阿弥陀岳・赤岳(御小屋尾根~地蔵尾根~南沢)

2018.11.21(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 58
休憩時間
2 時間 16
距離
16.2 km
のぼり / くだり
1710 / 1711 m

活動詳細

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今回は八ヶ岳・阿弥陀岳に行ってみた。 残念だった先週の焼岳の帰りに見た快晴の八ヶ岳が印象的だったのと、以前からオクサンが「阿弥陀岳に登ったことがない」って言ってたのを思い出して・・・。 天気予報は「てんきとくらす」では、終日B、ヤマテンでは午後から曇り・・・ でも、ここは前回の轍を踏んで、自分を信じて決行して正解だった。 悩ましかったのがこの時期の装備。 前日に見たライブカメラでは山頂に雪はなさそうに見えるが、月曜に雨が降ったようなので凍結具合がわからない。チェーンアイゼンは必須にしても、ロープ・ハーネス・下降器も持っていくか?念のため・・・。用意する水の量も判断付けにくい。寒くてあまり水は飲まないと思うけど、雪がなくて快晴だと意外に消費するかもしれない。この時期、赤岳鉱泉以外の小屋は全部閉まっているし。 もう考えるのが面倒くさいから、何でも持っていくか!冬に向けてのトレーニングだ!!って感じでザックにあれこれ詰め込んだら結構な重量になった。15kgぐらいか? ほとんど使わずにタダの重量で終わりそうだな?って、思った通りの結果だったのですが(笑)、いいトレーニングにはなりました。 ********************** 前日は疲れていて自宅を出たのは午後になった。 道の駅こぶちざわ で車中泊。 3:30 起床。 4:20 八ヶ岳山荘の駐車場に到着。 4:39 歩き始め。 もちろんまだ真っ暗。 急坂が続く別荘地の道を黙々と、舗装道路が途切れて山道になっても、ただ黙々と歩く。明るくなるまで休憩しないつもりなので、疲れないようにペースが上がらないように気をつけながら。。。 山林管理で年度毎に打たれた「境界改」の杭の塊が定期的に現れて、目印にはなるが、暗闇で見るとちょっと不気味だ。 6:16 御小屋山(標高2,137m)着。 やっと明るくなったので、最初の休憩、24分(6:40まで)。 御小屋山から不動清水までは樹林帯の時々急登。 時々見える山々が美しい。 朝日が当たる北岳、甲斐駒、中央アルプスも。 7:19 不動清水 7:58 2回目の休憩、26分(8:24まで)。 阿弥陀岳が近づくにつれて、眺めがどんどん素晴らしくなる。 この尾根はなかなか楽しい。 遠く御岳や、北アルプスも綺麗に見える。 足元には登ってきた尾根と、原村、諏訪が・・・。 9:28 阿弥陀岳(標高2,805m)着。 山頂には誰もいない。風もなくとても静かで穏やか。 端っこに阿弥陀南稜への標識が立っていた。 見るとずいぶん明瞭なトレースがずっと尾根(南稜)に続いている。 私は阿弥陀南稜は積雪期限定のルートだと思ってたのですが(昔登ったことがある)、こんなしっかりトレースがあるということは夏もずいぶん登られているんですね。 9:57まで、29分休憩した。 10:34 中岳 11:30 赤岳山頂(標高2,899m)到着 寒くて風が強い。 カップラーメンを作ったが、お湯がなかなか沸かなくて時間がかかった。 素晴らしい風景を楽しむつもりが、寒くてそれどころではない(笑) 山頂にいたのは58分(12:28まで) 12:51 赤岳展望荘 12:57 地蔵尾根の頭 13:39 行者小屋、休憩17分(13:56まで) 15:28 美濃戸山荘、休憩18分(15:46まで) 16:24 八ヶ岳山荘の駐車場に帰還した。 今日の行程はとても静かだった。 赤岳の登りまでは誰にも会わず。赤岳直下でソロの男性と外人3人組ガイドツアー(外人3人とは下りの南沢でもお会いした)。赤岳山頂では真教寺尾根を登ってきた2人組。山頂を降りるところでソロの男性が抜いてった。 お会いしたのはこの4組7人だけ、平日のローカル里山並みの閑散さだった。季節的に微妙だからでしょうかね?冬でもない・夏でもない・でも両方の装備が必要だし、山小屋も端境期で閉まっているし。。。 久しぶりの12時間行程、ザックも重かったし、いいトレーニングになった。 眺めも素晴らしかったし。 やっぱり八ヶ岳は楽しいですね。。。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 4:39 まだ真っ暗な中、歩き始め。
4:39 まだ真っ暗な中、歩き始め。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 御小屋山(標高2,137m)着
御小屋山(標高2,137m)着
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山林管理で年度毎に打たれた「境界改」の杭の塊。定期的に現れて、目印にはなるが、暗闇で見るとちょっと不気味だ。
山林管理で年度毎に打たれた「境界改」の杭の塊。定期的に現れて、目印にはなるが、暗闇で見るとちょっと不気味だ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 朝日に輝く北岳。美しい。右は甲斐駒ケ岳。
朝日に輝く北岳。美しい。右は甲斐駒ケ岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 不動清水への入り口。水は沢山背負っているので通過します。
不動清水への入り口。水は沢山背負っているので通過します。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 遠くに見える阿弥陀岳。
遠くに見える阿弥陀岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 左から、北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳。美しい!
左から、北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳。美しい!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 入笠山と、その向こうに中央アルプス
入笠山と、その向こうに中央アルプス
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳はまだ遠い。
阿弥陀岳はまだ遠い。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 登ってきた御小屋尾根を見下ろす。長い!
登ってきた御小屋尾根を見下ろす。長い!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) もうちょっとで阿弥陀岳。ビューポイントです。
もうちょっとで阿弥陀岳。ビューポイントです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 諏訪盆地と御嶽山
諏訪盆地と御嶽山
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 少しレンズを引いて、中央アルプスと御嶽山、諏訪盆地
少しレンズを引いて、中央アルプスと御嶽山、諏訪盆地
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 私も撮ってもらった。
私も撮ってもらった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 穂高、大キレット、槍・・・北アルプス南部です。
穂高、大キレット、槍・・・北アルプス南部です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 右から、硫黄岳、東西天狗岳、蓼科山
右から、硫黄岳、東西天狗岳、蓼科山
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 権現岳
権現岳
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 眺めが良すぎて、写真ばかり撮って進めない(笑)
眺めが良すぎて、写真ばかり撮って進めない(笑)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳に着いた。背景は赤岳。
阿弥陀岳に着いた。背景は赤岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀南稜への入口標識
阿弥陀南稜への入口標識
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀南稜。ずいぶn明瞭なトレース。楽しそうですね。
阿弥陀南稜。ずいぶn明瞭なトレース。楽しそうですね。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳・山頂で、北岳・甲斐駒ケ岳を見ながら休憩。今度はあっちに行きたいな・・・。
阿弥陀岳・山頂で、北岳・甲斐駒ケ岳を見ながら休憩。今度はあっちに行きたいな・・・。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 誰もいない阿弥陀岳山頂、北アルプスを背景に。
誰もいない阿弥陀岳山頂、北アルプスを背景に。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) じゃあ、そろそろあっち(赤岳)へ向かいますか・・・。
じゃあ、そろそろあっち(赤岳)へ向かいますか・・・。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 中岳。のどが渇いてザックを下ろした。右は阿弥陀岳。
中岳。のどが渇いてザックを下ろした。右は阿弥陀岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳への登り。
赤岳への登り。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳への登り。
赤岳への登り。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳への登り。
赤岳への登り。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳への登り。
赤岳への登り。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳・山頂。誰もいない。
赤岳・山頂。誰もいない。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳。だいぶ霞んできてしまった。
北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳。だいぶ霞んできてしまった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 富士山と甲府盆地
富士山と甲府盆地
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳展望荘へ向かって下る
赤岳展望荘へ向かって下る
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳展望荘で、横岳を背景に
赤岳展望荘で、横岳を背景に
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 地蔵の頭、お地蔵さんと記念撮影
地蔵の頭、お地蔵さんと記念撮影
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 地蔵尾根の下り、すごい道ですね
地蔵尾根の下り、すごい道ですね
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 地蔵尾根の下り、崩れそうなすごい道だけど、手の入り方もすごい。
地蔵尾根の下り、崩れそうなすごい道だけど、手の入り方もすごい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 地蔵尾根中腹のお地蔵さん。初めてお会いしました。積雪期は埋まってたのね。。。
地蔵尾根中腹のお地蔵さん。初めてお会いしました。積雪期は埋まってたのね。。。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋で休憩
行者小屋で休憩
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 南沢の入り口に着いた
南沢の入り口に着いた
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美濃戸山荘で休憩
美濃戸山荘で休憩
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美濃戸口に着いた。久しぶりの12時間行動だった。
美濃戸口に着いた。久しぶりの12時間行動だった。

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