チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 41
休憩時間
1 時間 2
距離
15.2 km
のぼり / くだり
1663 / 1718 m
4 17
1 59

活動詳細

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本当は今週末は「沢」の予定だった。 ただ今週末は年度末最後の週末とあって公私ともに不確定要素があまりに多く、 確実に沢へ行ける確信が持てなくなってきたため、以前から気になっていた 「高千穂峰小池ルート」山行へ急遽計画の変更を行った。 この「小池ルート」、今では廃道となっておりかなり情報量が少ない。 ルート状況がよくわからないので、取り敢えずザックにクライミング道具一式と「山ヒル」対策用の「食塩水」を持って出発したが、結局、これらにお世話になる状況にはならなかった。 林道から入る登山口も明瞭で、途中までは「ピンクテープ」が必要以上にマークされ、 踏み跡も沢山あることから、一般道とほぼ変わらないほどの快適な登山道になっている。 ところがある場所から急にテープの数が減少。数少ないテープも白色テープに変わり、 非常にわかりづらいルートへと変わっていく。 そして後半はルートがわからなくなり、地図とコンパスで進む方向を確認しながら道なき道を移動することになる。 最終的に御池小学校から登ってくるルートに合流するのだが、今回は高千穂峰へは登らず、二子岩で休憩をとったあと、 ルートを再確認するため再度同じルートを下山。 やはり不明瞭な場所では登りのルートとは違う下りルートを移動する格好となった。 この「小池ルート」は非常に面白いルートだと思う。 途中までは雄大で閑静な森林帯を抜け、目印も沢山あり、尾根沿いを歩くことから危険も少なく、 とても「廃道」とは思えない立派な登山道だ。 一方で核心部分は地図とコンパスを駆使したルートファンディングが必要で、部分藪漕ぎもある。 微妙に残された踏み跡を探すのも面白い。かすかに白テープも残っているが、 要所要所で見かける「大幡山岳会」の標識がありがたい。 登山者も極端に少なく、かつ不明瞭なところも散見されるので、出来ればグループでの登山が望ましいが、 確り読図が出来れば一人でも難しくはないと思う。 いつか「小池ルート」と「東神社ルート」の間に存在する尾根を登ってみたいとは思う。 ただ岩登りのスペシャリストが必要な尾根ではある。

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