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白山スキー縦走(3日目)

テントレックさん YAMAP Meister Black

  • YAMAPマイスター:ブラック
  • 自己紹介:地図を探していてこのサイトにたどりつきました。
    一年通じて、山歩き、岩登り、沢登り、山スキー(テレマーク)、シーカヤックなど自然の旅を楽しんでいます。依頼があればガイドもします。http://www.tentrek.net/
  • 活動エリア:鳥取
  • 性別:男性
  • 生まれ年:公開しない
  • 出身地:
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:ガイド
  • その他 その他

白山・七倉山・三方岩岳

2016/04/11(月) 00:34

 更新

白山スキー縦走(3日目)

公開

活動情報

活動時期

2016/03/17(木) 04:56

2016/03/17(木) 19:15

アクセス:306人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 2,476m / 累積標高下り 3,984m
活動時間14:19
活動距離21.25km
高低差2,041m
カロリー6803kcal

写真

動画

道具リスト

文章

最終日は約21㎞程の行程となり、昨日の1.7倍を行くことになります。距離は長くとも標高差500mを稼いだら後は下り主体、スキーの本領発揮です。

未明に南龍ヶ馬場を出発し、朝日を見ながらカリカリにクラストした雪面にシールをきかせて登りました。室堂を過ぎ、大汝峰手間へのコルからいよいよ滑降が始まります。夏にも長く雪が残るここはヒルバオ雪渓と呼ばれますが、広大で急な斜面となっていました。クラストした部分と風紋のある柔らかな雪の個所が交互に現れるので、クラストした所でターンをし、柔らかな所では足をとられないように突っ切りながら滑ります。重い荷を背負ってこれをやるのはけっこうしんどいものですが、それでも見る見るうちに高度を下げ、距離を稼いでいきます。一度登り返したあと北弥陀ヶ原を滑り、鴬平をうまく横切って真名古頭手前のコルまでは実に愉快な行程でした。

真名古頭は西側を迂回する夏道をとったのですが、これが急な雪の斜面に埋没して判然とせず、それは当然にしても、日照でぐずぐずに緩んだ雪はずり落ちてトラバースをとても難儀なものにしていました。ここは急でも頭を越えていくのが得策だったようです。

緩やかなシンノ谷は重い春雪に足をとられながら滑りました。途中から雪割れが始まり流れが見えるようになると悪い予感がしました。この高度でこれなら最後に滑る大白水谷や如何?そしてこの予感は現実のものとなりました。

大白水谷源頭のモナカ混じりのややこしい斜面をこなしながら、標高1400m辺りまで下げると早くも雪割れが始まり、やがて左右の岸は流れで分断されてしまいました。右岸の雪をつなぎながら1150m辺りにさしかかると地形図からも想像できるようなゴルジュになり行き詰りました。左岸に渡り、10m程の雪壁を登って谷の屈曲を形作る枝尾根を越えると灌木が茂った雪の急斜面。そこを下りさらに対岸へ。ここらあたりがこの日の剣ヶ峰だったように思います。渡河をさらに数回繰り返しながら岸辺に残る雪を拾って進みました。

ようやく砂防堰堤下の林道に出たときはもう薄暗くなっていました。ヘッデンを用意してから小谷の湾曲を過ぎるまでやや登りぎみの林道を歩きました。雪がいつ切れるか不安でしたがその先くるみ谷の出合いまで滑れたのは、50㎞に及ぶこの山旅の最後のプレゼントだったように思います。

コメント

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