顔を見せてくれない。。武尊山

2016.03.20(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 5
休憩時間
58
距離
10.6 km
のぼり / くだり
1164 / 1189 m
1 15
53
1 9
1 6

活動詳細

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19日の榛名の掃部ヶ岳から下山し、道の駅 白沢へ。この道の駅には望郷の湯が併設されており、赤城山を眺めながらの露天風呂で汗を流した後は、道の駅で飲食、そのまま車に戻って車中泊です。車中泊のキャンピングカーも多く皆さん考えることは同じなようです(^^; ここから川場スキー場までは30分で着くので、7:30に道の駅を出発し、8:00ごろスキー場に到着。リフト券を購入しようと10分ほど並び、自分の番にきたとき、窓口の方が登山方は登山届を書いてから並んでくださいと。。う~ん。。仕方なく脇のカウンターに置かれている登山届に記入して、また並びリフト券の購入と登山届を提出して出発です! 登山口までは2本のリフトに乗ります。2本目のクリスタルエクスプレスはカバー付きで寒くないですが、1本目の桜川エクスプレスは乗っている間に風に吹かれて寒くなるので予め手袋、顔などの防寒を忘れずにした方がよいです(私はリフトに乗ってから気づいて、寒い寒い辛い時間でした)。 リフトを降りるとアイゼンとストックを取り出して出発です!リフトの裏の坂を上りますが、先日まで解けていたのでしょう。一旦融けた雪が凍っています。誰かさんがシリセードした後も凍ってまるで滑り台のようになって危険です。でも、アイゼンを履いているのでへっちゃらです(^▽^) ものの数分で尾根に出ます。そこからは剣ヶ峰山に続く右側が切れ落ちた尾根が続きます。尾根には雪庇が続いています。雪庇の脇を抜けると急坂が待ち構えています。ここも一旦融けた雪が凍った感じで、ストックは役に立たないのでピッケルに変えました。そこからしばらくして剣ヶ峰山のピークと思しき案内板がありますが、正直、どこがピークか不明でした。その標識の少し先に両端が切れ落ちた幅1mぐらいの痩せ尾根を歩きます。が、この日は風が強くて、ここで突風が吹いたらあおられて滑落しそうです(>_<) そして、そのやせ尾根の先にこの山行で最大の難関があります。2~3mぐらいの岩場ですが、夏は普通に上り下りできそうですが、この日は岩と僅かばかりの氷のミックスです。アイゼンでもグリップ聞きそうにない感じです。当然ながら滑ると大けが間違いなしです。手とピッケル、足、そして岩と木の根、つかめるものはすべて使い慎重に下りました。一番緊張しました。(>_<) そこから先は尾根伝いにアップダウンを繰り返しながら進みます。途中、めちゃくちゃ風の強いところがあり、緊張しましたが登りの時は、さほど恐怖はない風でした。。 そして、1時間半ほどして武尊山の最後の登りに差し掛かります。ここからは大渋滞です。10名ぐらいの登るグループと下るグループが交差したため、急坂に張り付いたまま少し進んでは止まりを繰り返してました。。すっかり体温も下がり、寒くなってきたころ、頂上に到着です。 頂上に着くころには完全に体が冷え切ってしまい。がたがたと震えながら団体のすきを狙って頂上の案内板をパシャリ!で、頂上をぐるぐると2週ぐらいして、強風と寒さに急き立てられるように下りました(当然ながら頂上で食事などしようという気にならない寒さでした)。 下り始めてしばらくして先ほどよりガスが薄くなってきた感じがありました。もう少し待てば武尊の頂が見れるかもしれない。。そんな期待で途中、何度か立ち止まりましたが、ダメでした。orz 逆に風は登るときより強く感じます。途中、急坂を登っているときなどは風で何度かあおられてバランスを崩しました。ピッケルを雪に突き刺して、腰をかがめて何とかしのぎました。ここが2番目に怖かった場所でした。 そして、来たときと同じく剣ヶ峰山の1mほどの痩せ尾根を歩く前には一度立ち止まり、風の強弱のタイミングを見計らって、通り抜けました。さすがにここで突風に吹かれたらひとたまりもありませんから。。 剣ヶ峰山を超えるともう危険な場所はありません。のんびりとリフトまで下り、、、と、リフト前の登山口入り口でアイゼンの刃がもう片方のアイゼンのひもに引っ掛かり、あわや入り口で大転倒するところでした。。でも、すぐ外れたので、トントンと前のめりになりながらなんとかこけずに済みました。。油断大敵ですね。(;^ω^) その後は、リフトで駐車場まで下り、またまた道の駅 白沢に立ち寄り温泉でまったりとして帰路につきました(*´▽`*) PS.帰りの車の窓から雲ひとつなくなった武尊山の頂上を観たときはガックリ来ました。。orz

動画

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