60回目の室蘭岳

今回で60回目となる室蘭岳。我ながらよく飽きずに登り続けます。自分にとってのこの山は日本人に於ける白米のような位置づけなんだろうと思っています。そんなに個性を主張するわけでもなくそれでいて奥深い部分も併せ持っている親しみやすい山、室蘭岳。ご近所にあってしあわせです。 すこし寝坊をしていつもより若干遅めなスタートです。前回の教訓として行動食は忘れずに持ちます。さっくり頂上に到着して人気の無いところに移動してヤマメシ開始！本日のメニューはコンビニおにぎリゾットです。クッカーでお湯を沸かしてポタージュをつくります。すでにいい匂いです。コンビニおにぎりの海苔を分離してからポタージュに投入します。グツグツ煮てからとろけるスライスチーズをちぎり入れ馴染ませます。味の調整が必要かと思っていましたが、ポタージュとおにぎり具材の鮭の塩気が相まってそのままでいけました。いつもの様に直立不動で食します。カッコ悪いこんな姿は誰にも見せられません。温かいものを食べているはずなのに身体全体が冷えていきます。これはもうバツゲーム以外の何者でもありません。完食後、光の早さで撤収しました。下山途中、内面からポカポカし始めたのを感じました。炭水化物が熱に変換されておるわいと自分の身体がちゃんと仕事をする様を誉めてやりました。