登る。塀のような溶岩壁の脇を抜けると待望の頂上に到達する。 ・奥社のある頂上は広く、ゆったりと休憩ができる。そして大展望である。太郎山、山王帽子山、日光白根山のほか、湯ノ湖、戦場ヶ原、湖の向こう側にある社山、黒槍岳などが確認できた(残念ながらこの日はガスにより女峰山は見えず)。休憩時は風もあり若干肌寒い。薄手のヤッケを羽織るとちょうど良かった。 ・頂上からは中宮へ引き返すルートが一般的だが、今回は男体山の裏側に下りるルートをとった。ほんの少し稜線を歩くと、すぐに下りとなる。志津避難小屋までは特段のポイントは無いものの、秘境ムードの中、静かで快適な山歩きを楽しめる。やや急な下りだが、厳しすぎる箇所は無く、淡々と下る事が可能。 ・ふもとの避難小屋までくれば、志津乗越はすぐである。残りは長い裏男体林道となる。三本松バス停から日光駅までは1時間強(1550円)であった。 ・天気にも恵まれ、気温も涼しめだったことも幸いし、快適な登山であった。疲れ果てるという事は無いが、それなりに歯ごたえのあるコース。頑張ったご褒美としての絶景が素晴らしい。中禅寺湖からすぐに登山を開始できるので、日光観光+登山(参拝)という楽しみ方も考えられそうな、ある意味で贅沢な山だ。

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