活動データ
タイム
06:04
距離
9.2km
のぼり
977m
くだり
978m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 富山からは北陸自動車道の糸魚川ICで降りて、国道148号線で八方尾根スキー場の駐車場へ。スキー場すぐ前の駐車場料金は600円でした。ゴンドラアダム、アルペンクワッド、グラートクワッドを乗り継いで八方池山荘へ。祝日はゴンドラは7:30から運転していました。グラートクワッドの最終は15時55分でした。 【お天気】 曇り〜快晴 【感想/記録】 3連休の予報は初日は雨で2日目から回復傾向、また南へ行くほど好天と言う感じでした。唐松岳へ登頂して雪に覆われた剱岳や立山を眺めたかったのですが、お天気が悪いと前回のように眺望に恵まれなくなります。前回のリベンジをしたかったのですが、また西穂高岳独標にでも行こうかと考えていました。しかし天気予報が良い方向に変わって、最終日の21日は長野県北部のお天気が良さそうな予報となったので唐松岳へ行く事に。 北陸自動車道を走っていると親不知から糸魚川周辺までは小雨が降って不安でしたが、小谷村に入る頃には曇りに。駐車場には7時過ぎに到着しましたので、7:30からのゴンドラに乗車し、ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘に来ると、真っ白な世界が広がってました´д` ; 。今回も雪面は固く締まっており、アイゼンを着けて8:10頃に出発。今回もワカンの出番はありませんでした。 八方尾根はガスると迷いやすい言う通り、今日は真っ白であたりが見えずホワイトアウト状態、トレースが無かったら不安です。幸い新雪は無くトレースがはっきりとしていましたので、トレースを追いながら標高を上げていきます。樹林帯の手前から明るくなってきて、霧氷も見られました。樹林帯を越えると晴れてきましので、雲の上に出たようです。 晴れてきたので前回は見えなかった白馬三山や鹿島槍ヶ岳も見えて、テンションが上がります。この辺は風も穏やかでお天気が良いため、暑くて汗だくでした。頂上を目指してドンドン進んでいくと、丸山手前くらいから風がだんだん強くなり始め、丸山を過ぎるとさらに風が強くなりました。厚手のグローブ、バラクラバ、ゴーグル、ピッケルに装備を変え進んで行くと唐松岳が見え始めました。今回は頂上付近から雪煙は上がっていませんが、五竜岳方面の雲が結構な速さで流れていきます。 晴れているので、目の前には迫力のある不帰ノ嶮(かえらずのけん)がはっきりと見えます。今年の夏はここを縦走したいと考えながら進んで行くと、尾根が徐々に痩せて岩も出てくるポイントに出ました。ここではさらに風が強く吹いて身体がふらつき少し怖かったです。ようやく稜線手前の岩稜帯を超えると、今回は眼の前には雲海の上に立山や剱岳が見えました(^o^)/。 稜線からは空気の薄さが身体に堪えヒィヒィ言いながら、最後の頂上への坂をなんとか登って11時15分頃に唐松岳頂上に到着。頂上から立山や剱岳、白馬三山、五竜岳が見えてようやく前回のリベンジができました。頂上のお天気は日差しがあるものの風が強く、ザックに付けた温度計を見ると−6°C以下でじっとしていると寒くなってきました。ザックの中からザブカメラを取り出すのも、強風の中で厚手のグローブを付けているとなかなか手間取ります。 風が強くお昼ご飯を食べることもできないので、撮影を終えたて11時50分頃には下山しました。帰る頃にはちょうど唐松岳周辺がガスってきて危機一髪でした。下山時も稜線を超えると風が強くなって痩せ尾根を下るのはちょっと怖かったです。上ノ樺で昼食を食べて、振り返りながら唐松岳や不帰ノ嶮を撮影したり、前方の頸城山塊などの山々を眺め撮影しながら下山しました。帰りは不帰ノ嶮や白馬三山に雲がかかったり、標高が低くなると雲との境目付近に入ってガスったりしましたが、今回は劇的にお天気が良くなり、お天気には恵まれました。 ヤマテンの予報では唐松岳頂上は朝から晴れ、天気予報では白馬村付近は午前中曇りの予報だったので、うまくすれば雲海の上に出られるかなと期待していました。結果は予報通りで、午前中の唐松岳頂上付近は晴れて眺望がバッチリでした。前回は稜線を超えてからの頂上付近は強風が吹き荒れてましたが、今回は丸山から稜線に出る手前までが特に風が強かったです。 立山や剱岳をアップで撮影するために、望遠レンズを付けた2台目のカメラを持ってきましたが、幸い晴れていたので出番があり、迫力のある山容が撮影できました。唐松岳は比較的安全に登れる北アルプスのお山で、晴れると素晴らしい眺望に恵まれますが、晴れていても爆風が吹き荒れることがあり、眺望に恵まれるのは運が必要かもしれませんね。 【注意点】 八方尾根は広いので、トレースが無くガスるとコースを見誤って迷い尾根に入り込む恐れがあります。稜線上に出ると基本風が強いと思った方が良いと思います。 【コース状況】 全体的に雪は比較的固く締まっており、ワカンやスノーシューは必要ありませんでした。雪が溶けているので、八方池付近は雪が無く、稜線手前には岩が出ているところもありますので、アイゼンを引っ掛けないように注意が必要です。ハイマツや岩の近くな踏み抜いて深い雪穴が開いているところがありますので、踏み抜かないように注意が必要です。
活動の装備
- オリンパス(OLYMPUS)M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- その他(Other)ポールワーズ POLA EXTREAM DF ジャケット
- サロモン(SALOMON)BRILLIANT PANT UNION BLUE
- マムート(MAMMUT)Spindrift Guide45
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー 3000
- モンベル(mont-bell)LXF-12アイゼン
- サーモス(THERMOS)山専用ステンレスボトル FFX-500
- モンベル(mont-bell)GORE-TEX アルパインスパッツ
- パナソニック(Panasonic)望遠ズームレンズLUMIXGVARIO35-100mmF4.0-5.6マイクロフォーサーズ対応H-FS35100-Kブラック
- エキスパートオブジャパン(EXPERT OF JAPAN)HS スノーシューズ
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