【山百狩りツアー❷】 茅ヶ岳 (ニセ八ヶ岳)

「山百狩りツアー」2日目は深田久弥終焉の地として知られ、 また山容が八ヶ岳と似ており遠くから見ると見間違えるということで「ニセ八ヶ岳」という少々気の毒な異名を頂戴している「茅ヶ岳」へ突撃。 「ニセ(偽）」という響きに世を騒がせたピアニストや○○細胞、経営コンサルなどを想起しちゃう自分が悲しいｗ 何はともあれ今回はYAMAPにもちゃんとコースが記載され、人とも擦れ違えそうな（当たり前だろｗ） 我々的には久々のメジャー山行に心弾ませAM5:30に甲府のビジネスホテルを出発。 中央道の韮崎で降り一般道で「深田記念公園入口駐車場」へ。 AM6:30の到着時には既に数台の車が止まり、歩き始めている人も。 人気のない駐車スペースから心細くビビりながら出撃するいつものマイナー山行とは違い、 妙な安心感に包まれ穏やかな気持ちで登山スタートｗ （完全にお上りさん状態） 第一ターゲットの「女岩」までは、緩やかな登りの歩きやすい登山道。 最近のいきなり急登山行に慣れた我々は拍子抜けし、逆にペースが分からず疲れる始末。 「やっぱメジャーな山は違うね」などと調子に乗ったのも束の間、「女岩」からは先ほどまでの癒し系林道は何だったのという感じの直登コースへ、「ドS」ならぬ「逆ツンデレ」な山だと知ることとなります。。 無慈悲な急登を登り切ると一旦尾根に、短い尾根道の後は山頂直下の最後の急登。 その道中ひっそりと登山道の片隅に「深田久弥先生終焉之地」碑が。 山頂直下のこの場所で深Qさんは倒れられたのかと少々切なくなります。 ただ碑の背後には金峰山や瑞牆山などの秩父の名峰達を見渡せます。 静かな山の中、素敵な景色をこの場所からずっと見ることができる、 それはそれで幸せなのかもと知れないなーと珍しく真面目に考えていました。 深Q先生の碑からは山頂に向け一気に高度を稼ぎ、無事に山頂に到着。 日本二百名山＆山梨百名山の「茅ケ岳」に登頂～、これで山梨百名山「33座目」！ 山頂は情報通りの360度の眺望。 富士山こそ見れませんでしたが八ヶ岳、南アルプスの山々、金峰山や瑞牆山等のゴージャスな眺望。 「ニセ八ヶ岳」なんて言われているけど素晴らしい景色じゃないの「茅ヶ岳」！ 昨日の低山3座に比べ、この山頂ではやる事たくさんｗ 暫く四方に見える山々を眺めたり撮影したり調べたりで充実の時間を過ごしました。 下山は急ながらも歩きやすい膝にも優しい登山道。 あまりの歩きやすさに小走り気味になりながら下山を完了。 標高も1,700mとなかなかで、しかも歩きやすく眺望も良い、これは人気ありますわ。 「ニセ八ツ」なんて舐めててごめんなさい、私的にはかなりの好感度アップなお山となりました。 こうして山梨百名山4座を巡る「山百狩りツアー」は無事終了。 車をフル活用しての縦走など、少々インチキくさい面はありつつも今回の山梨百名山も美味しゅうございました。 富士山あり、南アルプスあり、里山的低山あり、全く人に会わない山ありｗ まさに「山のごった煮」状態の山梨百名山、その深さ、渋さに益々ハマっていきそうです。 次はどこに出撃するのか自分でも楽しみっすｗ おわり 注： 私は山梨出身でもなければ、親族や友人がいるわけでもない、山梨に縁もゆかりもない神奈川出身都内在住者ですｗ