活動データ
タイム
03:35
距離
2.4km
のぼり
0m
くだり
1m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今日はお天気が悪い予報だったので、アルパインツアーサービス名古屋営業所の主催で、お隣の石川県金沢市のフレンドパーク金沢で開催された、山の天気と安全登山に参加してきました。 第1部は講師は山岳気象サービス会社ヤマテンの猪熊隆之氏です。猪熊隆之氏は難病に侵されても気象予報士の資格を取られ、ヤマテンをた立ち上げられた不屈の方です。 以下の内容は講義を聴きながらメモしたので、書き漏らしややや不正確な点があると思いますが、簡単にまとめると次の通りです。 ・気象リスクを減らすには天気予報だけではなく、登山の前には天気図を確認する。 ・山では風が吹くと風が斜面を登り、上昇気流が起きて雲ができやすい。 ・低体温症は34度以下で発症し初期症状が分かりづらく、発症すると回復が難しい。 ・低体温症を防ぐには風の強さと向きを意識する。天気図の等圧線が広くて平地では風が弱くても、空にレンズ雲があると山では風が強く吹く。 ・低気圧が過ぎた後の日本海側の山では擬似好天となりやすく、急激に天気が悪化するため低体温症になりやすい。 ・落雷と豪雨の予想は難しいが、大気が不安定だとそのリスクが高い。 ・大気が安定していると雲ができにくく、できても低い位置で雲海のように安定する。 ・大気が不安定とは上空に寒気が入り冷えて重くなり、下層の空気が暖かくなり上昇する状態。この状態では積乱雲が発生しやすく雷の危険性が高まる。 ・落雷の兆候は見極めには観天望気が大切。黒い雲は積乱雲が発達していて危険。夏はマイナス6℃以下の寒気が入ってくると大気が不安定になりやすく危険な状態になりやすい。 ・山岳で雷が起きそうな時は標高の低い鞍部に逃げ、樹などの高いものから離れる。 ・低体温症は強風、濡れ、低温で発症しやすく、北アルプスでは特に低気圧が過ぎた後が危険。 ・ザックからレインウェアを取り出して着るのは天候が悪化し風が強くなってからは難しい。悪天候が予想される場合は、樹林帯や稜線上に出る前にあらかじめ着込んでおく。 等々でした。低体温症を発症して遭難死する事故が後を絶たないため、熱弁をふるわれての説明だったので、予定より時間をオーバーして終了となりました。 第2部はアルパインツアーサービスからの海外の山旅スライド上映会でした。スライドはスイスアルプスのため息が出るような素晴らしい写真等が上映され、一生に一度はスイスにトレッキングに行きたいと思いましたが、ヒラリーマンには一生縁が無さそうですなぁ〜(笑)。最後のお楽しみ抽選会では、なんとニュージーランド産のマヌカハニーチョコレートが当たりました (^-^)/。今回は無料のプログラムでしたが、有意義な講演会に参加できて、お土産も頂きアルパインツアーサービスさん、太っ腹です。
活動の装備
- ソニー(SONY)デジタルカメラCyber-shotRX100III光学2.9倍DSC-RX100M3
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