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山登り・アウトドアの新定番

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二本の背の高い這松と落ち葉の中に咲くリンドウと

ソラリスさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:気が付けば29年間、会社に勤めた事になります。出身は富山なのですが、首都圏勤務が長く、元々、車やバイクで全国を巡るのが好きで、何時の間にか山を訪れて旅行を兼ねて愉しむ山旅スタイルになっていました。何となく各位の山行日記の投稿が高山植物に似ているのかなと感じてます。メンバーさん一人一人の投稿が花です。花の愉しみ方は人其々で、自分はひっそり咲いている花を探すのが好きなようですが、百名山登山に憧れ、残りは8ですので華やかな花にも強い憧れが在りそうです。投稿は減りそうですが時々、花を探しにYAMAPを訪れたいと思っています。
  • 活動エリア:富山
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1964
  • 出身地:富山
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:初心者
  • その他 その他

水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳

2016/08/06(土) 07:47

 更新

二本の背の高い這松と落ち葉の中に咲くリンドウと

公開

活動情報

活動時期

2014/09/29(月) 05:47

2014/09/29(月) 16:37

アクセス:405人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 20,672m / 累積標高下り 22,071m
活動時間10:50
活動距離43.19km
高低差1,955m

写真

動画

道具リスト

文章

色んな事を感じた二泊三日の山行でしたが、仕事が忙しくなって来るので、今年最後の山行になる可能性が在り、山への感謝の意味を込めて、雲の平の山行記録を書いてみたいと思います。

元々の山行計画では最終日、黒部五郎岳に登る予定で黒部五郎小屋に泊まる予定でしたが、事故に遭遇し、自身の山行計画も無謀に思えてきて思案し始めた頃、事故で駆け付けてくれた山岳会の人に、今日は何処の山小屋に宿泊するか問い合わせると、嬉しそうに雲の平キャンプ場と言ってくれた事が、その後の山行の答えになりました。

その後、雲の平へ向かう途中、祖父岳で久しぶりに三羽の雷鳥と出逢い、バードウオッチングに夢中になっている登山者に出逢いましたが、結果的に雲の平への山行は、様々な山の愉しみ方がある事を認識させてくれた印象深い山行になったと思っています。

雲の平山荘では夕食が10人位で石狩鍋のテーブルを囲みました。その食卓で一人一人が自己紹介する事になったのですが、全国から登山者が集う場所で、登山口も折立、新穂高から来ている人、裏銀座は9/25に山小屋の営業が終了していますが、それでも入山して来た人も三俣山荘に居ましたので、雲の平は山の十字路に相応しい場所になっていると思います。

そんな十字路での出逢いを愉しみにしている人も多く、山小屋自身も綺麗で、お洒落な空間やテラスからの眺めを愉しむ山小屋好きな登山者も沢山居るのだと思います。近くにはテント場が在るので自己完結型の愉しみ方も在ると思います。

20時頃、黒部五郎岳に登っている登山者のヘッドランプが見えるという話を宿泊者から聴き、驚きましたが、その宿泊者が小屋の人に話をした処、色んな人が居るからという一言で、気にも留めない様子だったそうです。最近は山岳トレールレース等も行われるようになり、自分も体力は無いのですが、日帰り登山の達成感に魅力を感じ、常念、空木の日帰り経験が在ります。先日、利尻山に登った際は、ミルフォードトラック等で有名なトレッキング大国のニュージーランド人が体力に自信があるのか半袖、半ズポンで一人は手ぶらで驚きました。

薬師沢での渓流釣りが楽しかったという宿泊客も居ましたが、黒部川源流の沢登り、ロッククラインミング等、登山の愉しみ方は多様化しています。

そんな様々な人達が十字路で出逢うのが、この雲の平で、それを近くで見守ってくれるのが祖父岳と祖母岳という事になるのかもしれません。

夏には花で百花繚乱になるだろう雲の平も秋の朝は氷が張って静かでした。帰路は冷え込んで、澄み切った空気の中、ギリシャ庭園、スイス庭園、日本庭園の順番で黒部源流地点に向かって歩きましたが、どの庭園から見る風景も佇まいが素晴らしくて、秋の草紅葉に、整った形の笠ヵ岳と登れなかった黒部五郎岳のカールが印象的でした。日本庭園を去る時に、振り返って眼に映った、岳樺に似た一寸背の高い二本の這松が、過酷な環境の中、逞しく生きる姿に自然の厳しさを感じました。

雲の平から歩く事、3時間程度で黒部川源流です。源流の水を飲んで、記念に源流の石を持ち帰りました。近くに小さな黒部源流碑が在るのですが、触わると冷たくなった石碑に、この山域の冬が近い事を感じました。其処から45分程度登り返して三俣山荘近くに着きます。更に1時間程登り返して、行きで登らなかった三俣蓮華岳に登りました。その頃になると暖かくなってきて、落ち葉の中にリンドウを見つけて、ホッとしました。

登った頂上の事を書くのは、事故の事も在り、控えますが、何れも素晴らしい山ばかりでした。新穂高と雲の平の間は距離が在りますが、山小屋も多いので、安全に歩けると思います。

今回、歩き倒す事に目覚めたかもしれません。(笑)歩いて歩いて歩き倒すぐらい歩いた時に、その先に見える景色は、きっと何時もと違う景色に見える、そんな気持ちになりました。

雲の平を訪ねたい人も沢山居ると思うのですが朝早く出て、辛抱強く歩いて、必ず訪ねて欲しいと願っています。




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