活動データ
タイム
04:15
距離
8.8km
のぼり
803m
くだり
717m
活動詳細
すべて見る渦森橋バス停→石切道→分岐→指差岩→五助滝→ガーデンテラス→神戸ゴルフ倶楽部→寒天山道→渦森台 前から気になっていた五助谷へ行って来ました。 五助ダムから始まる谷ですが、事前の調査で堰堤越えが危険だということだったので、石切道からのショートカットコースで行きます。 渦森橋バス停からちょっと戻って、住吉霊園方面への道を入ってすぐに、右手の階段を上ります。通称「300段階段」と言って、地元の渦が森小学校の通学路になっています。数えたら310段ありました。恐るべし渦っ子! 階段を上ると、すぐに「くるくるバス」の「エクセル東」バス停です。JR住吉から乗って来ると楽ですね。 バス停の先を左に折れて、林道に入って行きます。 林道を10分ほど歩くと、石切道や打越山との分岐があり、石切道に向かいます。 石切道を20分ほど登ると、住吉霊園から上がってくる舗装路に合流し、さらに5分ほど歩くと分岐に出ます。石切道はここから左の山道に入りますが、今日は右の舗装路を進みます。 やがてちょっとした広場(直径約10m程)で行き止まりになります。五助谷へは、広場左奥からの踏み跡を辿って下って行きます。不法投棄された冷蔵庫が目印です(>_<)。このあたり、斜面にも不法投棄された家電製品が幾つかあります。腹立たしい限りです。 さて、急斜面に付けられた踏み跡を辿ってトラバース気味に下って行きますが、ところどころ崩落しているので慎重に歩かなければなりません。下ること12〜13分で五助谷に降り立ちます。着いたところに「指差岩」があります。 ここからは、岩がゴロゴロした決して歩きやすくない流れを遡って行きます。10分も歩くと、五助滝が現れます。3段に流れ落ちる20m近くもある見事な滝です。西山大滝や大月地獄大滝に匹敵するようないい滝ですね。気に入りました(何気にエラそう)。 しばらく五助滝に見惚れたあと、滝を巻きますが、道は右の枯れ沢をちょっと登って左に付いており、滝の落ち口に出るようになっています。 滝の上にはすぐに堰堤が立ち塞がり(D1)、赤テープを目印に右から巻いて越えます。 しばらく行くと、鋼鉄パイプの堰堤(D2)が現れ、通り抜けます。 この辺りからしばらくは、感じのいい小滝が連続する気持ちのいいエリアです。巻いたり直登したりしながら進みます。 次の堰堤(D3)は、大岩を回り込む形で右側から登りますが、笹や木を掴みながらの急登で、堰堤上に出るところはロープにつかまりながら登ります。ちょっと苦労するところです。 その次の鋼鉄パイプの堰堤(D4)は、流れ落ちてきた岩が3mほども積み上がって行く手を塞いでいます。自然の脅威を感じますね。一番左に石や木で足場が組まれていて(あざーす)、何とか乗り越えましたが、背の低い人は独力では難しいかもしれません。 次の堰堤(D5)は、左右両側にステップラダーが付いていましたが、私は右側から越えました。 堰堤を越えたところで谷は二股に分かれており、水は左側から流れて来ますが、ここは奥に堰堤が見える右股(直進)の枯れ沢を詰めて行きます。 次の堰堤(D6)は左から越え、すぐに現れる堰堤(D7)を左から越えると、正面にガレガレの急な沢が見え、これをガシガシ登って行くことになります。岩ゴロゴロで決して歩きやすくないですが、急登なのでどんどん高度は稼いでいるようです。 やがて周りに笹が増えてきて、正面に崩れた土の崖が現れます。これを手前から左側に巻くと、笹原の中を踏み跡とテープ・リボンを頼りに登って行き、ガーデンテラスの建物下にたどり着きます。右から回り込んで階段を上ると、ガーデンテラスの駐車場にでました。 今日はフードテラスではなく、西側の見晴らしテラスでランチにしました。 フードテラス側からだと西側の展望がないので、見晴らしの塔に上り、観光客の方々と一緒に摩耶や須磨・淡路島方面の展望を楽しみました。 ガーデンテラスからは全山縦走路を西に、ゴルフ場を通り抜けてケーブル山上駅方面に降り、寒天山道を下って渦森台に帰って来ました。 五助谷は、五助滝は一見の価値ありで、その上の小滝群まではなかなかいいところですが、D3から上はコースも厳しくて苦労する場所もあり、あまりお勧めしません。伸びてきそうなイバラも見ましたし、これからの季節は特に。
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