高鉢山 林道歩きの果てに…

2018.12.08(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 17
休憩時間
1 時間 19
距離
8.6 km
のぼり / くだり
702 / 702 m
1 39
1 22

活動詳細

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 昨日、冬が到来し、高見山地に霧氷の季節が訪れたところで、明日は三峰山のすぐ南に位置する高鉢山に登ってみようと決める。霧氷に覆われた三峰山を遠望できるのではなかろうか。  今朝外に出ると、思いの外好天で、さほど寒くもない。期待ははずれそうだが、初めて登る山だ、まあいいだろう。  集会所の脇に駐車させていただき歩き始める。地図を見て予想した事だが、やはり長い林道歩き。登山道の看板に従って行くとやがて、直ぐ南に迷岳、遠く西には台高山脈の山々が見え始め、気分が高まる。皆さんのトラックログなどを参考にすると、林道を離れ山道に入る地点があるはずだが、どうもはっきりしない。少し行き来して、結局古く荒れた林道をたどって、小さな「高鉢山」の道標にいたる。途中には大きな道標というか看板がたくさんあるのに、大切なところで「お好きにどうぞ」、といった感がある。  この小さな道標は標高680mあたりだが、ここから山頂までは、急な山腹を直登する事になる。雑木の間にジグザグの道がつけられているようだが、落ち葉が積もってそれもはっきりしない。木々もまばらなのでまっすぐ山頂をめがけて登っていく。  やがて広く平坦な山頂域に至る。展望は東に開けており、飯高・飯南の山々を超えて、松阪の市街地。伊勢湾まで望むことができる。南方も開けて、迷岳が迫ってくる。頂上周辺をたどれば、やがて北に三峰の山脈が木の間に見渡せる。  晴れたり曇ったりの山頂で、風を避けてカップ麺やコーヒーなどいただいていると、雪が落ちて来た。迷岳は白く烟っている。  降りは、皆さんのトラックログを見ると、尾根筋、谷筋いくつかのルートがありそうではあるが、山道が付いている訳でもなさそうで、天気も考えると往路を引き返すべきと思いさだめる。  山腹の急斜面を降ったところで、小さな「お帰り」はこちらの道標。降ると林道に出逢うが、登りではとても気づきそうもない。  ここから、往路と同じ林道をたどって下山となった。  早く下山したので、向かいの三峰山の登山口を見に行くことにした。これまで高鉢山を意識して眺めた事がなかったのと、三峰のユリワレ登山道が、今年の台風以後使えなくなっていると聞いたので、それも確かめたくて車を走らせた。福本登山口まではどうもないが、ユリワレ登山口の少し手前で林道は大きく崩落しており、車はもちろん、歩いて通過も困難な状態になっている。しばらく修復もままならないだろう。  福本登山口あたりで高鉢山の山容を眺め、帰路についた。

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