姫原丘陵　御幸寺山～天神山

　皆様が、YAMAPにちょこちょこ挙げられていらっしゃる姫原丘陵(そのような呼び名があると知ったのも数年前……)。愛媛・護国神社の裏山から北に続く丘陵地帯である。YAMAPで確認すると、いつの間にかしっかりした登山道らしきものができているようだ。久しぶりに軽く散策する。 　実家が山越にある僕にとっては、幼少時から親しんでいた裏山である。幼き頃は縦走路がしっかりあり、高校生の時には、夜間登山で懐中電灯片手で天神～御幸寺山まで歩いたこともあった。松大御幸キャンパスの裏崖から登ったり、山越から祝谷に抜けたりと、学生の頃よりトレーニングコースとしてお世話になっていた山域である。しかし、10数年前には道が消失しかけて藪藪の道になっており、しばし足が遠のいていた。 　 　御幸寺山から天神山へと歩いたり走ったりするが、赤や白テープも多々ある。道も全然藪くない。姫山小学校に降りる沢道の一部で倒木があるが、ちょいと屈めばくぐれる程度である。 　天神山200m(1325山目！)からは、南東側の展望が良さそうだ。条件が良ければ石鎚が見えるそう…。その為なのか、西山麓には石鎚神社がある。幼き頃、曾祖父や祖母に連れられてよく行っていた、小さい社である。昔は境内でお祭りや肝試しがあったりと、地域に根差した神社だった。なので、石鎚山を、幼き頃から何となく身近に感じていたような気がする。 　今回、姫原丘陵を散策して一考：：最近、登山人口が増えたおかげか、里山の登山道が復活している気がする。地元の里山道が復活することは嬉しい。整備されている方々には、頭が下がる思いです。六甲全山縦走やダイヤモンドトレイルとまではいかないまでも、松山近隣の里山を繋ぐ長距離コースができてほしいっす……。